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とうとう来日、JPP!! その1

 この日をどんなに待ったことか。記念すべき日!
 JPPライヴ@東京武蔵野文化会館小ホール

 初めてJPPのアルバム“String Tease”を聴いてから、どうしてもライヴを見てみたくて、フィンランドのカウスティネンへ行ったのは2005年。それから06年、07年、09年と4回カウスティネンでJPPのライヴを見てきた。いつか来日しないかと心待ちにしていたら、とうとう今年2010年、来日決定。そして東京、大阪、北海道でライヴをすることに。この夢のようなニュースに心踊り、そして地に足がついてない状態で11月3日の東京公演を迎えました。
 全員が東京に揃うのが2日と知り、前日は遠足を明日に控えた子供のように、ドキドキしすぎて朝方まで眠れなかった。本当にJPPが東京にいるのか、6人が揃っているところを見るまで信じられなかった。

 客席はほぼ満員。みんなが期待してるからか、なんとなく客席も落ち着かない感じ。
 そして座席に座り、客電が落とされたときは心拍数が急激に上がり、6人がステージに現れたときは、もう倒れそうなくらいに感激。ステージ右からベースのアンティ、ハーモニウムのティモ、フィドルのマウノ、マッティ、アルト、トンミが並んでいるのを見て、気持ちが一気にカウスティネンに飛んでしまったのは言うまでもなく。「ああ、いつもカウスティネンで見てる立ち位置に全員が並んでる……!」。
 1曲目の演奏が始まった途端、ステージ後方にあるパイプオルガンが視界から消え、そこはまるでカウスティネンの会場、LukionsaliかKulbiか。ホール内は弦楽器とハーモニウムの音がいっぱいになり、体中がJPPの音楽を堪能。しかも、フェスティヴァルだと1時間くらい(JPPは優遇されているからなのか、これでも他の出演者たちよりも時間が長い)の演奏で終わってしまうけど、このツアーはもちろん単独公演。2時間近くもJPPのライヴを聴けるなんて! 座っている位置が良かったのか、カウスティネンで見るよりも、6人がいかに細かいことをやっていて音を紡いでいるのかがよく見えておもしろかった。フィドルの4人はファーストとセカンドのパートに分かれて違う旋律を弾いていることが分かっているにしても、ひとりひとりのボーイングが違うのが、いつもどおりで見てて楽しかった。そしてあの音の絡み合い! CDでさんざんJPPを聴いていても――改めて言うことじゃないけど――ライヴが一番おもしろくて楽しくて最高にすばらしい、JPPってそういうライヴバンド。スピード感が全然違うもの。そして、フィドルが4本というのは、響きがちょうど良い豊かさで、一人や二人じゃできない音作りになるのがまたいい。
 ライヴのあとはいつのものように放心状態。ものすごいハイな気分で聴いていたからか、一気に脱力しちゃった。まだまだずーっと聴いていたいという気持ちがムクムクと膨れ上がって困ってしまう。

 北海道のネタバレにならないように、セットリストはあげないでおこうかな(いや、同じセットリストになるかどうかも分からないし、3日のセットリストは他の人がすでに上げてるかもしれないけど)。[追記 11/11:最後にセットリストアップ]でもちょっとだけ書いてしまうと、フィドル4人のうち3人のソロがある。これが本当に本当に最高に良かった! メンバーのソロなんてなかなか聴く機会ないもん。おもしろかったのは、シーンとした会場にあるソロ演奏者の左手が弦を押さえるたびに、指板から指が当たる音が聴こえたこと。それがまた何とも良くってね……しみじみしてしまった。
 JPPのライヴ、これだけは言える! 新旧のアルバムからいろんな曲が演奏されていて、ずーっとワクワクし通しになること間違いなし! 絶対楽しいから、絶対聴くべき。

 ライヴ会場では、JPPの新譜“Live in Duluth”が販売されています。CD2枚組。アルトとティモがノルディック・トゥリーで来日したときには間に合わず、あとから来た4人のメンバーが持ってきたという出来たてのホヤホヤCD。持ってきている枚数が少ないらしいのですぐに売り切れちゃうこと必至。その他にも入手しづらい旧譜も数タイトルや個人で持ってきたJPPとは違うバンドのCDなども販売されていました。
 大阪、伊丹での公演は、オール・トラッドなんだそう。いつもライヴで聴いている曲が聴けない寂しさがある一方で、ライヴでは一度も聴いたことがない曲が聴けるんじゃ!?と楽しみでもある。
 よーし、次は伊丹公演だー!


セットリスト
(ただ、時間が経ってしまってるのと、解読できない自分ながらの暗号もあって、非常に自信がないです……間違ってたらすみません)

Lundgren
Tomahuta
Vanha Paimenen Soitto
Engel
En till Sven
Onnen päivät
Pelimannin kosto
Sininen Valssi
Hale-Bopp
Murhe

Kalevan polkka / Artun Polkka
Mollisottiisi / Thores Schottis
Konstan parempi valssi
Penssarin polska (Mauno)
Rintalan Heikin polska (Matti)
Taklax G (Arto)
Antin Mikko
Tango de caro
Häämarssi
Kalmari Special
Stuffologie

-Roudaneristyspolkka
-Tilkkapolkka
--Bjudan Marsch

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