ラ・フォル・ジュルネ2008、終わる

 5月2日から6日まで、東京国際フォーラムで開かれていた、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭が閉幕。5日間、シューベルト漬けでした。こんなにシューベルトばっかり毎日聴いたのは、人生初めて。
 聴いた公演数は20ほど。公式ブログの取材があったとはいえ、いろんなコンサートを聴けて楽しかった。
 今年の自分的うれしい出来事だったのは、古楽アンサンブルのリチェルカール・コンソートを知ったこと。会場でCDを5枚くらい厳選して(本当は全部欲しかったんだけど、ぐっと我慢した)買ってしまった。リチェルカール・コンソートの代表であるフィリップ・ピエルロさんとお話をしたとき、すごく丁寧にいろいろ教えてくれたのが印象的だった。彼が演奏していたバリトン(Baryton)という珍しい古楽器を目の前で見ることができたのも、至福の時。もちろん、ピアニストのラーンキと少しだけとはいえ、言葉を交わせたことも。

 来年はバッハ。古楽器系アンサンブルがたくさん聴けるのを祈って。
 再来年あたりにブラームス希望(笑)。

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北ドイツ

 短い時間しかとれなかったんですが、先週から北ドイツへ行ってました。たった5日間の旅。みじかっ!
 今回もなんだかんだ言って、コンサートを聴いてきました。伝統音楽ではなく、バッハのマタイ受難曲。これが本当にすばらしかった。

 いろいろとやる気がでました。頑張ろっと。うん。写真は後日にでも。

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春、3月

 夜はまだまだ寒い日が続いてますが、昼間はだんだん春めいてきました。桜の開花予想も出て、春はもうすぐ。
 なので、トップのバナーをさわやか系に。新しいのを用意できなかったので使いまわしですが。すこーんと抜けるような青空の下、景色がすごくきれいだったストックホルムを思い出し、また行きたいなーとぼんやりと考えてしまいました。写真はガムラスタンの王宮。

 話は変わって。
 昨年12月にMickaelが参加しているアルバムTimber!がリリースされ、早く購入できるようにならないかと、Sweden Music Shopを日参し続けて3ヶ月弱。やっとSMSにアップされたので、さっそく注文。でも1枚だけじゃ、なんだかもったいないので、ほかにもCDを買おうと、ちまちま検索していたら、あっという間に4枚が決まり、オーダーしました。4枚とも古楽系。商品到着までワクワクしながら待つことにします。

 5月といえばゴールデンウィーク。ゴールデンウィークといえばラ・フォル・ジュルネ。もう季節の風物詩になった感あり。
 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのタイムテーブルが発表されて、気持ちは早々とゴールデンウィーク気分。発表された当時はまだ未定だったものが、だんだん決まってきてるようなので、チェックは怠れない。ラ・フォル・ジュルネでだからこそ聴けるプログラムも盛りだくさんなので、体がいくつあっても足りない。公式ブログで、本番まで行われるソムリエ・サロンの様子などが更新されていきますので、こちらも要チェック。

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ナントのラ・フォル・ジュルネ

 東京(と今年初めて行われる金沢)に先駆けて、フランスのナントで行われていたラ・フォル・ジュルネが終了。公式ブログ隊の隊長とメンバー2人が現地に行き、その模様を公式ブログでレポートしています。USBで曲を販売してる話を読んで、自分で欲しくなる。
 もう2人とも帰国していますが、向こうでの様子が2人が持っている個人ブログにもアップされていたので拝読。睡眠時間は少ないわ、ぎちぎちのスケジュールだったわ、ネット環境があまりよろしくなかったらしかったわで、大変だったようだ。本当に本当にお疲れさまでした。

 もう少ししたら東京や金沢でのプログラムが発表されるのだろうか。楽しみ。
 今年はゴールデンウィークがずーっと晴れますように。

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初めてにチャレンジ

 レコーディングは予定日に無事終了。最後は帰りの時間を気にしながら焦り気味になってしまうかと思いきや、演奏者が底力を見せてくださり、余裕を持って帰途につくことができました。
 関係者のみなさん、本当に本当にお疲れさまでした。バルトーク漬けの中、いろんなことを話し、アドヴァイスをもらい、仕事への意欲を掻き立てられ、いろんな意味でめちゃくちゃ濃いぃ3日間でした。楽しかったです。
 このCDは、3月19日にクリエイティヴ・コアから発売されます。演奏者はバルトーク研究家でピアニストのパップ晶子さんです。

 さて。話は変わりますが。
 昨日初めてiTunesで曲をダウンロード購入してみた!
 これ、歯止めが利かなくなるので、自制心をもって購入する段にならないと、かなり危険。最初から10曲ほど決めておいて、見つかったものをDL。購入したのは下記8曲。うーん、こうやって並べてみると「分かりやすすぎ」と言いたくなるな……。分かる人には分かるラインナップ。

Sexy Love (Ne-Yo)
SexyBack (Justin Timberlake)
Body Language (Queen)
Tambourine (Eve)
Let's Get Loud (Jennifer Lopez)
Ain't No Other Man (Christina Aguilera)
Girlfriend (Avril Lavigne)
The rockafeller skank (? よくわかんない)

 このシステムは、アルバムで買うまではいかないけど、この曲だけはどうしても欲しい!というときに非常に便利だー。曲単位で購入してみて、初めて気づきました。あまりにも簡単に購入できてしまうので、これからもちょこちょこ使ってしまいそう。本当に自制しなければ。
 どれ、とは書かないけど、2曲ばかりものすごく音が悪いのがあって、購入損した気分。試聴は慎重に、ってことか。

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レコーディング2

 今日も録音。ミクロコスモス第5巻が終了。明日は第6巻です。

 ピアノの調律をしているところを見るのが好きです。グランドのを見るチャンスはなかなかないので(自分が持ってないから)、レコーディングのときは、ここぞとばかりに調律作業を見ています。
 とあるライヴでのこと、演奏途中でピアノの弦が切れてしまったため、急遽弦の張り替え作業が入ったことがありました。たまたま顔見知りの調律師さんがその作業をなさっていたので、お願いしてそばでじーっとその作業を見ていたこともありました。
 自宅のピアノはアップライトなんですが、これはこれでなかなか興味深い構造になっていて、こちらも調律をするときはずーっとそばにいて、いろんな質問を調律師さんに投げかけては、作業の邪魔をしたりしてます。

 ピアノの構造は複雑なようで単純、単純なようで複雑です。たとえば、鍵盤よりも手前にある板を外すとこんな風に中が見えます。
ピアノの鍵盤部分

 でさらに外すとこんなに簡単に鍵盤やハンマーが取り出せちゃいます。
鍵盤を取り出してみた

 おー、これはすごい。でもこれは気を付けないと、取り出すときにハンマーをボキッと折ってしまうこともあるそうなので(これをやってしまうと修理が大変なことに)、慎重に。
 実はこれ、もう何度かすでに見てるんですが、不思議と何度見ても飽きない。もともとこういうのが好きなんだろうな、やっぱり。

 このピアノは前回の録音で名前が「Béla(ベーラ)」と決まり、そう呼んでもいるんですが、こんなとこに名前が書かれてるのを発見!(ちょっとピントがあってませんが)
部品番号167、ピアノ名:ベーラ
 このピアノを所持している会社のスタッフが書いたらしいです。イキですね! 詳しいことを言うと、これは、このミクロコスモスの録音のために選ばれた1960年製のスタインウェイです。タッチにものすごく素直に反応してくれる楽器です。客席に誰もいないホールの中で、音が減衰していくのを最後までずーっと聞いてみたのですが、なかなか完全に音が消えないことにビックリ。すごく長い時間、音が続いてました。これはすごい。
 Bélaとあるすぐそばにある167という数字は、部品に付けられたファクトリー・ナンバー。ピアノそれぞれの特徴に合わせて作られた部品がゴチャゴチャにならないように付けられた番号で、製造ナンバーとは全然関係ないんだそうです。

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レコーディング

 あわわ。前回エントリーしてから2週間も経ってしまった。

 今日(31日)から2月2日まで、昨年9月に行われたCD録音の続きで、ガッツリ3日間、再びCD録音の立ちあいです。前回の記事はコレコレ
 初日の今日は予定していたものを順調に録音、そして終了。ディレクターさんやエンジニアさんなど、スタッフのみなさんはもちろんのこと、演奏者が頑張ってくださったおかげです! お疲れ様でした。また明日もよろしくお願いします。
 今日の録音のメインは、ハンガリーの作曲家バルトークによる大作「ミクロコスモス」の第4巻。1音聴くだけで、バルトーク・ワールドへトリップ。楽しかったー!
 それにしても、クラシックでよく目にするタイトル、ノクターン(夜想曲)、インテルメッツォ(間奏曲)、ブーレなどが、バルトークの手に掛ると一味も二味も違う作品に仕上がっているのがおもしろい。
 ブーレは音楽の構造は確かにブーレだけど、でも現代音楽風味で、バロック時代なんかのブーレとは全然違う。インテルメッツォはブラームスの作品なんかがすぐに思い浮かぶんだけど、これもそんなイメージとは遠いインテルメッツォ(でも、インテルメッツォであることはわかる)。ノクターンも同じ。
 この3曲だけでも、バルトークのすごさがうかがえる。それだけじゃなくて、ミクロコスモスの完成度は圧倒的だともわかる。いろいろとやる気も出てきた!

 だがしかし。昨夜は遅く、今朝は早かったので、今はもう眠くってたまらんです。
 明日もレコーディングなので、今日はもう寝よう。パーシャを見ながら。カッコよすぎるよ、パーシャ。ああ、もう愛しすぎる。ラヴ。

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ベスト・アルバム 2007

 まあ、なんと新規購入アルバムの少なかったこと! オンラインショップを見ても「これは買いだわ!」とチェックはするものの、購入はまた今度……というのを繰り返してしまったため、結局トータル50枚いくかいかないかくらいでは。す、少ない、少なすぎですよ……。

 なので、あんまり意味ないかな、とは思いつつ、好きで好きでたまらんかったCDを何枚か列挙。そしてコメント。

■Linnaeus Väsen (Väsen)
 2007年再生回数ナンバーワン。一時は毎日毎日このアルバムを聴いてました。それなのにいつも違う印象を与えてくれて、何度聴いても新鮮さが失われない不思議。やっぱりVäsenは最高で世界一。もう! 大好き!

■Världens Väsen 2007 (Väsen)
 1997年に発売された同タイトル(超名盤!)に、ボーナストラック4曲付けて新たに発売。輝きがさらに増したかのようなボーナストラックには感激。このアルバムで大ファンになったわたしにとって、2007年の来日でいくつか演奏されて曲には、もう涙が出んばかりのうれしさだった。

■Stabat Mater (Rydén, Bellini, Stockholm Baroque Orchestra)
 2007年一番の発見! というより、遅かった発見とでも言うべきか。Susanne Rydénの美しく艶のある声は心を軽くしてくれる。そしてSBOも大のお気に入りオケ。よーし、がんばってどちらのCD集めちゃうぞ!

■Frigg Live (Frigg)
 若手注目株のFriggのライヴアルバム。ライヴでしか聴いたことがなかった曲も収録されてるし、ライヴの空気も感じられてすごく楽しいアルバム。2007年はFriggの演奏をライヴで一度も聴けなかったのが残念。

■モーツァルト連弾パーティー (Duetwo)
 音楽之友社から発売されている楽譜、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの連弾パーティーシリーズがCD化され、その録音に立ちあいまして。どの編曲も演奏もすばらしいんだけど、3枚のうちで一番リピート回数が多かったのは、モーツァルト。とくに最後の4曲はリピートしまくったな。セロリさんもデュエットゥも最高!

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ヴァイオリンを弾くロボット

 トヨタがヴァイオリンを弾くロボットを発表したとのニュースが飛び込んできてビックリ。すごすぎでしょ,コレ。具体的にどんな演奏能力があるのか書かれている記事はこちら。ヴァイオリンを構えているロボットの写真はこれ動画もあるよ(1:02くらいから紹介されてます)。


 以前,2足歩行のロボットが開発されたときも驚いたのに(走る姿を見てもっと驚いた),いろんなことをすっ飛ばして(あいだにトランペットを吹くロボットもいたけど)ヴァイオリンを弾くロボットですよ。弦楽器の特性なんかを管楽器よりかは知っているからか,驚き度は最高値(愛・地球博で楽器を演奏するロボットたちの展示があったようだけど,わたしは見てないので……)。しかもヴィヴラートはできるは,弦に対する弓の圧力コントロールまでできるそうで。いやはや。さすが21世紀。
 近い将来,ロボットだけの大編成交響楽団とかできちゃうかも。ロボットが弾くブラームスのシンフォニー。うーん,あんまり聴きたくないかも。いや,しかしもしそうなると,オケスタッフもロボット化してしまうとか。ライブラリアンもロボット,事務局員もロボット,マネジャーもロボット。究極は観客もロボット。ロボットたちが演奏する曲の時間がきっちり決まっているし,例えばチャイコフスキーの6番シンフォニーみたいに,4楽章の最後,音がなくなるまでの時間もプラスして,それを観客ロボットにインプットしておけば,きっとフライング拍手がなくなるな(笑)。でも,それで一体誰が楽しいのか,と考えると,こんな妄想はまったく意味ナシなことに気づく。

 じゃあロボットの発展形を考えてみる。もし人間並みかそれ以上の知能を持った,対人コミュニケーションができるロボットが開発されてたら。そのうち,壊れない限り寿命が続くロボットに人間が支配される時代がやってきて,ロボットだけの社会では,人間もただの動物扱い。ロボットに飼われる人間。人間を買うのがロボットたちの間で大流行!とか。そのうち人間は絶滅危惧種に選ばれてしまい,地球上から人間が……あー,考えてたら本気で怖くなってきた。もうやめよう。

 ということで,ヴァイオリンを弾けるロボットの話でした。あれ? なんか違う?

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届いたCD

 昨夜,サッカー観戦から自宅に帰ると,わたし宛に届いた荷物があった。
 待っていたCDがとうとう到着!

Like_cotton ウェブで発見してから気になってしょうがなかったCD。
 それは"Like Cotton"。

 このCD,ジャケットの絵が本当にかわいくて,封を開けてからずーっと眺めてしまった。雲の上でジャズを演奏している天使たち。ピアノ,ウッドベース,ドラム,トランペット,そしてニッケルハルパ……え,ニッケルハルパ? このジャケット画像じゃ小さくて見えないかもしれないけど,ウッドベースの前にいる天使が弾いているのは,間違いなくニッケルハルパです。
 実はこれ,VäsenのOlov Johanssonが参加してるアルバムなのですー。はー,やっと手に入った。
 このアルバムの演奏者はAnders Bromander Ensembleで,Olovはそのメンバーの一人。トラッドをアレンジした曲もあるとはいえ,やっぱりジャンルはジャズだろうなあ。トラッドがすごいムーディな感じに仕上がっていて新鮮。聴いてて気恥ずかしい感じもする(笑)。無印良品が出しているBGM8に入ってる曲の,ジャズアンサンブル版が聴けます。1曲だけOlovが作った曲があって,それはSkridskolåten。これは先日の来日の際,コンサート会場で販売されていたCD,"Mike Marshall & Darol Anger with Väsen"にも収録されている曲。同じ曲で,違うアレンジが聴けるのは楽しい。

 それにしても,Olovのソロアルバムのときから思っていたけど,Anders Bromanderのピアノが好きだー。音がすごくまろやかで,でもメリハリもあって,非常に好きなタイプの演奏。ぜひとも生演奏を聴いてみたいなー。

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クセになる声

Stabat Mater

 いまくり返しくり返し聴いているのが,Stockholm Baroque Orchestra演奏のペルゴレージとA.スカルラッティのスターバト・マーテルが収録されているアルバム"Stabat Mater"。ソプラノのSusanne Rydenの声が最高にすばらしい。ベルカントなしなので,声に透明感があって,聴いていてめちゃくちゃ気持ちがいい。クセになる。ソプラノ・ソロで歌われるCujus animamばっかり聴いちゃう。
 心が洗われる……ステキ。

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フィンランドの音楽教育について

 先日、知り合いの方からご連絡をいただき、速攻で申し込みをした「フィンランドの音楽教育―その躍進の秘密」をテーマにした講演とシンポジウムに参加してきました。
 前半はフィンランド国内唯一の音楽大学、シベリウス・アカデミーの学長、グスタフ・デュープシュバッカ氏による講演。テーマは「シベリウス・アカデミーの教育方針」で、フィンランドの教育システムから音楽学校のカリキュラム、アカデミーの基礎知識などなどを聞きました。後半はシンポジウム「フィンランドの音楽教育―その躍進の秘密」。パネリストはアカデミー学長と、上野学園の講師で音楽教育専門家の瀧川淳さん、シベリウス・アカデミーでの取材経験があるフリーライターの池田和秀さん、ピアニストでシベリウス・アカデミーの博士課程を卒業されている飯田佐恵さん。司会はピアニストの久保春代さんでした。それぞれの立場からフィンランドの音楽教育について語ってくださり、それがどれもこれもおもしろかった。

 まず前半のデューブシュバッカ先生による基調講演では、前述のとおりフィンランドの教育システムからアカデミーでの取り組みなどをお話されました。その内容を書いてみます(当日渡された資料より)。

・フィンランドの教育システム
・フィンランドの音楽教育システム
・フィンランドの音楽学校でのカリキュラムの典型例
・シベリウスアカデミーの基礎知識
・使命と展望
・学士と修士課程の典型例
・革新センター

 フィンランドでは、人口の18%が何らかの形で音楽教育を受けているそうです。全国に音楽学校(Music School)が89校あり、そのほか10の総合技術大学(Polytechnic)、9の音楽院(Conservatoire)があり、シベリウス・アカデミーは大学(University)で、音楽教育機関での最高府。そのほか音楽が科目にある生涯学習機関は約240もあるそうでうす。これらの機関は、国や民間の公的補助を受けて学校を運営しているため、生徒一人が負うことになる勉強にかかる費用は、他のヨーロッパ諸国に比べて17%と各段に少ない(ドイツでたしか40%超えだったと思う)、とのお話。
 フィンランドで音楽を学ぶのにもっとも比重が多いのは、個人レッスンだそうで、グループレッスンと比較するとその数値は96対4。細かい数値は忘れてしまったけど、ドイツでは個人レッスンが多いとはいえ、フィンランドよりはグループレッスンの比重が結構高かった記憶があります。
 さて、シベリウス・アカデミー。「使命と展望」を読み聞いて、なんだか胸にくるものが。資料から転載。

Sibelius Academy's Mission
The mission of Sibelius Academy is to cherish and renew all forms of musical culture. As a Finnish art university operating in an international setting, Sibelius Academy creates conditions for a hight standard of artistic activity, research and associated learning.
(シベリウスアカデミーの使命
シベリウスアカデミーの使命は、全ての形態の音楽文化を慈しみ、また新たにすることである。国際的な枠組みで活動するフィンランドの芸術大学として、シベリウスアカデミーは高度な芸術活動や研究、関連する学習のための環境を創造する。)

Vision 2012
Sibelius Academy is a prestigious international music university. It provides a high standard of education with its strong areas among the very best. Artistic activities, research and education at the Academy are based on nurturing tradition and renewing musical culture. Academy activities cross borders and are implemented in close interaction with the surrounding society.
(2012年への展望
シベリウスアカデミーは名門国際音楽大学である。最高の中でも得意とする領域で高度な教育を提供する。アカデミーにおける芸術活動や研究、教育は、伝統をはぐくみ音楽文化を新たにしていくことが基本である。アカデミーの活動は、国境を超え、周囲の社会との密接なかかわりの中で実施される。)

 これらに加えて、周りの環境との密接な関わりを持つことが3つめの重要な使命となっているそうです。
 はじめにこれらに目を通したときは、ずいぶんと高貴な使命のように感じたけど、アカデミーはそれを実践すべくさまざまな取り組みをしていることが徐々に分かってくると、これは使命というよりも、フィンランドの文化に対する、当り前のことを行うために掲げられたもののように感じました。

 後半のパネルディスカッションは、もっとさらに突っ込んで、実際に学生だった方やアカデミーを取材した方のお話を聞けて、これがすごくおもしろかった。
 学長も合わせて、この3人が一様に言っていたことは、「将来を見据えた教育」「実践的な教育」「自ら学ぶ教育」。

 池田さんが過去にアカデミーを取材した経験のお話を聞いてビックリしたのは、指揮科の学生は常にオーケストラを振って勉強をしていること。課題はハイペースで与えられるため、年間指揮する曲は(たしか)約60曲らしい。日本の音楽大学の指揮科がどんな勉強をするのか知らないけど、指揮科の学生とはいえ、毎週のようにオケを振れるなんて、これはものすごいことなんじゃないだろうか(ちなみにオーケストラのメンバーは、アカデミーの学生の中からオーディションで選ばれた優秀な人たちで編成されているんだとか)。
 飯田さんが博士課程で経験したお話を聞いてビックリしたのは、論文はもちろんのこと、博士課程の前にあるLicentiate課程で2回、さらに進んだ課程3回の計5回のリサイタル博士号を得るのに必須なんだそう。修士課程の学生でもリサイタルは3回開くとか、学生のうちに実際にコンサートを経験することが、どの学生にも課せられているという事実は、これまたすごいことなんでは。
 この2つは「将来を見据えた教育」「実践的な教育」を果たしており、学校を卒業してすぐの学生でも、即演奏家として活動できること、文化的活動ができることを意味していると思いました。「演奏家を育てる」というのはこういうことなのかもしれません。これはシンポジウムで出た話ではないけど、アカデミーの民俗音楽科では、学生同士で、またそれ以外でも、バンドを組んで活動することを学校側が非常に奨励している、という話を聞いたことがあります。だからなのか、アカデミーは学生たちのCDリリースにも手をかし、実際にアカデミーの名のもとにリリースされたCDがかなり出ています。これらはインディーズではあっても、世界中で活動を知ってもらうチャンスとなるわけです。わたしもそのうちの何枚かを持っていて、それのCDで知ったミュージシャンも多いです。なかなかCDを出すことなんて学生にはできないものだと思いますが、シベリウス・アカデミーではそれが可能であり、これもまた先の2つの教育の一環なのではないでしょうか。

 「自ら学ぶ教育」というのは、先生から「ああしなさい、こうしなさい」という教育(?)を受けるのではなく、自分でいかに音楽を表現するかということを考える力を養う、そういう教育を施しているようです。「教師は生徒に教えるものではない。音楽と生徒との間に教師が割って入ってはいけない」というのは、学長の言葉でした。先生が言われるがままに弾いてきた日本人学生が、いざ外国に出ると先生が何も言ってくれないからどう演奏すればいいのかわからない、というような話は今まで何度も聞いたことがあります。よく考えれば、音楽に正解はないのだから、自分で考えるのは当たり前です。最近の子供向けメソッドを見ると、自分で考えて演奏することを身につけさせるものが、少しずつ増えてきたように思います。この辺の話は書き始めると長くなるので割愛。

 ほかにおもしろいなと思ったのは、現代音楽が盛んだということでした。これは、普段フィンランドのある地方の伝統音楽を聴いているわたしには、ちょっとショッキングというか、大きな驚きでした。
 学長の分析によると、ドイツやオーストリアのように過去に偉大な作曲家を輩出した国の現代作曲家は、彼らを超える作品でないと、という思いが強いため、なかなか作品が生まれず、反対に、フィンランドはシベリウスという国を代表する作曲家がいるとはいえ、文化的には新しい国なので、過去の音楽にとらわれることなく現代音楽が生まれやすい環境だからではないか、ということでした。これには納得。
 アカデミーでは、作曲科と演奏科(という科はないけど、便宜上こう書きます)の学生のつながりを強化しようという取り組みがあるとおっしゃっていました。アカデミーの学生だった飯田さんは、実際に作曲科が作った実験的な作品の演奏をしたことや、知りあった作曲家の作品をコンサートで演奏した経験があったことをお話していました。また、フィンランドの作曲家ノルドグレンとピアニストの舘野泉さんとのコラボレーションで生まれた作品についても触れられていました。
 それにちょっと近いことで、学科間にあまり境界線がない、という話も。そう言われれば、JPPのAnti Järveläは民俗音楽科の学生だけど、ジャズ科の学生とバンドを組んでいたりすることを思い出したりしました。これは学科間の話ではありませんが、あるヴァイオリン奏者は、コンクールで優勝して以来300回以上もシベリウスのコンチェルトを演奏し続けて、ヴァイオリンをやるのがとても嫌になってしまったらしいんですが、民俗音楽を演奏するミュージシャンに交じってフィドルを演奏することによって、クラシックをやるモチベーションを維持しているという話は印象的でした。このような音楽を演奏することに境界線がないというのは、大きな力となっているような気がします。こういう環境が普通になっていると、「わたしはクラシック音楽の演奏家」ではなく、「わたしは“音楽”の演奏家」とサラっとみんな言っちゃうんだろうな。なんだかステキ。

 思いつくままにいろいろと書いてしまいましたが、社会での文化的な役割を果たし、提供していくこと、そのためにはどのようなことをすればいいのか、ということが理解、納得できた会でした。
 終了後に、このシンポジウムのことを教えてくださった飯田さんにごあいさつ。ほんの少しだけですが、学長とも話ができ(すごく気さくな人でした)、自分のモチベーションもあがり、いろいろと有意義な時間を過ごすことができました。

※10月16日 一部訂正

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「熱狂の日」のタイムテーブル

 なんだかものすごく時間に追われているような気がする。わたしがあまり真面目じゃないから、そんな結果になってるんだろうな。もっと集中せねば。とりあえず、3月第2週くらいまでは、いろいろと気が抜けないし、正直、遊んでる場合じゃない。だから、どうか、リアルでお友達のみなさん、3月第3週になるまではわたしを誘惑しないでください(笑)。

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 それはそれでおいといて。
 先日より、例のブログが始まりました。そう、例のブログ。ほら、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(熱狂の日)の公式ブログですよ。日本に先立って本場ナントで行われた熱狂の日の模様がすでにアップされてます。いいなー、ナント。

 そういえば、タイムテーブルが発表されてました。これを心待ちにしていたので、さっそく全公演をチェック。……もう、垂涎ものばかりで泣いた(笑)。思わず「こ、これは……!」と声を上げてしまったのが、ハンガリーのトラッド・グループ、ムジカーシュが出演予定であり、しかも2回公演があること!! すばらしい!! これは個人的に絶対絶対絶対はずせないので、チケット買います。
 今回のラ・フォル・ジュルネのテーマは『民族のハーモニー』なので、ヴィラ=ロボスとかミニョーネとか演奏されるんじゃ……と期待していたら、ヴィラ=ロボスはギター協奏曲の演奏予定がありました。演奏されるのはこの曲のみですが(本当はブラジル風バッハのどれかが演奏されることを期待してましたです、ハイ)、これも絶対絶対絶対はずせないので、チケt(略)。残念ながらミニョーネはなかったです。「当たり前か……」とは言いたくないですが、日本での知名度を考えれば、一般的に、ブラジルを代表する作曲家はヴィラ=ロボスなんで仕方ないですね。でも、ミニョーネの作品だって、まったく遜色なく、かっこよくてステキで、日本人に受け入れられやすい音楽なんだけどなー。本当に。
 そういえば、フラメンコもある!! これも絶対絶対聴かねば!!

 今回のプログラムは、室内楽がとても目につきました。普段なかなか聴くチャンスがない作曲家の室内楽作品はとても興味深く、アレもコレもとチェックしてたら、ひとつの体じゃとても足りません。北欧の作曲家たちの合唱もあるし。

 あー、もう、どうしよう!
 ワクワクが止まらないよー!

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最近のお気に入り曲

 最近昨年末に買ったiPod "Kahkym"に搭載されているゲームで遊んでいる。
 以前使っていた"Poddy"にはソリティアしか入ってなかったんだけど、Kahkymには数種のゲームがあるのですよ。それに気づいたのが、つい先日(笑)。

 で、なんのゲームをやっているかというと、Music Quiz。
 これは、とある曲の一部分を聴き、5つある選択肢(タイトル)からどれが正解かを選ぶというもの。一応正解すると点数が加算される仕組み。最初の持ち点は950。そこから時間が経つほどに点数が減っていき、それとともに、5つでている選択肢も一つずつ徐々に消えていき、最終的には正解が残るわけだけど、点数はもちろん低いし、おそらく0点。間違えるともちろん0点。でも、これに問題数制限があるのかと思いきや、まったくない。延々と続けていくことができるので、なんか点数が意味レスな気がしなくもない。しかも、100問を超えると、同じような内容の問題が繰り返され、ますますもって点数に意味レスな気が。まあ、でも楽しめるので良しとする。

 この他、ゲームではないけど、シャッフル機能も結構楽しいものだと気づき、最近それでよく聴いてます。これだとあまりよく聴いてないので、記憶に残ってなかった曲が突如出てきて、それがエライかっこいい曲だったりすると、そのタイトルを確かめ、アルバム単位で聴くときの参考になったりもする。いかに普段よく聴いている曲が少ないかも実感できて、ちょっと自虐的な気分にもなれる。

 この2つのおかげで再発見、最近お気に入りの曲ができました。
 それはヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ 第3番」のプレリュード。改めて書くまでもないけど、これはピアノとオーケストラという編成。ピアノコンチェルトと言えなくもない。
 これがとにかくいい。出出しでオケがD音を出した一拍あとにピアノがドラマチックに始まり、オケは半音階進行で少しずつ音が下がっていくのがステキ。途中ピアノと同じメロディをオーボエがユニゾンしてるところなんかメロディックでとてもロマンチックだし、ほかにもフルートとかかっこよすぎ。
 この曲を耳にしたとき、雷に打たれたような衝撃があり(笑)、いまちょっとマイブーム、ブラジル風バッハ第3番プレリュード。

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がっつりと初買い

 仕事で必要なCDを探しに新宿のタワーレコードとHMVへ。
 実際に売り場へ行ってみると、本当に必要なCDはまったく見つからない。“なんでこんなに種類がないんじゃー!!”と心の中で叫びつつ、売り場を後に。でも何も買わずにCD店を後にするかっていうと、そんなことはなく。結局6タイトル買いました、ハハハ。

Brahms I, German Requiem / S. Celibidache & Münchner Philharmoniker / 7243050568430205
Villa-Lobos String Quartets (complete) / Cuarteto Latinoamericano / *
Faluas Do Tejo / Madredeus / 824387493827
Obrigado / Teresa Salgueiro / TOCP70046
Forest - Live in Denmark / Haugaard & Høirup / VIVO229
The Best of Romanian Folk Music / ELCD120

 上から順に。
 セール品だったからか、なんとなく目についたチェリビダッケのブラ1とドイツ・レクイエムの2枚組。ブラームスの交響曲を買うのは何年ぶりだろう。
 セール品の入ったラックで、目立っていたヴィラ=ロボスの弦楽四重奏のCD6枚組。そういえば聴いたことがないなーと思って購入。
 大学時代から大好きなマドレデウスの新譜が出ていたので、手に取ってみると、CCCDでやんの……。これ、なんとかならないのかなー。前作のUm Amor InfinitoもCCCDで、しばらく購入しなかったんだけど、結局どうしても聴きたくて我慢して買ったんだよね。今回は、一応CCCDであることを了解して買ったものの、相当な怒りがこみ上げてきました。
 マドレデウスのヴォーカル、テレーザのソロアルバムが出てたので購入。参加アーティストが豪華。カエターノ・ヴェローゾ、カルロス・ヌニェス、coba、ホセ・カレーラスなどなど。これはCCCDじゃない。
 ハウホイのライヴアルバムが出てたので(し、知らなかった……)購入。わーい、すごく楽しみー。今年は来日もあるし、またあの演奏を聴くことができるのかと思うとうれしいなあ。
 ルーマニアのフォーク・ミュージックのCDを見つけたので即購入。バルトーク以来、ハンガリーやルーマニアにちょっとハマってます。

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ベスト・アルバム 2006

 年末年始は「何か」と忙しくて(遊んでただけですが 笑)。ブログにコレを書き忘れてました。

 2006年に購入したアルバムの中で気に入ったものはコレらです。順位不同。

■Nordik Tree (Nordik Tree)
■Dancing Bach (Stockholm Baroque Orchestra)
■Francisco Mignone: Obras para flauta, violonecelo e piano (Torio Mignone)
■Bartók at the Piano 1920-1945 (Béla Bartók)
■Jorun Jogga (Majorstuen)
■Ampron Prunni (Ampron Prunni)
■ふたりのピアノ(内田勝人作曲)

 購入枚数はここ何年かの中で一番少なかったかも。総計60枚くらいかな? 買っても人にあげてばっかり。
 では、上からコメント。

 Nordik Treeは、フィンランドでの思い出も詰まった、いろんな意味で思い入れも強い昨年一番のお気に入りアルバム。フィドル、ヴィオラ、ハーモニウムという編成からいくと、響きはフィンランドの伝統音楽っぽいかもしれないけど、Timoのハーモニウムが上手いこと現代音楽(というかジャズ?)っぽく締めているので、あんまりそんな風に聴こえないのがステキ。
 Dancing Bachはスウィーディッシュ・トラッドのノリが散りばめられていて、個人的には目から鱗アルバム。何度でも言う。インヴェンションが最高なのだ。
 ブラジルの作曲家Mignoneの、フルートとチェロとピアノによる三重奏と、ピアノ曲が収録。現代音楽のようで、ブラジルの民族音楽のようで、でも、クラシック音楽で。ミニョーネというと、正統派な音楽でもあるピアノ曲「12の街角のワルツ」が有名だけど、このフルートトリオはもっと知られてもいい作品じゃないだろうか。ミニョーネの作品が収録された多くのCDは、主にブラジルで制作されたものばかりで、それが日本に入ってくることはほとんどない(ブラジル以外で制作されたCDなら、いくつか日本にも入ってきてるけど)。ぜひ日本でも、もっとマニアックな曲が収録されたCDが流通しますよーに。ブラジルで出ているミニョーネ作品集がほしい!
 バルトークの自作自演。飽きもせずに延々リピートしまくって聴いたのはルーマニア民俗舞曲。これがかっこよすぎるんだわ。リズム感といい、音楽といい、舞曲独特のノリが本当に素晴らしい。これ以上の演奏はない。
 偶然知ったMajorstuenの2枚目のアルバムJorun Joggaは音楽の勢いがとてもいい。聴いてていつも新鮮。これを聴いて、ますますノルウェーのトラッドに興味津々。
 夏に行ったカウスティネンで初めて知ったバンドAmpron Prunniは、JPPのArto Järveläを始めとする3人組。フィンランドならではの単純素朴な音楽がお気に入り。ライヴも良かった。
 フランスの音楽がそのまま日本に来たような、小粋なエスプリがきいた音楽ばかりの内田勝人さんによるピアノ連弾曲集。一応子ども向けの作品だけど、そうとは思えないほど響きが豊かですばらしい。もう、本当にすべて大好き。

 思ったより文章が長くなってしまったので、ライヴなどはまた今度にでも。

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アイルランドフェア

 本当はもっと前に気づいていたんですが、ブログにアップするのを忘れてました。
 今、丸善本店3階のエスカレータ横で、アイルランドフェアをやっているんです(10月8日まで)。
Ireland Fair in Maruzen 真っ先に目に入ったのは、サッカーのアイルランド代表ユニでもおなじみのクローバー。音楽もアイリッシュが流れていて、どのバンドかと思ったら、キーラでした。
 アイルランドの音楽はもちろんのこと、お酒とか文化などについて書かれた本、グッズ(マグネットとか、クロスとか)がそろってました。いつもあまり時間がない中で丸善に行くことが多く、棚の隅々までじっくりと見る時間が取れないのが残念。終わる日までには、ゆっくり見たい。
 あ、しまった! 写真に本が陳列されているところが写ってなーい!!

アイルランドフェア 後援:アイルランド大使館
9月11日(月)~10月8日(日)
場所:丸善丸の内本店3階 ミュージアムゾーン

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「熱狂の日」レポート、終了

 今ごろにこんなものをアップしてしまい、本当に自分がダメダメ。
 というか、GW後半から体調最悪なのですわ(現在進行形)。

 3日~6日まで行われた、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2006が無事終了。わたしは一日早く5日でレポーターを終えていました。まだまだ見ることができますヨ→公式レポート・ブログ
 期間中は楽しくてしょうがなかったです。ここまでモーツァルト漬けだったというのも、個人的には貴重な体験でした。けど、反省点はたくさんありまして……ごにょごにょ。うぅ(泣)。
 今回そんなにたくさんコンサートを聴けたわけではないんですが、個人的にすごく印象に残ったのは、イザイ弦楽四重奏団のメンバーによるヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲と、小曽根真さんによるピアノ協奏曲でした。どちらも本当にすばらしくて、我を忘れて(ついでに仕事も忘れて)聴き入ってしまいました。ヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲は本当にすごくよかった。これを聴けただけでも、ものすごくうれしかった。やっぱり弦楽器好きだー。わたしの体は弦楽器でできてますから(は?)。

 写真とかアップできたらいいのですが、残念ながら無理。文章あげるだけでいっぱいいっぱい。そのうちコッソリと。

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「熱狂の日」レポート、やってます

 有楽町は毎日が「熱狂の日」でございますわよ。
 寝不足は一応解消され、今日も元気に取材にかけずりまわってます。

 昨日は怒涛のほぼ30分ごとの更新を5人で行い、30本近い記事をエントリーしました。よかったら見てやってください。→公式レポート・ブログ
 今日は午前中からコンサートがあったので、それ以上のエントリー数になりそうです。

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「熱狂の日」レポート、スタート

La folle journee au Japon 「熱狂の日」音楽祭2006の様子をお伝えする、公式ブログの更新が朝から始まっています。

 今ちょうどそれをやってる最中で、ほんの隙間にできた休憩中にこれを書いています。
 ここ数日の睡眠不足がたたり、激寝不足中。カフェインたっぷり入ったSCHO-KA-KOLAがないと、大変なことになってしまいそうで、もうこれが手放せません。
 でも寝てしまいそうになる、ってことはありません。取材、楽しすぎ。

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熱狂の日

 5月3日から6日まで、東京国際フォーラムで行われるイベント、「熱狂の日」音楽祭2006(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)にて、ブログ上で行われるリアルタイム・レポートのお手伝いをすることになりました。詳細は、企画発案者でらっしゃる山尾さんのブログで。そして、このブログ企画の元締めは、元職場の先輩であります。その方の前でヘタな仕事はできません。うう……き、緊張してきた……。
 当日、カメラ片手に会場を歩き回ってる着物着た女……いや、着物はウソで、汚い洋服着て、おかっぱ頭できったないリュック背負ってたら、間違いなくそれはわたしです。指差して笑ってやってください。

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だから店頭には行きたくない

 仕事の資料としてCDを買いに行くついでに、久しぶりにCD店内をうろうろ。行くとなんらかのCDを買ってしまうので、なるべく近づかないようにしていたのに……。結局、いろいろと買ってしまった。ノーーン! いや、ここはナイーーン!と叫ぶべきか。

 Bartók : For Children / Dezsö Ránki (p) / 2564 62188-2
 バルトーク:ピアノ作品集 / Zoltán Kocsis (p) / COCO-70449
 Life Music 2 "Stockholm" / OMCX-1142
 Sé / Lúnasa / RUCD150
 Wheeling Dance / Rémy Couvez / 82208-2
 Canciones Españolas / Teresa Berganza (Ms) / 435 848-2

 仕事関係はバルトーク。それ以外は趣味です、ええ。
 最近バルトークの《ルーマニア民俗舞曲》にはまってまして、なんだかCDまわしっぱなしで聴いてます。本当に必要だったのは、《子供のために》という、ハンガリーとスロヴァキアの民俗音楽を扱ってる曲集です。
 上から3枚目のアルバムは、無印良品から出てる"BGM 8"を再編集したもので、そちらでは未収録だった曲が入ってました。今回は各曲の解説があり、歌には大意もあって、すごくうれしい。
 Lúnasaの最新アルバムを買いました。前作の"The Kinnitty Sessions"で初めて聴いてやられまして(今毎日聴いてます)、新作がいいとの声がたくさん耳に入ってくるので、ぜひ買おう!と決めていた1枚。
wheeling dance 下から2番目のは、ハーディ・ガーディのアルバムで、レジ前にあった300円ワゴンの中から見つけました。クラシカルな音楽を想像していたんですが、全然違いました。これは個人的に掘り出し物かも!と思ってます。結構おもしろい音楽です。1曲目の転調するところが、気持ちよくて浸ってしまいます。
 一番最後のはスペインの歌曲を集めた2枚組みのアルバムで、レコード時代から名盤といわれているものらしいです。これは別のワゴンにあったのを見つけました。こういうのは大好きで、まだ聴いてませんが、聴くのをものすごく楽しみにしてます。

 「金欠だし、しばらくCD買うのを控えよう……」とか思っても、やっぱり買っちゃうなあ。どうしてこうもほしいと思うCDがドンドコ増えていくんだ! お金が全然追いつきません。それなのに、ついさっき、またCDRootsでCDを買っちゃいましたさ。あーあ。

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わたしは宇宙人

 ヴァイオリンの名器、ストラディヴァリウスを使って、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを全曲演奏するというコンサートへ行ってきました@日本大学カザルスホール(2月28日)
 ソリストは、ロシア出身の若手イリア・グリンゴルツ
 バッハの無伴奏チェロ組曲は、カザルスの神CDを持っているんですが、あんまり大きい声じゃ言えないんですが、ヴァイオリンの方は今回聴くのが初めてでした。
 あ、もちろんパルティータ2番のシャコンヌも初めて聴きました。
 
 え? だってブラームスが左手ピアノ用に編曲してるんだし、知ってるでしょ?

 たしかに。ブラームス編曲版はね、もちろん知ってますよー。もうずいぶん前ですが、一時期この曲にはまって、聴き続けていたこともありましたから。
 でも。こんなところで書くのも恥ずかしいんですが、編曲は何度も聴いてるのに、原曲を一度も聴いたことなかったんですねー、これが。ってことを知り合いにカミングアウトしたら、「宇宙人」と評されました、あはははは。もう、何も言い返す言葉がありませんでしたね。さすがに有名曲くらいはちゃんと聴いておこう、編曲作品は原曲を聴いておこう、そう心に誓ったしだいです。

 そんなことは置いといて、コンサートのことですが。
 彼が無伴奏パルティータとソナタを全曲演奏したのは、今回で3回目だったそうです。それでも、1番の演奏は音も動きも硬く、どうかな?と思って聴いていたんですが、2番・3番(とくに2番)はすばらしい演奏でした。音もなめらかになり、よく伸びて聴こえ、1番を演奏したのと同一人物とは思えないくらいでした。本当に良い演奏でした。
 ストラディヴァリウスの音って、もっとガシガシしたような硬質な音だったように思っていたんですが、このコンサートで使われたものは、なんともまろやかな音でした。イメージは、薄布が微風に吹かれてふわりとするような感じかな。調べてみたら、1723年製のを使用していたようです。1723年といったら、ヴィヴァルディ、ラモー、バッハ、ヘンデルが普通に息をして生きていた時代。そんな楽器と同じ空間にいたというのは、なんだか感慨深いです。
 演奏会終了後、サイン会があったので、列には並びませんでしたが、間近で彼を見ることができました。ヒゲを蓄えているので、結構モサい感じがしていたんですが、近くでみると、なんとまあかわいい顔してるんでしょうか!(笑) 目がクリクリしていて、髪型もクリクリしていて、「男の子」って感じでした。

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CDRootsさんかい? 早い、早いよ!

 早くてビックリして、思わずカイ・シデンのセリフのようなタイトルになってしまいました。
 先日CDRootsで注文したCDがもう届きました。Good job, CDRoots!と思わず叫んでしまいました。

 まあ、そんなことはおいといて。
 では買ったCDを羅列といきますか。

Alma / Dazibao / 4446009(home records)
Plektroniitit tuloo - Enter the plektronites! / Plektronite / Cap022
Saalas / Jouko Kyhälä / AICD007
Kuulas Hetki / Sibelius-Akatemian kansanmusiikin osaston yhtyeitä ja solisteja / OMCD46
Tråd / Barry Phillips / BPCD049

 この前注文したときのエントリーにも書きました、ベルギーのバンドです。試聴した限りではものすごく期待できそうなので、聴くのが今から楽しみです。
 2枚目は、マンドリン・トリオのCDです。メンバーの一人、Petri PraudaはFriggでシタールやマンドリン、バグパイプを演奏してます。これは以前からずーっと気になってた1枚で、やっと購入できて幸せ。これも聴くのが楽しみだー。
 3枚目はフィンランドのハーモニカ奏者のCDですよ。フィンランド初のハーモニカ・マスターだとどこかで読んだんですが、どこだったか。解説のようなものがCDにあるかと思ったんですが、残念ながらナシ。いや、あるけどフィンランド語ってね……。
 4枚目はシベリウス・アカデミーのフォーク・ミュージック・デパートメントのアンサンブルとソリストによる演奏が入ったCDで、いろんな人が参加してます。このCDはArto目当てで買いました。ほかにもMaria KalaniemiとかKimmo Pohjonenとか参加していて、なかなかおもしろそうなCDです。
 最後のはアメリカ人のチェリストが、スカンディナヴィアのトラッドを演奏するというCDで、おもしろそうなんで買ってみました。ですが、それだけじゃないんだな。もう一つの目的(ていうか、これが本当の理由)はVäsenのOlovが参加してることですよ! このBarryはおもしろいチューニングで演奏してますね。普通のチェロと5弦チェロを使ってますが、そのほとんどがDADA、もしくはDADADでやってるみたい。うーん、こういうチューニングってどっかで見たことあるような(当たり前じゃー! Rogerね)。Olovが演奏に参加してる曲は、Bisonpolska、Byss-Calles ridmarsch、Gelottes g-moll polska、Bjernulfs bröllopolskaの4曲。ちなみに、Gelotes g-moll polska以外の3曲は聴いたことある曲でした。BisonpolskaはVäsenのVilda Väsenに、Byss-Calles ridmarschは、NyckelharporkesternのByss-Calleに、Bjernulfs bröllopolskaはOlovのソロアルバムStorsvartenに、それぞれ収録されてます。もちろんアレンジはこのアルバムとは違います。Gelottes g-moll polskaはウップランドのトラッドだそうです。
 今このアルバムを聴きながらこれを書いてるんですが、やっぱりニッケルハルパは良いなーと改めて感じました。チェロとニッケルハルパのアンサンブルも響きがおもしろいかも。

 そういえば、別の日に店頭でCD買ったんだった。それもあわせて。

Boogie on Quatre-Mains / Les Freres
Um Amor Infinito / Madredeus / 724357970525

 Les Freresは友人へのプレゼント用に購入。自分用はもちろんこのCDの昨年の発売日に購入済み。
 久しぶりにMadredeusのCDを購入。ウキウキしながらパッケージを開けたら、これがコピーコントロールCDで、購入を見送っていたものだということに気づき、大ショック。最悪だ。あー、ムカつく。Madredeusが好きなだけに、なんだかとてもムカつくぞ!!

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笛って、いいなっ!

 Flookのライヴに行ってきました@南青山マンダラ(6日)。
 ファンの方には申し訳ないけど、聴くのは初めてで、もちろんライヴも初めて。予備知識がほとんどない状態で行くことに。

 行って大正解でした。
 視覚的にも聴覚的にもおもしろいバンドで、演奏する曲に興味は尽きなくて、どんどん引き込まれていきました。笛って倍音が多いせいか、ものすごく温かみのある音を出すので、ぼわーんとなってしまうところをギターとパーカッションがビシッと締めてるところが、ものすごく印象的でした。
 踊りだしたくなるほどパーカッシヴで、泣けと言わんばかりの笛には大感激。すばらしい演奏でした。実は笛が入るバンドの生演奏ってそんなに聴いたことがなくて、夏に見たルナサ以来かも。
 ひとつ驚いたのは、残念ながら知ってる曲ではなかったけど、フィンランドのトラッドを演奏していたこと(食いつくところはそこか!)。ギターのエドが、似非フィンランド語をしゃべっていたのには大笑い。音だけはフィンランド語っぽかったけど(笑)。フィンランド人が演奏するのとは(編成の違いもあるだろうけど)また違う雰囲気があって、聴いていて気持ちがうれしくてふわふわ浮き上がるような、そんな感じでした。
 アンコールでは会場にいるお客さんを巻き込んでみんなで音楽をやろうとしたんだけど、それがあんまり上手くいかなくて微妙な顔をしてたメンバーには、悪いと思いつつ笑わせてもらいました。
 ライヴ時間が思っていたより短かったような気がしたのは、あまりにも楽しいステージだったからかな。

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マイ・フェイヴァリット 曲編

 じゃあ、こういうのは行儀が悪いかもしれないけど、よく聴いた「曲」を羅列してみるか。昨年買ったCDとか関係なく、持っているすべてのアルバムより。

・007 (Gili Garabdi / Fanfare Ciocarlia)
・Jokijenkka (Keidas / Frigg)
・Fantomen (Keidas / Frigg)
・Peer Reel (Töst / Harv)
・Grythyttehyl (Polka Raggioso / Harv)
・Honning Symp Polsk / Ingrids Vals (Om Sommeren / Haugaard & Høirup)
・Trekant / Rail Road Ræs / Trædballehus (Duo For Violin & Guitar / Haugaard & Høirup)
・Gavotte L'amour (Polski Dantz / Höökensemblen)
・Sopivaa Hintaa (サイト内のMP3より / Jason Muuttaa Taivaaseen)
・Piano Quartet No.1 4th mov. (Brahms)
・Piano Quartet No.3 2nd mov. (Brahms)
・Piano Concerto No.2 2nd mov. (Brahms)
・Noche De Estrellas (I've Found A New Tango / JPP)
・Onnen Päivät (Kaustinen Rhapsody / JPP)
・Hjortingen (Kaustinen Rhapsody / JPP)
・Wedding Suite (String Tease / JPP)
・Köyrinkulma (String Tease / JPP)
・Speedy Slam (String Tease / JPP)
・狂想曲 (Les Freres / Les Freres)
・宝探し (Flower Dance Tour / Les Freres)
・Joker (Boogie on Quatre-Mains / Les Freres)
・Ocean (Boogie on Quatre-Mains / Les Freres)
・Ballyogan (The Kinnitty Sessions / Lúnasa)
・O Pastor (Existir / Madredeus)
・Anseio - FugaApressada (Movimento / Madredeus)
・Valsa de Esquina No.8 (Mignone)
・Valsa de Esquina No.9 (Mignone)
・Säckpipslåt från Norra Råda (Muji BGM 8 / M.Marin, L.Svensson)
・Toccatina - 8 Concert Etudes (Kapustin)
・Palmu ja Tahti (Oloneuvos / Oloneuvos)
・Saunablues (Oloneuvos / Oloneuvos)
・Päivölä / Reepakka (Oloneuvos / Oloneuvos)
・Minesootan Tango (Gogo 4 / Pinnin Pojat)
・Dalpilen (Du da / Swåp)
・Mäster Åslund (Du da / Swåp)
・Avoin Kentta (Avoin Kentta / Tsuumi)
・Ploska (Gront / Väsen)
・Grannes Favorit (Levande Väsen / Väsen)
・Griffenfeldt (Spirit / Väsen)
・Pedalpolska (Live in Japan / Väsen)
・Norska Bräder (Trio / Väsen)
・Kapten Kapsyl (Världens Väsen)
・Nitti pomfritti (Världens Väsen)
・Mördarhararna (Vilda Väsen / Väsen)

 もっとあるかと思った。意外と少ない(これでも)。ピックアップしてコメント。いらないか(笑)。でも書く。
●FriggのJokijenkkaはライヴでオープニングのつかみ曲だった。CDではホーンも入ってる。●HarvのGrythyttehylはかなりカッコイイ曲かと。●Jason Muuttaa Taivaaseenは「これから有名になるかも」という、フィンランドのロックバンド。たぶんまだCDデビューしてないと思う。でも、今後CD制作の予定ありとか。●Brahmsはいつまでもわたしの興味・好奇心をくすぐる作曲家。この3曲はわたし的に超名曲。●Wedding Suiteの3曲目(今ちょっとタイトルわからず)がめちゃくちゃ好き。Speedy Slamはライヴでほんとにスピーディな感じを味わえて(もちろんCD以上の速さ)、叫び出したいほど感激。●狂想曲は守也くん作曲。曲紹介で『重い曲』だと本人は言うけど、個人的にはその重さが好き。JokerはLes Freresがラジオ(FM横浜)に初出演の際にBGMで流れていて、彼らに興味を持つきっかけとなった曲。●LúnasaのBallyoganは何度聴いたか分からないほど。かなり長い間エンドレスで聴いてた。●今年、わたしが編集を担当して楽譜出しました、12 Valsas de Esquina(12の街角のワルツ)。中でもお気に入りの曲はこの2曲。楽譜絶賛発売中!同曲が収録されたCDも大絶賛発売中!!●これも何度聴いたか分からないほど、エンドレスで聴きました、Säckpipslåt från Norra Råda。Mickeはやっぱり天才。●Palmu ja Tahtiでリードヴォーカルやってるのは、もしかしたらAnttiではないかと思い始めた2005年夏。話をしたときに声を聞いて、そうなんじゃないかと思ったの。●Gogo 4のアルバムには、英語歌詞ヴァージョンのMinnesota Tangoもあるけど、ここはフィンランド語版で。フィンランド語版では「ミネソタ」のあとに「ン」がついてるのがめちゃくちゃカワイイ。●ここで挙げてるVäsenの曲はすごーく好きな曲ばかりで、いつも聴いてます。

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ベスト・アルバムなど

 昨年ゲットしたアルバムは、いただいたものなどあわせて、たぶん80枚くらい。いや、もうちょっといってるかな。その中からよく聴いたものを。
 ただ、一昨年とは違って、1枚を最初から最後まで聴くことがあまりなかったような……。とにかく、アルバムに関係なく、好きな曲を好きなだけ聴いてたような印象。

■Live in Japan (Väsen)
■Johanneksen Poikain Sotiisi (Järvelän Pikkupelimannit)
■Keidas (Frigg)
■Boogie on Quatre-Mains (Les Freres)
■Du da (Swåp)
■Søttenpassingen (Einar Olav & Gjermund Larsen)
■Muji BGM 8

 うむむ。お気に入りが少なかったか。上から順番にコメント。
 VäsenのLive in Japanはすごいアルバム。ライヴレコーディングのはずなのに、「え、これスタジオで録ったんじゃないの?!」と思ってしまうほど、ひっじょうに演奏の完成度が高い。もうね、ほんとすごいよ、Väsen。大声で「Väsenは世界一のバンドだ!」と叫びだしたくなります。一緒に付いてくるDVDは、アメリカ盤と日本盤では内容が違うので、どちらも買い逃せない。どちらも買って良かったと思えるもの。
 Johanneksen Poikain SotiisiはJPPの最初期のアルバム(というかEP?)をCD化したもの。このアルバムが出たのは1983年で、今はこうやってCDで聴くこともできるなんて、本当にうれしい。演奏は、というと、今も昔も変わらないスタンス、それがJPP。ラヴ。
 Frigg2枚目のアルバムがKeidas(英語ではOasis)。ここではあえてフィンランド盤を。昨年一番聴いたアルバムかも。ちなみにアメリカ盤は2004年のNordic Roots Festivalに出演したときの映像付き。そのときのことを思い出すと、うれしくて体がふるふると震えます(笑)。
 6月に知ってから、どっぷりとハマったのがLes Freres。おかげで楽しい1年を過ごすことができました。まだ収録されてない曲もたくさんあるので、早く次を出してほしいー。
 Du daは久々となるSwåpのアルバム。これはFriggに次いでよく聴いたアルバム。完成度がめちゃくちゃ高くて、『らしさ』がよく表れてると思います。
 ノルウェーの純伝統音楽のアルバム。今お気に入りのLarsen兄弟によるもの。ノルウェーの伝統音楽に興味を持つきっかけとなりました。
 11月下旬に買って、ほぼ毎日聴きまくっていたアルバムが、無印良品のBGM 8。これは日本で手に入る、スウェーデン伝統音楽が収録されている数少ないアルバムかと。すごいお気に入りアルバム。最高。

 ライヴはそれなりに行きました。何公演行ったかはわかりませんが。前半に集中してる感あり。ただ、クラシックが全然なかったのが、自分的にはちょっと……。いえ、クラシックも好きなんですよ、ほんと。

■Väsen 日本ツアー(全公演)
■Frigg ライヴ(Klubi, Kaustinen 7月13日)
■JPP ライヴ(Klubi, Kaustinen 7月15日)
■Yökatrilli(Festivaaliareena, Kaustinen 7月16日)
■Les Freres ライヴ(Younger than Yesterday 6月24日)
■Les Freres 3周年記念ライヴ(ヨコスカベイサイドポケット 9月19日)

 どれもこれも印象深いです。
 Väsenの2度目のツアーも、当然のように全公演に行きました。東京でのライヴ中日がすごく良かったなー。2005年の中でも一番幸せな一週間でした。
 夏に行ったフィンランドのカウスティネンで行われた、フォーク・ミュージック・フェスティヴァル。ここに挙がってないライヴも含めてどれもこれも最高で、順番なんか決められないほど。それでも目的であったJPPのライヴはやっぱり感慨深くて、ヘルシンキからすっごい遠いとこにある田舎で(失礼! 良い意味で言ってます)到着まで時間がかかって大変だったけど、本当に行ってよかったと思っています。JPPの伴奏でカドリーユを踊ることができたのは、忘れられない思い出。滞在中、Anttiと毎日会えて言葉を交わせたのは、昨年2番目の幸福(同時に恥ずかしさもこみ上げてきます)。
 Les Freresのライヴには、6月に好きになりはじめて、年末まで全部で11回行ったことになります。初めて聴いたときは、良い意味でとってもショックで、実際にライヴを見ると、それが喜びになる感じ。彼らについての記事を書けたのもうれしかったんですが、いざ書こうとすると上手くまとめることができなくて、自分の文章力のなさを呪うばかりで……いえ、でも楽しかったのはほんと。2本も書いてしまいました、ははは。……すみません。

 追記:
 昨年は音楽に関して幸せなことが多かった中、"JPP ja pelimannisvengin lumo"(フィンランドのテレビ局YLEが制作したJPPのドキュメンタリー番組)を見ることができたのはすごくうれしくて、何度も何度も見てしまいました、フィンランド語でですが……。でも、カウスティネンの伝統音楽がどういうものなのか、JPPにとってのカウスティネン、音楽、活動、フィンランドの伝統音楽を語る上で必ず名前が出てくる演奏者たちの貴重な映像や写真もあったり、Maunoが学校でどんなことをやってるのかとか、そりゃもう日本にいる限りでは知り得ることがなかったものがたくさんたくさん詰め込まれていて、個人的に大満足な内容でした。
 今年はニッケルハルパについてのドキュメンタリー番組(があるのです! VäsenのOlovも登場してます)を見ること、出来ないかなー(笑)。

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意外すぎて大笑い

 Friggのコンサート情報を求めて、ネットサーフしていて偶然見つけたページにAnttiの名前が。フィンランド語で書かれていたページだったので、内容はさっぱり。でも、どうやらAnttiが参加しているバンドのライヴ告知っぽい。不思議だったのは、見たことないバンド名だったこと。「へー。何これ?」とこのバンド名を検索してみたら、ちゃんとサイトがあったので、どんなバンドなんだろうと見てみた。
muuttaa コココココワすぎ! 蛇の頭に蛇柄。いきなり爬虫類が目に飛び込んできたんで、あたふたと超動揺。いや、マジで怖いんですけど……。右画像はそのサイトの上の部分だけを切り取ってみたんだけど、これだけならすごくコミカルな感じがする(笑)。

 いったいどんなバンドなんだよっ! とツッコミを入れながら、気を取り直して(というよりその爬虫類を見ないようにして)メニューをクリックしてみると、そこはメンバー紹介ページ。表示された写真にはAnttiらしき人が写っているし、メンバーの中にAnttiの名前がある。楽器はJPPやFrigg、Trokaと同じくベース担当。なーんだ普通じゃんとほっと落ち着いたので、ほかのメニューもクリックしてみた。写真を置いてあるページがあったので拡大して見てみると、そこに写っていたのは間違いなくAnttiだった。
 「この子はいったいいくつバンドを掛け持ちしてるんだー?」なんてニヤつきつつ、音源が置いてあるページを開き、視聴してみた。
 あまりにも意外。いや、もうほんと意外っつーか、めちゃくちゃビックリ。まったく想像だにしてなかった音楽(ものすごくロックしてるロック)だったもんで、絶句したあとに大爆笑してしまったですよ。
 『Anttiと言えばトラッド』という図式が自分の中に当たり前のようにあったし、それ以外でやってもジャズまでだったから、まさかここでロックがくるなんてまったく考えてもみなかった。完全想定外。
 でも、音楽を聴くにつけ、ホントにこのバンドに参加してるのか?と疑問に思ったので、もう一度写真を見てみたら、Anttiらしき男の子がベースを弾いている写真が1枚あった……しかもエレキですよ……。
 とりあえず視聴曲が4つあったので全部聴いてみた。どの曲もそんなに悪くない。むしろ好きかも。歌詩はフィンランド語で、ヴォーカルの男の子も、ほかの楽器の演奏の子たちも普通にうまい。
 でもわたしの頭の中は「Anttiがロック、Anttiがエレキ・ベース、Anttiがロック……」とグルグルしている。ビックリしたのをかなり引きずってる感じ。ちょっと複雑な気分だ。

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We will rock you

 ミュージカルを見てきたのだ。We will rock you@新宿コマ劇場

 知り合いが見に行くという話を聞いて、しきりに「いいなーいいなーいいなー!」を連発していたら、知り合いの友達が見に行けなくなったため、わたしにチケットが回ってきたのだ。行きたいなーとは思っていたけど、それほど積極的ではなかったので、このことがなければ、明日を迎えてしまい、結局一度も行かず終いだっただろう。そういう意味ではラッキーだった。

 詳しいストーリーは、上にあるリンクから先へジャンプして、そこを読んでいただくとして。20分の休憩を挟んで約3時間のステージでは、笑いどころ多いにあり、ちょっとだけシリアスなシーンあり、もちろんミュージカルですから、歌もバッチリ。出演者たちの歌唱力には圧倒されっぱなしで、特に主人公ガリレオを演じたピーター・マーフィーの声にメロメロ。歌はもちろん、セリフシーンのも、ものすごい好みの声。彼がしゃべっても歌っても耳の意識は彼にすべて注がれ、安定した歌唱力に大満足。最後にはノリノリで踊ってしまったですよ。
 それにしても、クイーンの曲はいつ聴いてもいい。彼らが活動していた時期をリアルタイムで知らなかったのが悔やまれる。
 うーん。今日があまりにも楽しかったので、しばらくクイーンを聴いちゃいそうだ。

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エストニアのFolk Music Festival

 エストニアで毎年行われているViljandi Folk Music Festivalが、現地時間今日の13時からスタート(−31日)。今回で8回目みたい。このフェスティヴァル、実は最近知ったのであまり詳しいことはよく分からない。でも、過去にはMaria Karaniemi(1999)、Troka(2000)、Väsen(2001)、Gjallarhorn(2002)、JPP(2004)が出演しているのだ! しかも過去ライヴは映像がアップされてるので、ファンにはうれしい限り。ブロードバンドが整備されはじめた2003年ごろからの映像はなかなかきれいで、JPPのライヴ映像は一体何度見たことか。
 公演数も多くてすごく楽しそう。しかもコンサートの値段が超安いのが魅力的。15EEKとか見て、「マジ!?」と自分の目を疑ってしまったですよ。山手線の初乗り運賃かよ……(笑)。高いものでも120EEK。これはすごく良くないかい?
 今回もウェブにアップする映像をたくさん撮影するようなので、今からワクワクしてしまうよ。
 ちょっと多いけど、全公演をアップしてみる。北欧に近い国なので、今の時期はやっぱり白夜らしい。だから2時スタートのコンサートとかあるのか(笑)。

XIII Viljandi Folk Music Festival

Thursday, July 28
13:00 Kaevumägi OPENING
14:00 Kirsimägi Estonian ETNO
15:00 Suur Tuba Astrid, Janne, Juss and the Hiiu People
16:00 Kaevumägi Indrek Kalda and Tiit Kikas
16:00 Aura Telk Zetos
18:00 Kirsimägi Henrik Jansberg Quartet (Denmark)
18:00 Kultrahoov Kratt
19:00 Suur Tuba Labajalgsed (The Flatfooted)
19:00 Jaani church Atlas
20:00 Kaevumägi Valkyrien Allstars (Norway)
20:00 Aura Telk Esztenás (Hungary)
22:00 Kirsimägi Oort
22:00 Kultrahoov Them Eastport Oyster Boys (USA)
23:00 Suur Tuba Fiddleduo Visla & Varblane
24:00 Kaevumägi Brolum (Scotland)
24:00 Aura Telk (Ööklubi) Virre

Friday, July 29
10:00 Suur Tuba Sildoja, Taul and Noormaa "School Concert"
12:00 Suur Tuba Sildoja, Taul and Noormaa "School Concert"
13:00 Jaani church Triskele
14:00 Kirsimägi AveNue and Suprjadki (Estonia / Russia)
14:00 Kultrahoov Virumaa Youth Orchestra
15:00 Suur Tuba Jouhikko-orchestra (Finland)
16:00 Kaevumägi Fiddlesong (Canada)
16:00 Aura Telk Kapela Drewutnia (Poland)
17:00 Ugala hall Anu Taul and Friends
18:00 Kirsimägi Osimira (Belarus)
18:00 Kultrahoov Pelle Björnlert & Johan Hedin (Sweden)
18:00 Jaani church Cecilia
19:00 Suur Tuba Helen Saarniit and Sulev Reisberg
20:00 Kaevumägi Trio Fata (Sweden)
20:00 Aura Telk Oliver & Pariselle (France)
21:00 Ugala hall Duo Marianne Maans & Lauri Antila (Finland)
22:00 Kirsimägi Brolum (Scotland)
22:00 Kultrahoov Pööningubarokk
23:00 Suur Tuba Tiit Kikas
24:00 Kaevumägi Trostan (Ireland)
24:00 Aura Telk (Ööklubi) VLÜ
02:00 Kultrahoov Zorbas

Saturday, July 30
13:00 Jaani church Astrid, Janne, Juss and the Hiiu People
14:00 Kirsimägi Kukerpillid
14:00 Kultrahoov Sild (Bridge) (Wales)
15:00 Suur Tuba Valkyrien Allstars (Norway)
16:00 Kaevumägi Esztenás (Hungary)
16:00 Aura Telk Them Eastport Oyster Boys (USA)
17:00 Ugala hall Jan Yrgagy (Kyrgystan)
18:00 Kirsimägi Vägilased
18:00 Kultrahoov Jouhikko-orchestra (Finland)
18:00 Jaani church Aimla, Arder, Agan, Mälgand "Praise My Soul!"
19:00 Suur Tuba Hurtopravci (Ukraine)
20:00 Kaevumägi Virre
20:00 Aura Telk Raud-Ants
21:00 Ugala hall Fiddlesong (Canada)
22:00 Kirsimägi Stefanet Folk Band (Moldova)
22:00 Kultrahoov Kapela Drewutnia (Poland)
23:00 Suur Tuba Suprjadki (Estonia / Russia)
24:00 Kaevumägi Henrik Jansberg Quartet (Denmark)
24:00 Aura Telk (Ööklubi) Osimira (Belarus)
02:00 Kultrahoov Etnocans - DJ Pickney Tiger

Sunday, July 31
13:00 Jaani church Trio Fata (Sweden)
14:00 Kirsimägi Trostan (Ireland)
14:00 Kultrahoov Oliver & Pariselle (France)
15:00 Suur Tuba Duo Marianne Maans & Lauri Antila (Finland)
16:00 Kaevumägi Untsakad
16:00 Aura Telk Zetos
17:00 Jaani church Proseuhe
18:00 Kirsimägi Stefanet Folk Band (Moldova)
18:00 Kultrahoov Kihnu Boys
19:00 Aura Telk Hurtopravci (Ukraine)
19:00 Suur Tuba Pelle Björnlert & Johan Hedin (Sweden)
20:00 Kaevumägi Ando and Friends
22:00 Aura Telk (Ööklubi) Vivid Violins

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Javier Ruibal

 フィンランドから帰ってきて、翌日(21日)に行きましたJavier Ruibal@青山CAY

 フラメンコというくくりで語られることが多いようですが、そこにはアフリカっぽいリズムやら(調べてみると、アラブっぽいテイストもあるそうだ)が含まれていて、「フラメンコ」という中では語りつくせないのでは? フラメンコであって、フラメンコじゃないという感じがしたので。
 不勉強なのでたくさん書くことはできないけど、彼らの音楽を心から堪能させてもらいました。編成はアコースティックのギター兼ヴォーカル、フラメンコ・ギター、パーカッション。歌はスペインらしく、男らしく、力強く「かっこいい!」の一言。ちょっとかすれも入った歌声がなんとも言えず、聴き惚れてしまいました。パーカッションがすごくユニークで、スティックはほとんど使わずに、手や指を使ってやってました。このせいで、ギターの邪魔をしない程度の音量に抑えられているもんだから、そのバランスが絶妙でものすごくよかった。フラメンコ・ギターもテクニックは最高。
 もうすべてがあまりにもよすぎるもんで、「これ、ほんとにタダでいいのかい!」と思ってしまったですよ。彼らが演奏したのは、Spanish Hot Summerというイヴェント中に行われたコンサートのひとつで、この期間中に行われるコンサートは、全部入場無料だっていう話。すごくいい企画だっ!(笑)

 結局このイヴェントではこのコンサートしか行けなかったけど、ほかにももう少し見てみたかった。

 それよりなにより、もっとこういうイヴェントこそ、いろんなところで宣伝すればいいのに、と思うのだけど……。わたしが知らなかっただけ?

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Lúnasa

 今まで「すごくいいよっ!」とススメられながらも、なかなか聴くチャンスがなかったLúnasa。友人からCDを借り、初めてちゃんと聴いた。
 ……彼らの音楽を知らなかったことを、恥じましたよ、ええ。なんというカッコよさ! 演奏は抜群! 聴いていて自然と体が動き出してしまう。もう、すごく幸せ。友人には「いまさら何言ってるんだっ!」と怒られた……。
 ずーっとThe Kinnitty SessionsのBallyoganという曲を延々リピートして聴いてます。かっこよすぎ、この曲。半音階進行がめちゃくちゃツボだ。

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Musical Baton

 気が付いたら、バトンを渡されてました。
 おもしろそうなので答えてみました。
 Musical Batonというらしい。知らんかった……。

●Total volume of music files on my computer
 ああ、今一番音楽入れてないPCを使ってます。1.07GB。ちなみにPoddy(my iPod)には8.64GB入ってます。

●Song playing right now
 残念なことに、ちょうど今は聴いてないです。直前に聴いていたものは、Höökensemblenの"Polski Dantz"でした。VäsenのMickeが参加している、スウェーデンの古楽ものです。このアルバム、大好きだーーっ!

●The last CD I bought
 先日買ったばかりのアルバムは3枚。まだ手元に届いてないけどイイデスカ?
 フィンランドのアコーディオン奏者Maria Kalaniemiと、フィンランド伝統音楽界のボス(笑)でハーモニウム奏者Timo Alakotilaによるアルバム"Ambra"、Kalaniemi、Alakotila、VarisのKalaniemi Trioが来日した際のライヴを収めたアルバム"Tokyo Concert"、スウェーデンの若手トラッドバンドHarvのシングル"Direktor Deg (EP)"。Harvのニュー・アルバム、超期待してます!
 手元にあるもので一番最後に買ったのは、JPPの初期アルバム"I've found a new tango"とフィドルとアコーディオンのデュオPinnin Pojatの"Gogo 4"

●Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
 アルバムじゃなくて曲か! むずかしいなあ。どれも好きで選ぶのが大変。悩みに悩んで選んだのはコレ。順位不同。

Klavier Concert Nr.2 op.83 (Brahms)
 ブラームスは初期の作品に好きな曲が多いんですが、この曲だけは演奏者違いでCDを何種類も持ってるほど大好きーー! 特に第二楽章。音楽のドラマチックさは、世界一!だと思う、個人的に。ブラームス最高!
Valsas de Esquina (Maria Josephina Mignone / "Valsas Imortais")
 ブラジルの作曲家ミニョーネのピアノ作品。全部で12曲あるけど、特別に曲集としてのくくりで。音楽にヨーロッパとは違う世界観があり、とっても濃い! 日本語訳は「街角のワルツ」
Nitti pomfritti (Väsen / "Världens Väsen")
 わたしVäsenにハマるきっかけともなったアルバムに収録されている曲。パーカッションが加入した彼らの音楽は、男らしくて惚れ惚れしてしまいます。もちろんトリオも大好きだけど。Väsenは世界一好き。買ってもう7年経ったのか……しみじみ。
Onnen Päivät (JPP / "Kaustinen Rhapsody")
 JPPのタンゴって情熱的というよりは緩やかで、本場のものとはまた違った独特の雰囲気。彼らだからこそ出せるまったり感。素敵だ! JPPのタンゴは数あれど、一番好きなのはこの曲。
Honning Syp Polsk/Ingrids Vals (Haugaard & Høirup / "Om Sommeren")
 この曲を初めて聴いたときの衝撃と言ったら! ハラールの天才っぷりにびっくりしました。脱帽。ハウホイはこういうメロディックで哀愁ただよう雰囲気の曲もすごく似合う。

 こうやって見てみると、音楽にものすごく偏りが。最近は北欧伝統音楽ばかりを聴きすぎかも。クラシックだって大好きで聴いてますヨ。ブラームスばっかりだけど(笑)。

●Five people to whom I'm passing the baton
 渡す人がいませんよ……。どうしよう。どうしよう。
 誰か、書きませんか?

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Caetano Veloso

 友人に「ぜーーったい見ておいたほうがいい!」と興奮気味に力強く勧められたので、行ってきました、カエターノ・ヴェローゾのライヴ@東京国際フォーラムホールA(5月25日)

 勧められたのが日本ツアーの最終日でもある25日当日だったんだけど、当日券が出るという話だったのでそれをゲット。がしかし、一度もアルバムを聴いたことがなかったので、少しだけ不安もありつつ、コンサートが始まるのを待っていました。

 始まってみればそんな不安はどこかへ吹っ飛びました。なんという音楽、なんという歌声、それらがなんというすばらしさなんだ! 徐々にカエターノの世界へと引き込まれていき、まるで夢を見ているかのような時間でした。もうなんていうか。声がものすごく良くって、聴いてて頭の中が溶けていく感じがしたなあ。高音をささやくように歌っていたのなんかものすごくセクシーで、最高に良かったです。惚れるわ、あれは(笑)。
 プレスリーのLove me tenderでは、そのセクシーさが最高潮で、なぜだか「誰かと恋愛したい!」という気持ちが沸きました。音楽を聴いていて、こういう体験は初めて。へ、変ですかね? でも本当なので。

 ああ、今もカエターノの歌声でLove me tenderが頭の中をぐるぐる回ってるーー。

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Mahala rai Banda

 ルーマニアのバンド、マハラ・ライ・バンダの来日公演に行ってきました@六本木ヒルズアリーナ
 5月3日と4日の両日公演だったけど、わたしは4日に行きました。チケットの安さにビックリしつつ会場内へ。

 開演ギリギリに会場に入ったため、ステージにはもうメンバーが登場していて、よく見える場所を探す間もなく音楽が始まってしまい、とりあえずはその場でステージを見ようと……したんだけど、コレが見えねーんだわ。それでも一段高くなっているとこの2列目くらいにいたんだけど。背が低いって辛い。

 まあ、そんなことはおいといて、これから始まる音楽を期待させるような、伸びやかな管楽器の音を聴いたときは、思わず鳥肌が。六本木ヒルズアリーナは、天井はあるけど屋外なので、ある意味音がすごくよく通るからかな。音楽は文句なく楽しく(低音管楽器での早弾きは圧巻)、ステージ上でにぎやかに踊っているダンサーたちもかわいくて、魅惑的な踊りを披露してくれて、時間があっという間に過ぎていきました。この日は天気もよく、ライヴが始まった時間はまだ外も明るかったけど、だんだんと陽が落ちていき、暗くなっていく様子とは反対に、ライヴはどんどん盛り上がっていきました。ずっと立ちっぱなしだったので疲れましたが、ものすごく楽しかったです。

 コンサートの余韻を楽しもうと、後日CDを聴こうとしたのですが、買い忘れてました……。今度買わねば。

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ラフマニノフでマキシム

 行った当日に書けよ、と自分をツッコミたい気持ちを抑えつつ。

 ピアニストのマキシムが、純クラシックを演奏するというので、これはちょっとおもしろいかもと聴きに行ってきた@横浜みなとみらいホール(4月10日)
 普段はマキシムは聴きません。彼がやっている音楽を否定するつもりはさらさらないけど、個人的にはあんまり好きではないので。だけど、オケとピアノ協奏曲やるって、実はなかなかない機会じゃないかと思って。至極普通のことなのに、マキシムだと特別なことになるとは。

 演目はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。よくよく考えてみたら、好きな曲なのに一度も生演奏で聴いたことがないことに気付き、結構楽しみにしていた。
 座った場所は、マキシムが演奏している背中を左斜め後ろから見られるところ。鍵盤上での手の動きもよく見えたので、まあよかったんだけど、音はしょうがないか、あんまりよく聴こえず残念。しかし、ピアノの音はほんとステージの後ろの席だと全然聴こえないっすね。
 想像以上に彼の演奏が良くって、なんかうれしかった。もっとガンガン鍵盤を“叩く”タイプかと思っていたんだけど、そこは全然違った。なかなか綺麗な音を出していたのでビックリしたくらい。
 アンコールはマキシムらしく?、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」。
 このコンサートではいい意味で期待を裏切られ、終演後はちょっとホクホク。

 この日は、終演後にマキシムのサイン会があるという放送が流れていた。公演プログラムとCDかDVDを買うとサイン会参加券がもらえたらしい。
 すべての演目が終わったあとロビーへ出てみると、ものすごい人だかりと、ものすごい行列ができていた。すでにサイン会が始まっている様子で、テレビ局なのか知らんけどカメラが何台か入っていて、その行列ぶりを撮影していた。ぽっかりとその場所だけ人だかりがないところへ近づいてみたら、5m先にサインをしているマキシムがいた。普通にハンサムだった。
 あの人の多さからいくと、サインするのも大変だったろうなあ。ヘンな話、手がしびれちゃって演奏に支障がでるんじゃない?と余計なことを思ってしまったよ。

この日の演目
マキシム(p)、ユーリ・シモノフ指揮、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団

1st
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調

ボヘミアン・ラプソディ(アンコール)

2nd
チャイコフスキー 交響曲第3番 ニ長調「ポーランド」

チャイコフスキー 《白鳥の湖》より「ロシアの踊り」
チャイコフスキー カプリッチョ風小品より
チャイコフスキー 《くるみ割り人形》よりアダージョ(以上アンコール)

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Kaki King

 初めて演奏している映像を見たとき、なんだかものすごく衝撃が走ったんです。でも「コンサートかあ……どうしよっかなあ……」などと、やる気のないことを考えていました。

 でも結局行っちゃいました。
 カーキ・キング@モーションブルー横浜(赤レンガ倉庫)

 家を出るのが遅くなってしまい、会場に着いたときはすでに席がいっぱいだったけど、相席で着席。小腹が減っていたので食事をしようかと思ったけど、2ndステージも見る予定だったし、それが始まるまでに結構時間があるので、食事はそのときにすることにして、ビールを飲むだけに。

 良い酔い加減になったところで、1stステージがスタート。ちっちゃくてとてもキュートなカーキが登場。おもむろにギターを構え、彼女の公式サイトにある映像と同じ曲が演奏され、「おお、あれを生で見れるとはっ!」とうれしくなりました。
 ギターのボディを打楽器代わりに叩き(これはVäsenのRogerもときどきやってますね)、ギターの弦を叩き音を出す(タッピング奏法というらしい)。ギターという楽器を最大限に使って演奏するその様子は、さまざまな方法で音を作り出していて、まるで単体の楽器だけを使っているようには見えませんでした。
 演奏自体はなんとも楽しいステージだったのですが、MCはほとんどなく、演奏ばかりでした。ちょっとメリハリがなかったようにも感じられ、また人の頭と頭の間から見ていたので音楽に集中することができず、「1stステージだけで帰ろうかな……」とまで思っていました。でも、せっかくだし、この横浜がツアーの最終日だとも言っていたので、本当のラストステージをやっぱり見ようと思ったのでした。

 完全入れ替え制となっていたので、いったん外に出て、時間まで赤レンガ倉庫内をブラブラ。今年赤レンガ倉庫が整備されてオープンしてから3年目ということで