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カウスティネン、今年のプログラム

 今年もそろそろカウスティネンのフェスのプログラムが発表される時期となりました。去年行けなくてくやしい思いをしていたのは、ついこの間だと思ったのに。はやいなあ。

 Twitterには、カウスティネンの公式アカウント(@kaustinenfmf)があるのですが、そちらによると3月30日に発表だそうですよ。発表されたプログラムによっては、すぐにチケットとアコモデーションの申し込みをしちゃいそう。いつもお世話になってるお家がB&Bやるかどうかも確認しなきゃ。フフフ。なんだかワクワクしすぎちゃって、プログラム見てガッカリなんてことがないことを祈りたい。

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無事帰国

 2月8日に無事フランスのナントより帰国いたしました。
 行きの飛行機ではあんまり良く眠れなかったけど、帰りはよほど疲れていたのか、飛行機が飛び立ったのに気付かなかったほど、乗った直後から爆睡。
 さんざん「寒い」と言われてたけど、現地に行ってみたらちょうどわたしたちが滞在してた期間は奇跡的に暖かかったみたい。日中は8~10度くらいはあったのでは。持っていったヒートテックを一度も着ることがありませんでした。雨に降られることもなく、毎日が快適。

 どんなコンサートを見たのかは、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン公式ブログの記事をごらんくださいませ。ちゃんと「最低、これだけは聴く!」と意気込んでいた「埋葬の歌」も聴けたよ! やったね!
 それにしても頑張ってよく更新したなーと自画自賛(笑)。まあ、記事ひとつひとつの内容が良いかどうかは別だけど……。一人だったので大変だったよー。楽しかったけどネ。
 私が更新したのは、ナントに到着した、というエントリーからファイナルコンサートのエントリーまで。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 公式ブログ

 音楽祭は、東京と似ている点もたくさんあったけど、東京では考えられないこともたくさんありました。
 たとえば、アーティストがお客さんが出入りするドアから入ってきてステージに出たり、下手のバックステージに入りきらなかったのか、オケの団員たちがステージの端にはみ出してステージに乗るのを待ってたり、人の流れを誘導する人がどこにもいないのに人がちゃんと流れてたり……上げれば切りがないほど。なかなかおもしろいところが目につきました。
 ナントで演奏される曲ときっと共通なものも多いだろうと思うので、ますます5月の東京が楽しみになってきた! プログラムの発表は、17日の記者発表でされるので、もう今からドキドキワクワクです。

 現地では暇を見つけてはプレスルームに詰めて、せこせことブログ記事を書いてアップしてました。わたしが見当たらなければプレスルームに行け!というくらい、ほんとにプレスルームにずっといたなあ。そしてプレスルームに置いてあったピンクグレープフルーツのジュースをいつも飲んでました。
 いつもといえば、パン屋さん! 実はプレスの人たちには、音楽祭関係者が使えるアーティストラウンジと呼ばれる食堂の食券(ランチが3枚、ディナーが2枚)が配られていたのですが、私はそれを1枚しか使いませんでした。というのも、公式ブログにも載せた会場近くのパン屋さん、ここでキッシュやお菓子を買っていたからなのです。取材初日、コンサートや仕事の関係で昼食を取り損なってしまったので、じゃああのパン屋さんで何か買おうと、スタッフの方と一緒に買物に行き、大好物のキッシュがあったので買って食べたら、こーれーが、めっちゃくちゃ美味しかったのです。それでハマってしまって、食堂には行かず、毎日ランチはここのキッシュを日替わりで食べたのでした。結構大きなサイズで1ピース2.50ユーロ。安い! 日本だったら絶対同じ大きさなら800円くらいはする。ああ、またあのキッシュが食べたい!

 同じプレスチームに着物を普段から着ているという女子が私を含め3人いたので、口裏をあわせて最終日に3人で着物を着ました。そしたら地元新聞の取材を受け、そしてFrance3というテレビ局の取材も受けちゃったよ! 新聞には実際に写真が載ったし、テレビの方は4月に放送されるこの音楽祭のドキュメンタリーに使われるらしい。
 それにしても、着物は本当に反応が良かった。小津映画大好きなルネは着物を本当に喜んでくれて、ほっぺにちゅーっとされちゃったよ!

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今年に入ってさっそく西へ

 前回の旅(ヘルシンキ・パリの旅、略してヘル・パリ)が6月でした。それから約半年ぶりにまたまた西へ旅に行ってきます。
 2005年より始まったラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭、その翌年である2006年から毎年公式ブログレポーターとして参加させていただいているこのわたくし、いつかこのラ・フォル・ジュルネの本場であるフランスのナントで行われている音楽祭も聴きに行ってみたいなーと思っていました。そして、今回、このナントのラ・フォル・ジュルネに行くことになったのでした。「やったネ!」って感じですかね。

 今年のテーマはナントも東京も「タイタンたち」。ブラームス(←わたし的に重要!)、今年生誕200年を迎えたリスト、没後100年を迎えたマーラー、そしてR.シュトラウスやシェーンベルクの作品を中心としたプログラム。その他ヴォルフの歌曲もあったかな。
 今回一番多く演奏されるのは、ナント言ってもブラームスでございます。めったに演奏されないマイナー曲が今回多く演奏されるとあっては、ここで聴かなきゃいつ聴くんだ、って話です。東京でこれらのマイナー曲は演奏される可能性がないわけではないと思うけど、演奏されなかったら悔やんでも悔やみきれない。そのため、できるだけ多くのマイナー曲を聴いてこようと意気込んでます。いろんな関係上、聴きたいと思ってるコンサートが聴けない可能性もかなりあるので、少なくとも、大好きな超マイナー曲「埋葬の歌 作品13」(弦楽器、フルート、トランペット以外の木管、金管、打楽器と混声合唱という編成)だけは聴いてこようかと。こういった珍しい曲をやってくれるというのも、ラ・フォル・ジュルネならでは、って感じですかね。

 今回は取材も兼ねているため、仕事道具一式を持っての渡仏です。
 持っていくものをリストアップして、これだけは絶対に忘れてはならない!というのは、まずミニラップトップ(とそのケーブル)、デジタル一眼レフ(とその充電器、記憶メディア)、通話用携帯電話(とその充電器)、iPhoneとiPod(とそのケーブル)、MP3レコーダー(これはiPhoneで代用するかも)。こんなもんでしょうか、必須仕事道具は。……あれ? よく考えてみたら普段の旅とまったく同じ持ち物じゃないか(笑)。ということで、いつもどおりって感じですかね!

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