とうとう来日、JPP!! その3

 きっと大方の予想通りであったろうなとは思うのですが、行ってきましたよ、札幌へ! JPPライヴ@札幌ちえりあホール

 今回のJPPのツアー全3公演のうち、唯一のPAありの、そしてワンステージライヴでした。

 コンサート前日である8日は、とにかく9日に休みが半日もしくは一日取れるように、ひたすら仕事しまくり。翌日にそれを残さないようにして、なんとか9日に14時30分の飛行機に搭乗。16時には新千歳空港に到着、電車で移動して予約していた札幌市内のホテルにチェックイン、ゆっくり休む間もなくコンサート会場のちえりあホールへ。

 武蔵野や伊丹に比べると、少し大きなめなホールに、もしかしてPA?いやいや、そんなことはないか、なんて思っていたら、今回のツアーで初のPAありに少々驚き。カウスティネンで聴いたことがあるJPPのライヴはほとんどPAありだったので、これまた非常にテンションのあがる出来事だったのでした。

セットリスト

Lundgren
Tomahuta
Vanha Paimenen Soitto
Kalevan Polkka / Artun Polkka
En till Sven
Onnen Päivät
Engel
Irish Coffee
Mollisotiisi / Thores Schottis
Murhe
Penssarin Polska
Rintalan Hekin Polska
Taklax G
Antin Mikkon
Bjudan Marsch
Hämmennys
Stuffologie

*Juottomarssi
*Tuuko-Nikolai Valssi
*Uljas Polska Från Vårdö

-Finnish Gypsies
--Tango de Caro

*は7日に楽器のワークショップをやった際、参加されたみなさんがJPPと一緒にステージに乗って演奏した曲です。参加楽器はフィドルやカンテレはもちろん、アコーディオン、鍵盤ハーモニカ、トランペット、馬頭琴なんかもあって大賑わいでした。[追記 11/11: WS参加者と演奏した最後の曲名が分からなかったのですが、WSにも参加されライヴ当日オープニングアクトもつとめられた、カンテレ奏者のあらひろこさんにタイトルを教えていただきました。あらさん、ありがとうございました]

 前の2回はアコースティックだったので、どんな違いがあるかと思っていたら、さほどは何もなかったかな。個人的には「いつものJPP」。広いステージの横幅をまんべんなく使って6人が横並びになるのを見て、「そうそう、これこれ!」なんて思ったり。
 あいだに休憩がなかったからか、彼らの音楽に集中することができて、本当に楽しかった。疲れているだろうに演奏レベルを保っているのはさすが、としか言いようがない。あの飄々とした雰囲気は、本当にかっこいいよなー。個人的に、JPPが一番輝いている点だと思う。
 アンコールは2回。2回目は予定なしのアンコールだったみたい。拍手で2回目に呼び出され、さりげなく始まったTango de Caroは気負いがまったくなくて、自然なタンゴで、聴いててなんかいろんなことを思い出しちゃったりしたなあ。フィンランドはタンゴが盛んな国で、JPPをはじめとして、いろんなバンドがよく演奏してるんだけど、絶品はやっぱりJPP。「JPPが演奏する、フィンランドの(もっさりとした/笑)タンゴが一番好きだー好きだー好きだー」と叫びたくなりました(ここに書かれているのはすべてほめ言葉です)。

 終わりって本当にさびしい。すごく濃密だったJPPとの時間が終わってしまって、終演後は気が抜けてしまい、サイン会を行っているメンバーを遠くから眺めているだけでした。時間が経ったらだんだんと意識が戻ってきて、こちらに気付いたメンバーたちに手を振ったりする余裕も。伊丹で帰り道に一緒に歩いていたアルトとマッティには「北海道は行きたいけど行けないと思う」と言っていたので、「なんでいるの!?」と驚かれた。ことの次第(月曜日に一生懸命仕事をして、それを終わらせて、火曜日に休みを取り、札幌公演に来た)を話したらすごく喜んでくれたので、行って本当に良かった。カウスティネンと日本で会って話をしたことがあるのは、アルト、ティモ、アンティの3人だけだったので、マウノ、トンミ、マッティとも仲良く?なれてうれしかった! みんな気さくで本当にやさしい。

 メンバーから「来年のカウスティネンに来る予定はあるの?」と聞かれ、「うーん、分かんない。行きたいとは思ってるけど……」とだけ返事しておいた。行きたい気持ちはあるけど、現段階では何とも。プログラムが発表されるであろう、来年の春に期待して。

|

とうとう来日、JPP!! その2

 やっぱり武蔵野の公演を見て、伊丹公演に行くことにしててよかった……!
 ということで、行ってきました。JPPライヴ@伊丹アイフォニックホール

 今日はオール・トラッド・チューン。そんなに数多くJPPのライヴを見たわけじゃないけど、聴いている限りではすべてトラッドってなかった。カウスティネンで踊る真夜中のハイライト、ナイト・カドリーユですらオリジナル曲を演奏してるくらいだもの。完全にトラッドばっかりって初めての経験。これを事前情報で知っていたので、それはもう、楽しみで楽しみでしょうがなかったのでした。

 ステージに登場したペリマンニたちは、いわゆる典型的なペリマンニの格好(黒のスラックスに白のワイシャツと黒ベスト)! JPPとしてみんながペリマンニスタイルをしていたのは初めて見た! これはちょっとレアだった~。うふふ。これだけでも行って良かった。見た目と演奏とで、当然またもやカウスティネンにトリップですよ。
 演奏はもう、なんと言うか、すばらしいの一言(文才なくてすみません)。会場の空気は完全にカウスティネン。とくにマウノ! トラッドだからなのか、水を得た魚かのようなのりのりっぷり。武蔵野もかっこよかったけど、今日のマウノは一段と輝いていました。いや、もう、めっちゃくちゃカッコよかった! 武蔵野とはまた一味違った、というより、まったく毛色が違ったライヴに大大大満足。オリジナルが入ってるライヴもJPPなんだけど、トラッドばかりというのもJPP、とどちらもまったく違和感がないんだよなー。どちらも大好き。

 よし、セットリスト載せちゃうぞ!

--1st set
Lundgren
Norsk Schottis
Vanha paimenen soitto
Bjudanmarch
Kalevan polka / Arttun polka
G-duuri masurkka
Tjöck
Bromarvin polska
Puikkoristikko
Hårgalåten
Molli sotilsi / Thores shottis

--2nd set
Arvon alotus
Polska kuortaneelta
Ragvals
Kringellek från Siljansnäs
Surumarssi
Menuetti ja polska
Lapväärtistä
Mylly polkka / Eriks polkan
Penssarin polska
Rintalan Hekin polska
Taklax G
Antin Mikko
Lampaan polska
Karjalan yleiskatrilli

-Yö saaristossa
--アーテペリコ(スペル分からず)

 さすがトラッド。聴いたことがない曲が何曲かありました。中には20年ぶりに演奏した、という曲もあったみたい。
 アンコールは1曲だけのはずが、お客さんに促されてもう1曲増えたのかな?と思います(N3や武蔵野のアルトを見てれば分かるんだけど)。セットリスト見て改めて、こんなにたくさん演奏したのか!とビックリ。満足しないわけないでしょ。個人的には、ナイト・カドリーユでメドレーで演奏してるのしか聴いたことがない曲を単独で聴けたのがうれしかったな。お客さんもとっても良くって、メンバーも感激してました。
 理由あって、この日はがんばって着物でコンサートに行ったんだけど、みんなから着物をほめてもらえてうれしかったな~。思い出思い出。

 ここで日本でのJPPのライヴ体験は終わりかと思ってたのに、むくむくと札幌行きを考えるようになってしまってマス……。別れ際、アルトに「じゃ、また札幌で!」とか言われて(札幌は行きたいけど行けないと言ってある)、非常に今迷ってます。これじゃあ、バカといわれても仕方ない。でもだって。日本で見られるなんてもうきっとないだろうから、最後まで全部見たいって思っちゃう。まあ、日本で見れなくてもカウスティネンに行けば見られるわけだけど、あちらはフェスティヴァル、こちらは単独公演。内容の濃さはどちらも濃いけど、内容がぜんぜん違う。そう思うとやっぱり札幌行きたいと思ってしまってね……。後悔だけはしたくないので、なんとか前向きに。

|

とうとう来日、JPP!! その1

 この日をどんなに待ったことか。記念すべき日!
 JPPライヴ@東京武蔵野文化会館小ホール

 初めてJPPのアルバム“String Tease”を聴いてから、どうしてもライヴを見てみたくて、フィンランドのカウスティネンへ行ったのは2005年。それから06年、07年、09年と4回カウスティネンでJPPのライヴを見てきた。いつか来日しないかと心待ちにしていたら、とうとう今年2010年、来日決定。そして東京、大阪、北海道でライヴをすることに。この夢のようなニュースに心踊り、そして地に足がついてない状態で11月3日の東京公演を迎えました。
 全員が東京に揃うのが2日と知り、前日は遠足を明日に控えた子供のように、ドキドキしすぎて朝方まで眠れなかった。本当にJPPが東京にいるのか、6人が揃っているところを見るまで信じられなかった。

 客席はほぼ満員。みんなが期待してるからか、なんとなく客席も落ち着かない感じ。
 そして座席に座り、客電が落とされたときは心拍数が急激に上がり、6人がステージに現れたときは、もう倒れそうなくらいに感激。ステージ右からベースのアンティ、ハーモニウムのティモ、フィドルのマウノ、マッティ、アルト、トンミが並んでいるのを見て、気持ちが一気にカウスティネンに飛んでしまったのは言うまでもなく。「ああ、いつもカウスティネンで見てる立ち位置に全員が並んでる……!」。
 1曲目の演奏が始まった途端、ステージ後方にあるパイプオルガンが視界から消え、そこはまるでカウスティネンの会場、LukionsaliかKulbiか。ホール内は弦楽器とハーモニウムの音がいっぱいになり、体中がJPPの音楽を堪能。しかも、フェスティヴァルだと1時間くらい(JPPは優遇されているからなのか、これでも他の出演者たちよりも時間が長い)の演奏で終わってしまうけど、このツアーはもちろん単独公演。2時間近くもJPPのライヴを聴けるなんて! 座っている位置が良かったのか、カウスティネンで見るよりも、6人がいかに細かいことをやっていて音を紡いでいるのかがよく見えておもしろかった。フィドルの4人はファーストとセカンドのパートに分かれて違う旋律を弾いていることが分かっているにしても、ひとりひとりのボーイングが違うのが、いつもどおりで見てて楽しかった。そしてあの音の絡み合い! CDでさんざんJPPを聴いていても――改めて言うことじゃないけど――ライヴが一番おもしろくて楽しくて最高にすばらしい、JPPってそういうライヴバンド。スピード感が全然違うもの。そして、フィドルが4本というのは、響きがちょうど良い豊かさで、一人や二人じゃできない音作りになるのがまたいい。
 ライヴのあとはいつのものように放心状態。ものすごいハイな気分で聴いていたからか、一気に脱力しちゃった。まだまだずーっと聴いていたいという気持ちがムクムクと膨れ上がって困ってしまう。

 北海道のネタバレにならないように、セットリストはあげないでおこうかな(いや、同じセットリストになるかどうかも分からないし、3日のセットリストは他の人がすでに上げてるかもしれないけど)。[追記 11/11:最後にセットリストアップ]でもちょっとだけ書いてしまうと、フィドル4人のうち3人のソロがある。これが本当に本当に最高に良かった! メンバーのソロなんてなかなか聴く機会ないもん。おもしろかったのは、シーンとした会場にあるソロ演奏者の左手が弦を押さえるたびに、指板から指が当たる音が聴こえたこと。それがまた何とも良くってね……しみじみしてしまった。
 JPPのライヴ、これだけは言える! 新旧のアルバムからいろんな曲が演奏されていて、ずーっとワクワクし通しになること間違いなし! 絶対楽しいから、絶対聴くべき。

 ライヴ会場では、JPPの新譜“Live in Duluth”が販売されています。CD2枚組。アルトとティモがノルディック・トゥリーで来日したときには間に合わず、あとから来た4人のメンバーが持ってきたという出来たてのホヤホヤCD。持ってきている枚数が少ないらしいのですぐに売り切れちゃうこと必至。その他にも入手しづらい旧譜も数タイトルや個人で持ってきたJPPとは違うバンドのCDなども販売されていました。
 大阪、伊丹での公演は、オール・トラッドなんだそう。いつもライヴで聴いている曲が聴けない寂しさがある一方で、ライヴでは一度も聴いたことがない曲が聴けるんじゃ!?と楽しみでもある。
 よーし、次は伊丹公演だー!


セットリスト
(ただ、時間が経ってしまってるのと、解読できない自分ながらの暗号もあって、非常に自信がないです……間違ってたらすみません)

Lundgren
Tomahuta
Vanha Paimenen Soitto
Engel
En till Sven
Onnen päivät
Pelimannin kosto
Sininen Valssi
Hale-Bopp
Murhe

Kalevan polkka / Artun Polkka
Mollisottiisi / Thores Schottis
Konstan parempi valssi
Penssarin polska (Mauno)
Rintalan Heikin polska (Matti)
Taklax G (Arto)
Antin Mikko
Tango de caro
Häämarssi
Kalmari Special
Stuffologie

-Roudaneristyspolkka
-Tilkkapolkka
--Bjudan Marsch

|

2010年11月、JPPが来日ですよー!!

 とうとう……。
 とうとう、あのフィンランドを代表するトラッド・バンド、JPP(Järvelän pikkupelimannit)が日本にやってくるー! 年の瀬にすごいニュース。昨日THE MUSIC PLANTさんのブログで発表され、一人お祭り騒ぎでした。そしてこのタイミングで、なんとNordik Treeのライヴも実現! すごい技です。

 日本で彼らがどのようなライヴを見せてくれるのか、本当に本当に楽しみ~。フィンランドで見るJPPのライヴとはまた違った楽しみ方ができるかもと、もう今からワクワクしっぱなし。
 ライヴの日程などはまだまだのようですが、北海道でライヴの可能性がありそうです。行くしか。
 THE MUSIC PLANTさんのブログにて詳細をチェック。
http://musicplant.exblog.jp/12527468/

 このことが発表されたのは、「Nordik Treeをやらない理由」というTHE MUSIC PLANTさんのブログに連載されていた記事の中ででした(ちなみに、LAUの来日もここで発表されてました。やったね!)。
 この連載はすごいですよ。代表の野崎さんの仕事の大変さ、つらさ、そして楽しさに溢れていて、アートマネジメントを目指す人には教科書のような記事です。読み物としてもめちゃくちゃおもしろい。ぜひご一読を。
 連載が一段落したようなので、全部のリンクをここに。

Nordik Treeをやらない理由1
Nordik Treeをやらない理由2
Nordik Treeをやらない理由3
Nordik Treeをやらない理由4
Nordik Treeをやらない理由5
Nordik Treeをやらない理由6
Nordik Treeをやらない理由7
Nordik Treeをやらない理由8
Nordik Treeをやらない理由9
Nordik Treeをやらない理由10
Nordik Treeをやらない理由11
Nordik Treeをやらない理由12
Nordik Treeをやらない理由13

|

JPPのmixiコミュニティ

 カウスティネンでのライヴの興奮がなかなか冷めないため、そのままの勢いでJPP(イーペーペーの「イー」にアクセントをつけて発音すると、フィンランド語っぽくて良いカンジです)のコミュニティをmixiで作ってしまいました。ディスクのリストはかなり詳しいと思います。興味のある方はぜひ。

JPP(フィンランド)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4438181

 コミュニティ掲載用にディスクのリストを作っていて思ったんだけど、昔のアルバムは手に入りにくいものばかりで残念だなあ。「これぞ西フィンランドのフォーク・ダンス・ミュージック!」といった感じでとってもおもしろいんだけど。

|

JPPのステージ

 完璧見落としていました。
 今年の夏に行われるKaustinen Folk Music Festivalで、JPPのステージはあるようです。やったね!
 16日にNight Quadrille、18日にKlubiの2ステージ予定。よかったよかった。

 2日後の4月1日、カウスティネンの今年のプログラムが発表される!!

|

いつ見ても笑ってしまう

 このページの左側にあるArto Järveläの顔を覚えたあとに、こちらのページをスクロールして、一番下にある画像を見ると、おもしろいと思う。たぶん。CDで初めてこの画像を見たとき、爆笑したっけな。

|

いろいろと

 書きたいことはあるけど、うまくオチを付けられないものを小ネタ風に、気ままに列挙。
 まあ、きっと小ネタにもならない。

●ちゃんと書きたかった。実は聲明を聴きに、国立劇場まで。僧たちによって奏でられる不思議な音とハーモニー、声に、しばしトリップ。雅楽も一緒に見ることができたのは、幸せで体が震えるほど。やっぱり宮内庁のを見に行きたい。

●最近何かが足りないと思っていたら、Les Frèresだった。プレ・メジャーデビューCDも買いました。演奏はもちろん、守也くん、圭土くんそれぞれの特徴をよく生かした選曲に、ブラヴォー。でもCD。彼らの良さを実感するには、やっぱり生でライヴを見なければ。少なくとも年内に一回だけでも見られるといいんだけど。

●先日、夏以降抱えていた仕事が終了。「ふたりのピアノ うたとひびきのアンサンブル」というタイトルで、全国の楽器店・楽譜店で発売されます。内田勝人先生特有の前衛的な音楽ではなく、オーソドックでありながらえらくエスプリのきいたかわいらしい曲ばかりが収載されてます。導入期のピアノ学習者でも「音楽」を演奏することができる連弾楽譜です。店頭で見かけたら手にとってみてください。森の中を赤い鳥が2匹飛んでいる表紙が目印。10月下旬発売予定。そして、現在2冊目も進行中。こちらは11月下旬発売予定。

●25の練習曲で有名な作曲家、ブルクミュラーのピアノ・トリオを、会社の人たちとやっている「ピアノ楽譜研究会」で演奏しました。これは25の練習曲の中の数曲を、それ用に編曲した楽譜で、結構ユニークな響きもあり、なかなかおもしろく、ちょっと病みつきです。楽譜は東音企画さんから出てます。

●ハイな気分になりたいときに聴く曲を列挙したいのだ!
 Norska Bräder (Väsen)
 Ploska (Väsen)
 Bambodansarna (Väsen)
 Appallachen/Polskejig (Väsen)
 Speedy Slam (JPP)
 Kalmari Special (JPP)
 Myllypolkka Ja Eriks Polkan (JPP)
 Jokijenkka (Frigg)
 Hopsa Aus Raaby (Haugaard & Høirup)
 Peer Reel (Harv)
 Joker (Les Frères)
 Ballyogan (Lúnasa)
 Jorunn Jogga (Majorstuen)
 Ellin Polkka (Maria Kalaniemi Trio)
 Säckpipslåt från Norra Råda (Mikael & Leo)
 Rumanian Folk Dance (Bála Bartók)
 Klavier Quartet Nr.1-4 (Johannes Brahms)
 Toccatina -8 concert etudes (Nikolai Kapustin)
 Minesootan Tango (Pinnin Pojat)
 Dalpilen (Swåp)
 Lellupuo-Ilkoon Frioomarssi (Troka)
 Virtaa (Tsuumi)
 Polkka efter A (Tsuumi)
 あ、挙げすぎた……。でも、まだ足りないっす。ここに挙げた曲は聴くだけでハイになれる。仕事前に聴くのが吉。ここ2ヶ月ほどの間、狂ったように延々リピートして聴きまくっているのはTsuumiのVirtaaでございます。急緩急と変化するこの曲、超カッコイイです。とくに6分47秒あたりからは圧巻。音量最大にして聴きたくなる。ダンサーのパーカッシヴなタップが自然と気分をハイにしてくれます。最後のフィドルとアコの早弾きや転調部分はいつもニヤリとしちゃう。カウスティネンでこの曲を演奏するTsuumiを見ちゃったからなー。またライヴ見たいな。見れるといいな。

●今度初めてお仕事でご一緒させていただく先生のご自宅へ、ご挨拶がてら打ち合わせに。楽しくお仕事できそうな予感。これからが楽しみです。この楽譜は来年発売予定。

●商品化権ビジネスのトレードショー、ライセンシング・アジア2006というのに行ってきました。会場に入ると、世間でよく見かけるキャラたちに出迎えられ、微妙にうろたえました。主に企業のキャラクターライセンスの商談が行われる中、場違い感ありありな自分に一笑。クリエイター・ブースに、先日お仕事をご一緒させていただいたイラストレーターさんが出展されていたので、ご挨拶に。その方が作ったキャラは、数年前にあった個展で出会い済み。いつの間にかそのキャラの仲間も増えていてにぎやかに。仕掛け絵本ですってよ! さあ、商品化してください、大手出版社さん。それから、このキャラでグッズを出してください、大手おもちゃメーカーさん。そして大学の先輩イラストレーターさんとも知り合えました。会場を出ようと歩いていて目に入ったブルーナのミッフィー。じっと見ていたら塗り絵をくださいました。立ち止まってみるもんです。

●明日から沖縄。

●忘れてません。写真の焼き増しとか、そのほかいろいろと。待ってくださってる方々。本当にごめんなさい。あともうちょっと待ってください。準備はカメながらも、ちゃんとやってます、ホントです。

●ああ! 私信まで書いちゃった。

|

あっつい……

 ただーいまっと!(まんがはじめて物語のモグタンとお姉さん風に)
 いやー、予想はしてましたが、日本は暑い。ただ暑いのではなく、蒸し暑い。

 実は(といっても、実は、ではないのですが)、フィンランドはカウスティネン、スウェーデンはストックホルムへ行ってきました。7日に出発し、8日の昼間にカウスティネンへ到着して、16日の朝まで滞在、同日ヘルシンキより船でストックホルムへ移動して、19日の朝にストックホルムを出発して、20日の昼間に自宅に到着しました。こんなに長く旅行したのは、初めてだ。
 詳しくはまた後日。JPPのライヴはアコースティックで最高だったし、ペリマンニの真髄を見たし、ヴァーサ号博物館はめちゃくちゃおもしろかったし、なんだかもう、いろいろといろいろと楽しかった! ただ、予期していた以上の出費が続き(2国とも物価高だから……)、超貧乏な旅行だったのは、なんだか(笑)。

 では、向こうで買ってきたCDなどをリストアップ。昨年みたいに、はじめてみるCDが少なかったので、購入枚数はめちゃくちゃ少ない。

Nordik TreeArtology / JPP / OArtCD4
Nordik Tree / Nordik Tree / NDTCD006
Semmosta. / Hyperborea / KICD95
Ampron Prunni / Ampron Prunni / AMPRCD06
Näppärikurssi 2006 LIVE / Näppärit / NÄKCD06
Miette / Johanna Juhola / TEXCD070

おまけ
Kaustinen Folk Music Festival 1998 / Kansantaiteenkeskus
Fiddling it all back home / VISI02

 Artologyは持ってるけど、JPPのライヴ終了後CDを販売していた場所にArtoがいるのを見つけ、サインをもらおうとまた買ってしまいました。もちろんサインもらいました。
 カウスティネンですばらしいライヴを3回も見てしまいました、Nordik Tree。音楽も演奏も最高にかっこよくって、VäsenとJPPを除けば、今自分の中ではナンバー1。そしてマイブーム。超マイブーム。思いっきりマイブーム。デジカメで撮った1曲分の動画は、旅行中に何度見返したことか。
 Hyperboreaは、FriggのPetri Praudaが参加しているバンドなので、目はつけていた。ライヴを2回聴くチャンスがあり(本当は3回のはずだったのに……)、音楽もかなりよかった。アコーディオンのAntti Paalanenがめちゃウマでびっくり。
 おまけの2つは、上が1998年のフェスティヴァル映像を収録したビデオ、下が昨年のカウスティネンのフェスティヴァルで行われた5組のライヴ映像(抜粋)が収録されたDVD。JPPとFriggだけとりあえず見たんだけど、2組ともかっこよすぎ。ただ、Friggは今年のライヴの方が段違いによかったな。

 コメントくださったお3方、ありがとうございました。ここまで書いて力尽きたので、後日お返事します。

|

オフィシャル・サイトができていた

 ちょっと見たいことがあって、JPPのサイトへ行こうとしたら、Not Found。あれー?

 よく調べてみると、これまでHoedownのサイト内にあったJPPのページがリニューアルしてて、その際にURLを変えて、情報とかは別サイトとして独立させたみたい。
 さっそくリンク。
JPPオフィシャル・サイト
Hoedown内にあるJPPページ

 はいっ、オフィシャル・サイトに注目ー。
 Discographyが以前よりバージョンアップしてる! JPP絡みのディスクも追加されてるし、Artologyもやっと掲載。
 Concertsも新情報がアップされてる! 6月のドイツツアー(ちょうどW杯時期! JPPの誰かがW杯を見たくてブッキングしたのか? 笑)と、夏のフィンランド、秋のノルウェーの情報をゲット。
 Galleryが新たに追加! まだ準備中みたいだけど、そのうち充実することを祈って。……1年後、かな。

 はいっ、HoedownのJPPページに注目ー。
 ここに掲載されている写真は、昨年のKaustinen folk music festivalで行われたJPPライヴ最中の写真だと思います。そうそう、こんなうず巻きみたいなライティングだったんだよ……。

 JPPのページが更新されていたので、当然期待するのは、Trokaのページ。ふふふ。更新されていました。
Hoedown内にあるTrokaページ
 ここに掲載されている新しい写真は、新譜Raharinkiのバックカードに掲載されていたのと同じものです。

 JPPも前作のString Teaseから8年ぶりに新譜をリリースしてるかと思えば、Trokaも前作のSmashから7年ぶりの新譜リリースだったのか、と今気づいた。きっと、Timoが忙しすぎるっていうのが問題なんだろうなあ。

|