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エア・コンダクター選手権

 「のだめカンタービレ」最新刊で、レストランか何かで、のだめが千秋のまねをして、指揮をやっているシーンがあります。指示の出し方がいかにも指揮者のそれっぽいので、読んでいて爆笑。
 指揮者って不思議です。自分で楽器を演奏するわけじゃないのに(もちろん例外はあるけど)、ステージにあがって、一人棒をブンブン振って大汗かいて、曲が終われば(ステキな演奏だった場合)会場中から大きな拍手をもらえるわけですから。でも、指揮者の前にオーケストラがいるってことが前提。もしオケがいなくて指揮者ただ一人でステージの上でやってるだけでは、そんな拍手はもらえないのです。

 でも、オケがいなくて指揮者ただ一人でステージでやっても、大喝采をもらえるチャンスがここに……!

 もうすでにご存じの方ばかりだと思いますが、書いてみます。

 年末に「ハルモニア杯音楽コンクール」というイヴェントが東京国際フォーラムでありますが、その中で『輝け!エア・コンダクター』というコンクール(?)が開催されます。そう、つまりフィンランドで行われている「エア・ギター選手権」の指揮者版。クラシック好きな方ならば、自宅で音楽を聴きながら指揮者のまねごとをしたことがあることは、一度や二度じゃないはず。そんな一人の楽しみを、みんなで分かちあおうじゃありませんか!
 エア・ギター選手権では、ただギターを弾くまねだけでは優勝できないみたいですね。このエア・コンだって同じ。カラヤンやフルヴェンの物まねしても、一部のクラシックファンしか笑ってくれません。といかそもそもそれが笑いにつながるのか!? いかにおもしろいことをやって、観客を感心させ、大笑いさせるかがカギなのかもしれません。いったいどんなパフォーマンスが生まれるのやら。ドキドキです。
 ということで、わたしもこのハルモニアは観客の一人として行きますので、ぜひこの「エア・コン」で大笑いさせていただこうと、今から楽しみにしているのです。
 まだ応募、間に合います。今月いっぱいまで。

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ヴァイオリンを作ってみた

紙ヴァイオリン

 んー、まあまあでしょうか。上の画像からはわかりづらいかもしれないけど、一応表面の丸みなどもあります。結構粗もあるんだけど、個人的には満足。

 知ってる人は知ってるであろう、実はこれすべて紙でできてるヴァイオリンで、そういうキットが売っているのですよ。たまたま上野の東京文化会館に行ったときに見つけ、迷いに迷って購入。ちなみに、この紙ヴァイオリン、ちゃんと弦が張ってありますが、この弦も紙! 幅0.5mmっすよ! ちゃんとペグで巻いて張ってます。そうそう、ペグもちゃんと動く。かなり本物に近いつくり。製作時間5時間30分。そういえば、作ってる間、一度も休憩してないや。

 すべてが真白なヴァイオリンというのは、ちょっと不思議な感じ。でも実際に白いフィドルで演奏してるおじさんがカウスティネンにいたなあ。近くで見せてもらったわけじゃないのではっきりと覚えてないけど、さすがに指板は黒檀だったと思う。

 そういえば、このキットを出している会社は、ほかにもチェロと、最近になってグランドピアノが出たらしい。どちらも作ってみたいけど、これからそんなことをやっている時間があるのかどうかは、全然わからないので、まあ、いつか。

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届いたCD

 昨夜,サッカー観戦から自宅に帰ると,わたし宛に届いた荷物があった。
 待っていたCDがとうとう到着!

Like_cotton ウェブで発見してから気になってしょうがなかったCD。
 それは"Like Cotton"。

 このCD,ジャケットの絵が本当にかわいくて,封を開けてからずーっと眺めてしまった。雲の上でジャズを演奏している天使たち。ピアノ,ウッドベース,ドラム,トランペット,そしてニッケルハルパ……え,ニッケルハルパ? このジャケット画像じゃ小さくて見えないかもしれないけど,ウッドベースの前にいる天使が弾いているのは,間違いなくニッケルハルパです。
 実はこれ,VäsenのOlov Johanssonが参加してるアルバムなのですー。はー,やっと手に入った。
 このアルバムの演奏者はAnders Bromander Ensembleで,Olovはそのメンバーの一人。トラッドをアレンジした曲もあるとはいえ,やっぱりジャンルはジャズだろうなあ。トラッドがすごいムーディな感じに仕上がっていて新鮮。聴いてて気恥ずかしい感じもする(笑)。無印良品が出しているBGM8に入ってる曲の,ジャズアンサンブル版が聴けます。1曲だけOlovが作った曲があって,それはSkridskolåten。これは先日の来日の際,コンサート会場で販売されていたCD,"Mike Marshall & Darol Anger with Väsen"にも収録されている曲。同じ曲で,違うアレンジが聴けるのは楽しい。

 それにしても,Olovのソロアルバムのときから思っていたけど,Anders Bromanderのピアノが好きだー。音がすごくまろやかで,でもメリハリもあって,非常に好きなタイプの演奏。ぜひとも生演奏を聴いてみたいなー。

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来てしまった

来てしまった
国立競技場アウェイ側自由席。結構前に座れてよかった。風がほとんどないので、そんなに寒くないです。
[ゆ]


※とか書いちゃったけど,実は試合開始直前に風が強くなってきてしまい,観戦中は冷たい強風が吹き続けてました。防寒対策はしてたけど,それでも耐え切れなくなりそうなくらい寒かったです……。U-22日本代表の北京オリンピック出場が決まってよかったよかった。

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実はすごく気になっていた

 先日,初めて海外送金という手続きをしました。
 海外の個人銀行口座にお金を送るというのは,すごく大変なんだなあと知りました。某銀行では手数料が5500円,プラス海外の銀行へ支払う手数料が2500円。これは振込人か受取人か,どちらが支払うか選べるそうなんだけど,こちらがお願いしたものの代金を振込むので,まさか相手に払わせるわけにもいかない。たかだか5000円ちょっとの振込みだったのに,手数料がそれを上回るとは……。でも,郵便局は一律2500円だというので,そちらを利用。モノが届くのが楽しみ。この「モノ」はずっと気になっていたCDなのです。

 ところで,いきなりサッカーの話に飛びますが,テレビ中継を見ていていつもいつも気になっていたのは,北京オリンピック出場を目指してU-22日本代表ががんばってるのに,どうしていつも客席がガラガラだったんだろうか,と。テレビで客席が全然埋まってないのを見て,国立競技場なら働いているところからすぐ行けるので,いつも「ああ……行けばよかった……」と後悔してました。
 でも,今日は違うよ! さっきチケット買ったので,国立競技場へ行ってきます。アウェイ側だけど,充分充分(ホーム側は売り切れてた)。今日はたくさん人が入るだろうなあ。楽しみ。つか,無事原稿を印刷所に入稿できないと行けないので,これから怒涛の勢いで仕事する!(ブログ書いてる場合じゃねーだろ!とセルフ突っ込みもしてみる)

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Les Freres 雑誌の表紙を飾る

 そういや、久し振りにレ・フレールのことを。

 用事があって池袋の東京芸術劇場に行ったときのこと。つい先日、ここのすぐそばで、Väsenと一緒にご飯食べたんだっけ……とショボーンとしていたら、目に飛び込んできたのがレ・フレールふたりの写真。ふらふらと近づいて行ってみると、モーストリー・クラシックの表紙。ビックリした。眠くてしょうがなかったんだけど、目が覚める思いだった(笑)。
 とうとうこのふたりも、雑誌の表紙を飾るようになったのか。いやはや感慨深い。

 実は記事はまだ読めてないので、感想云々はのちほどに。

 すべての掲載誌をチェックしたわけじゃないので、一概には言えないと思うけど、彼らのインタヴュー記事は、だいたいどれも同じような内容でまとまってしまっているというところが、個人的にうーん、と考えこんでしまう。雑誌によって読者のターゲットは違うこともわかるし(だから初見、初読み読者のために、彼らのプロフィール的なことがどうしても記事に必要になってしまう)、ブギーを連弾で演奏する兄弟デュオ、という物珍しさが先だった内容になってしまいがちになる、というのもわかるんだけど……。
 そんな中でSWITCHのインタヴューはおもしろかったな。「相手の尊敬できるところは?」(かなりうろ覚え)というインタヴュアーの質問に、二人ともかなり興味深いことをしゃべっていたなーと。ふたりの視点も違うからおもしろかった(けど細かいことは忘れてしまった)。この記事を読んだときは、いたってよくあることを聞かれているだけなのに、わたしにとっては、なんだかすごく輝いているステキな質問のように思えたのだ。たぶん、同じような記事ばかりだったところに、この質問、ふたりの答えがすごく新鮮に感じたからかも。
 また、ふたりの何か新しい面を発見できるような、おもしろいインタヴュー記事が読みたいなー。

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見つけたので張ってみるテスト

 下記映像、始まって15秒、右から2番目に座ってる男性に注目。
 

 Rogerさん、はっけーーーん!!(笑) しかもRogerは最初から最後まで結構映っているし、アップもある(1分42秒ごろ)。
 2分43秒に半透明で映るヴィオラ弾きはMickeか? じっくり見る間もなく消えてしまうので、確認できない。一時停止にしてみた。やっぱり分らない。たぶんそうだと思うんだけどなー。
 この曲が収録されてるNordmanのCDのクレジットにVäsen3人の名前があるので、PVに映っていても何らおかしくはないんだけど、こういうの見つけると何か知らないけどうれしい。あー、これ見たら、ますますNordmanのライヴヴィデオが欲しくなってしまった。

 欲しくてたまらなかったCDがゲットできるかもー! 抱きしめたくなるようなあのキュートなイラストを配したジャケットをもう少しで実際に見ることができるのかと思うと、夜中にひとりで興奮。興奮しすぎて飲んでいたワインを大量にこぼしてしまいました。

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クセになる声

Stabat Mater

 いまくり返しくり返し聴いているのが,Stockholm Baroque Orchestra演奏のペルゴレージとA.スカルラッティのスターバト・マーテルが収録されているアルバム"Stabat Mater"。ソプラノのSusanne Rydenの声が最高にすばらしい。ベルカントなしなので,声に透明感があって,聴いていてめちゃくちゃ気持ちがいい。クセになる。ソプラノ・ソロで歌われるCujus animamばっかり聴いちゃう。
 心が洗われる……ステキ。

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スマイルフォトコンテスト

 いまスカンジナビア政府観光局で,スマイルフォトコンテストというのがやっていますね。募集は6月から始まっており,締め切りは12月31日までだそうです。
 応募対象となる写真は2007年1月1日から12月31日までに「スカンジナビア旅行中に撮影された笑顔がこぼれるような写真」とのこと。
 じつは,この応募要綱を9月くらいに知って,どの写真を応募しようか選んだりもしたんですが……あれー? フィンランドが含まれてないよー?
 ……ということで,全然知らなかったんですが,スカンジナビア政府観光局というのは,スウェーデン,ノルウェー,デンマークの観光局だったんですね。まあ,つまり。応募できませんでした。くやしい。いい写真あったのに。

 去年もやったのかー! あーあ,去年だったらスウェーデンに行ったのにー!

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なんとなく

なんとなく
綺麗だったから。
[ゆ]

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ツアー最終日

 今日は津田ホールにて昼間のコンサート。今回のツアー最終コンサートでもあります。
 さすが音響に定評のあるホール、すんばらしい音響。そしてすばらしい演奏でした。最後の盛り上がりは、彼らの気持ちや叫びが聞こえてくるかのようでした。日本で何日もライヴしてくれてありがとう。
 ではセットリストを。

En Timme i Ungern
Bromanders 100-års polska
Team Väsen street schottis
Börjar du fatta?
Yoko
Harcourt Hotel
Josefins Dopvals
Kapten Kapsyl

Carl Linnaeus polonaise
Skumpolska
Linnaeus Långdans / Kör i lunken
Grevelius pollonaise
Tilliandermenuetter
Nitti pomfritti

Slängpolska efter Byss-Calle
Grannens Favorit

 途中仕事を抜けての参戦。行って正解でした。Yokoはどんどんロマンティックな曲に変化していってるなーと思ってたけど、この日の演奏が一番素晴らしかったです。アレンジがどんどん変化しているというのは、曲全体の影響度からいって、それを担っているのはやっぱりヴィオラのMikaelなんだよなあ。彼が内声部分の演奏をちょっと変えるだけで、ガラリと音楽も変わる感じ。それがとっても聴いている側をエキサイトさせるんだよね。もうみんなすごいミュージシャンたちだ。大好きー!
 終演後はまた仕事に戻らなければならなかったので、メンバーに簡単に挨拶をしてホールを後に。でも、戻って仕事始めようにも全然仕事が手につかない。何のために会社に戻ったんだか……。それでもなんとか少しだけ仕事をして夜は一緒にご飯(ちゃんこ鍋!)を食べました。メンバーはコンサートが終わって安心したのか、めっちゃくちゃハイ。4人ともご機嫌でした。それにしてもみんなでしたプレゼント交換がすごかった(笑)。わたしは4人に枡とそれを包んだ小風呂敷きをプレゼントしました。
 場所を移動して彼らが宿泊してたホテル前にあるバーで飲みなおし。でもMickeは部屋に戻ってしまい、ここでお別れ。そのバーで隣に座ったAndréと日本語について話をしたりしました。反対の隣はRogerで、Rogerにはスウェーデン語の発音についていろいろと教えてもらいました。あと漢数字を教えたり。なんでそんな話になったんだろう……。Olovとは話できなかったけど、彼は彼でどうやらスウェーデンでよくある名前の話をしてたみたいでした。こうやって振り返ってみると、みんな何の話をしてるんだか、って感じだ(笑)。でもそれがすごく楽しいんだけど。
 
 そしてとうとう帰らなければならない時間に。ああ、もうこれで最後なんだなーと思ったら泣きそうに……ってそれどころじゃない! 急がないと最終電車に間に合わなーい!と大急ぎで3人とハグして、重たい荷物を運びつつ駅へダッシュ、何とか終電に間に合いました。いつも最後がカッコつかない。
 4人の演奏は、いつまた聴けるか分らないけど、それぞれと会う機会は絶対あるはずと思っているので、きっと大丈夫。今度はスウェーデンにコンサート聴きに行くぞー!

 でも翌日、さびしくて、VäsenのCDを聴きながら涙してしまったのでした。恥ずかしー。アハハ。

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ツアー5日目

 昨日6日はオフの日。
 そんで、今日は門前仲町にある、門仲天井ホールでのライヴ。会場今回のツアーでは一番小さな会場で、座席とステージがめちゃくちゃ近い! 客席は60前後ってとこか。贅沢、超贅沢! 前から3列目の一段高いところに座っていたので、4人をよーく見ることができました。
 今日のセットリスト。休憩ナシのぶっ続けー!

En timme i Ungern
Borjar du fatta
Team Vasen street schottes
Bromander 100-ars polskaYoko
Carl Linnaeus polones
Skumpolska
Linnaeus Langdans
Grevelius pollonaise
Tiliandermenuetter
Bjernulfs brollopspolska
Johsefins dopvals
Kapten Kapsyl
Nitti pomfritti

Slangpolska efter Byss-Calle

 昨日のオフの日にいろいろ買い込んだのでしょうか、Andréの楽器が増えてて笑いました。日本で買った楽器をスウェーデンで使うことを想像すると、なんだか嬉しい気持になりますな。
 この日はかーなーりドキドキしながら演奏を聴いていました。狭い空間だからか、音がわりとストレートに耳に届く感じでした。アレンジはこの数日間でどんどん変化していってます。その掛け合いがおもしろすぎです。同じ曲が、昨日、今日では全然違う曲のように感じるから不思議です。ベースは変わってないのに。RogerとMickeの技は、聴いててまったく飽きません。
 
 コンサートのあとは、スウェーデンの典型的な家庭料理をいただきながらちょっとしたパーティがありました。いつもの終演後サイン会よりももっと自由な感じで、聴きに来ていたお客さんとメンバーが話す時間が結構あったように思いました。食べ物を取りに行ったときに、ちょうど近くにいたMickeに声をかけてしばらくおしゃべり。OlovとRogerともちょっとだけだったけど、話ができて楽しかった。残念だったのは、Andréと話ができなかったこと。どの会場でもそうだったけど、終演後、Andréの周りは人だかりができてて、近づけない感じだったので。それにしても、ミートボールにリンゴンベリーソース(というかジャム)をかけて食べるというのは、すごく興味深かったです。おいしかった。スウェーデン料理のレシピ集をいただいたので、今度作ってみようっと。
 そして、またここでも別れ際にMickeとRogerにからかわれてから帰ったのでした。

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ツアー4日目

 仕事の都合で行けるか分らなかった小諸のコンサート。THE MUSIC PLANTの野崎さんにも「絶対(小諸に)来たほうがいいよ!」と言われたこともあり、急遽行くことに。昨日の川越でのコンサートへ向かう道中で問い合わせをしたら、「座席用意しますので、大丈夫ですよ」とのうれしいお言葉。予約を入れ住所を告げると「なぜ、また小諸へ?」と聞かれたので、正直に「あー、わたし、Väsenの追っかけなんです」と言ってしまいました。ハハハ。
 仕事を途中抜けて小諸に向かったはいいけど、降りた駅から会場の小諸高原美術館までが想像以上に遠く、美術館の最寄駅、小諸まで小海線にて移動。小諸駅に着いたときはすでに18時15分。開演時間は18時30分。もう、焦った焦った。駅前に止まっていたタクシーに乗り込み、急いでもらって開演5分前に到着できて一安心。はー。やっぱり土地勘がないところは、前もっていろいろと調べておかなきゃだめだわ。

 会場についてみると、ホールは6角形になったところで、壁も6面でそれぞれに白鳥さんの絵画が展示されているところでした。天井も高く、ホールと同じ6角形でゆるやかな6角錐になっていました。用意された座席数はおそらく200前後ってところでしょうか。すみません、ちゃんと数えてないのでわかりません。
 ギリギリの到着だったので、当然真ん中は空いてなかったので、下手側の一番端に座りました(そこがステージへ登場する通路だったので、メンバーがわたしに気づいてくれたー!)。
 美術館館長さんと、小諸市長さんからのスピーチが終わり、Väsenが登場。アコースティックでまた聴けるなんてうれしい。
 セットリスト。

En timme i Ungern
Bromander 100-års polska
Team Väsen street schottis
Börjar du fatta
Yoko
Harcourt hotel
Johsefins dopvals
Kapten kapsyl

Carl Linnaeus polones
Skumpolska
Linnaeus Langdans
Grevelius pollonaise
Tiliandermenuetter
Nitti pomfritti

Slängpolska efter Byss-Calle
Grennens Favorit

 客層はそれこそ子供から年配の方まで。もちろん、今日がVäsen初体験って人たちばかりであろうと想像。アンコールではリズムに乗った小さな女の子が踊りだし、Rogerがそれをニコニコ笑いかけながら見ていたりして、人数のわりにアットホームな雰囲気でした。
 わたしが最初に座っていた場所はでは、実際に彼らが出しているであろう音量よりも、ちょっと小さく聴こえてるような気がしました。音そのものは悪くないんだけど。
 演奏は、やっぱりVäsen、本当にすばらしくって、はるばる小諸まで聴きに行って良かった!と思いました。その日その日で少しずつアレンジが変わっているので、毎日毎日違う音楽を聴いているようでした。
 休憩時間中に野崎さんの計らいで、控え室にてメンバーと会いました。ここでもMickeとRogerに"Last train"を言われてしまい、なんだか悔しい(てか、Rogerにまで伝染してるのが悔しい)。Rogerに「今座ってる席だと音はどんな感じ?」と聞かれたので、「うーん、悪くはないけど、後半は移動する」と言ったり、弦3人組がコンサート中しきりにチューニングをしてたのでそのことを言ったら「客席が埋まって、ちょっと温度が上がったからなー」と言ってました。
 いずれにしても、最後までコンサートを聴けるか分からなかったので、休憩中にメンバーに会えてよかった。野崎さん、ありがとうございました!
 さて、後半が始まる前に別の席を探すべく歩き回っていると、ステージからすこーしだけ離れるけど、会場のど真ん中に近い席で空いているところを発見! 当然嬉々としてそこに座り、壁側と音がどう違うかドキドキしていました。結果、大正解! すごくよく音が聴こえる。壁側とは音量が全然違いました。天井に向かって飛んだ音がストレートに耳に届き、綺麗に響いてました。うれしいー! この席でやっと細部までよく聴こえたので、一人でノリノリでした。
 最後の曲Nitti pomfrittiでそろそろ小諸駅に移動しなきゃ、という時間になってしまい、演奏が終わって拍手中に外でいったん出てタクシーを呼び、10分くらいで到着できると思う、とのことだったので、待っている間、アンコールを聴いていました。Slängpolskaで終わりかと思ったら、ほかの3人がまだ拍手に対してお辞儀をしているのに、Rogerがギターを演奏し始めました。Grannens Favoritがきたよー! この曲大好きなんで全部聴きたかったけど、あとちょっとで曲が終わるってところでタクシーが到着してることに気づき、ここで帰ることに。はー、残念すぎ。

 小諸到着も小諸出発も時間ギリギリで、かなりスリリングな遠征でした。

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あちゃー

あちゃー
佐久平から小海線に乗り換えに来たんですが、1時間に1〜2本しか電車がなく、ちょっと焦ってきた。コンサートに間に合うのか!? かなりギリギリ。しかも帰りもギリギリ。
[ゆ]

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ツアー3日目

 自宅から約2時間半かけて川越へ。今日のライヴは本川越にある茶陶苑さんで、敷地内にあるステキな木造の建物の中でコンサートがありました。ここはおもしろい造りになっていて、2階建てで、2階から1階の一部が見下ろせるようになっていました。客席部分は天井が低いんだけど、ステージとしていた場所の真上は吹き抜けのようになっていて、どんな音がするのか、すごく楽しみでした。
 では、セットリスト。

Trollrikepolska(Olovソロ)
Samlingsmarsch(Olovソロ)

En timme i Ungen
Börjar du fatta
Team Vasen street schottis
Bromanders 100-års polska
Yoko
Carl Linnaeus polones
Linnaeus Långdans
Grevilius pollonaise
Tiliandermenuetter
Bjernulfs bröllopspolska
Johsfins Dopvals
Nitti pomfritti

Slängpolska efter Byss-Calle
Grannens Favorit

 最初はOlovによるニッケルハルパのレクチャーとソロ演奏。1曲目は船橋公演でも演奏した曲で、2曲目は「どっかで聴いたけど、どこで聴いたんだっけ?」と思っていたら、これはNyckelharporchesternの2枚目のアルバムByss-Calleに入ってる曲でした。
 Bjernulfs bröllopspolskaはOlovのソロアルバムStorsvartenでRogerと一緒に演奏してる曲ですね。これをカルテットヴァージョンで聴けるなんて、幸せすぎる。この曲大好き。
 PAのコンサートが続いていたので、この日のアコースティックはとってもとっても楽しみにしてました。想像以上のすばらしい音響に大感激。客席の天井の低さが、もしかしたら音をこもらせてしまうかも?と思ってたけど、先に書いたように、ステージ上が吹き抜けていたからかそんなことはなく、すごく綺麗に響いて、音の細かいところもとってもよく聴こえてきて、音楽や演奏の機微がよーく伝わってきました。MickeとRogerと会場の音のよさについて話をしたんだけど、彼らも音響には満足してたようです。演奏もすばらしくって、とくにMickeがすばらしかったです。ああいうミュージシャンがこの世の中に存在してるなんて、なんだか未だに信じられない。でも、撤収中にわたしの顔を見るなり「終電は大丈夫なのかー?」とニヤニヤ聞いてくるのはやめて(笑)。
 サイン会終了後、MickeがAndréに知恵の棒というトリックを、ジャケットのボタンホールにつけられていました。Mickeが「取れないよー」と言ってきたので、どうやったら取れるか試してみたんだけど、時間がなかったこともあって、解けずにそこでお別れとなってしまったのでした。

 いろんな人から「小諸公演も行くんですか?」とよく聞かれました。正直言うと、仕事の関係上行けないかもなーと思っていたので、曖昧に返事してました。しかし、天の力かわたしのヴェーセンへの愛の力か、なんとか仕事が落ち着きそうなんで、まあタイミングがバッチリと言いましょうか、結局行くことにしました。

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ツアー2日目

 今日のライヴは表参道FAB。普通のライヴハウス。客席前方は椅子が用意され、後方はスタンディング。開場時間にちょっと遅れてしまったので、真ん中の席は空いてなく、でも前から2番目の一番端に座れました。
 メンバーがステージに登場する直前、後ろを振り向いてみたら、ものすごくたくさんのお客さんが入っていることがわかりました。だいぶ名前が知られてきたんだなあ、と感慨深くなりました。

En timme i Ungen
Bromanders 100-års polska
Team Väsen street schottes
Börjar du fatta
Yoko
Harcourt hotel
Johsfins Dopvals
Kapten Kapsyl

Carl Linnaeus polones
Skumpolska
Linnaeus Långdans
Grevilius pollonaise
Tiliandermenuetter
Nitti pomfritti
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 Slängpolska efter Byss-Kalle - Grannens Favorit
 Pedalpolska

 船橋より1曲多く演奏(Pedalpolska)。でも、船橋のようにOlovのソロはなく。ちょっとの違いでも楽しめるというのは、やっぱり両日とも聴けたからなのか。
 演奏が始まる前に機械的なことでちょっとしたトラブルはあったけど、全然あとには響かなかったよう。パワフル度満点なものすごい演奏に圧倒。これはカルテットじゃないと味わえないんじゃないだろうか。パーカッションのAndréが曲の塩梅をわかってる感じが最高にステキ。そう、無駄にパーカッションの音が強くないんだよなー。以前某フォークロックのバンドを見たとき、ドラムがガンガンだったで、トラッドをベースにしてるのに音楽にすごい違和感を覚えたことを思い出した。Andréはその辺の加減が絶妙。音楽そのものが分かってないと、こんなパーカッションはできません、きっと。
 サイン会が終了したあと、OlovとRogerと談笑。昼間にどうやらホテルの近くでフリーマーケットがあったみたいで、そこで着物を買ったとRogerが言ってました。
 ライヴ終了後に食事(この日はしゃぶしゃぶでした)。料理が運ばれてくるとき、置いてあった割り箸をAndréに差し出したら、なんと彼はマイ箸&マイ箸置きを持参してました。なかなか興味深い人物です、André。パーカッションについて一生懸命説明しているAndréを見て、そのしぐさを真似るRogerがおかしかったです。
 メンバーが楽器をホテルに置いてからの食事スタートだったので、40分くらいしかいられなかったのが残念。帰ると声をかけると、すでにお約束となっている言葉をまたMickeに言われてしまい、今度もし来日することがあれば、もう絶対そのセリフは言わせないゼ!と固く心に誓ったのでした。

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もらったサイン

もらったサイン
左になにやら見慣れない記号のように描かれたのがあるでしょ? これがアンドレのサイン。彼の右肩に入ってるタトゥーと同じなんだって。
[ゆ]

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ヴェーセン来日!(ツアー初日)

 とうとう待ちに待ったVäsen、しかもカルテットでの来日。

 ということで(全然「ということ」じゃない)、もちろん行ってきました@船橋きららホール

 ホール自体が地域密着タイプの運営のようだったので、お客さんもVäsen初心者、はたまたニッケルハルパ初心者が多いとの予想からか、ニッケルハルパに関する資料(おもに壁に描かれた、天使がニッケルハルパを弾いている絵)がロビーに展示されていました。
 会場に入ると、ステージにセットされた楽器にひとりで大興奮! 今までと違うのは、パーカッションのセットがあること。パーカッショニストのAndréと4人で来てるんだから当たり前なんだけど、やっぱりちょっと信じられなくて、セットを凝視してしまいました(笑)。わたしが最初に知ったVäsenは、Andréを加えて製作された97年にスウェーデン・グラミーを受賞したVärldens Väsenというアルバムだったので、やっぱりずっと憧れてたんだよなー、4人の演奏をライヴで聴くことを。でもAndréは飛行機に乗らなくなってしまったので、わたしはずーっとパーカッションなしのトリオでしかライヴを見たことがなかったのです。もちろんトリオは大好き。弦楽器ばかりの編成なので、クラシカルな音楽からノリノリのカッコいい音楽まで幅広く演奏できるのが最大の魅力。でも、カルテットはまた別の魅力を兼ね備えていて、ノリノリのカッコいい音楽が増して、より男性的でパワフルになる。
 船橋の公演は、カルテット初体験だったんだけど、去年の来日や今年のドイツでのライヴで見たバンドとは、全然違うバンドのようでした。それくらいパーカッションが加わることによって演奏される音楽に違いがある。アンコールで弾いたGrannes Favoritなんか、完全にロックバンド。Mickeのカッティング(っていうのかな?)がすごい。もー、めちゃくちゃカッコいい。メロメロ。ドラムでボトムラインを支えるから、Rogerが12弦ギターで弾くベース音もかっこよく響くし、Mikaelは高音から低音までを自由自在に使い分けるから、ニッケルハルパの音がより強調される感じ。そしてMikaelに惚れなおしました。もうこの人はすべてが最高のヴィオラ奏者ですよ!
 Andréのパーカッションは興奮してドキドキして本当に素晴らしかったです。もともとトリオで作られた曲にも不思議と馴染み、トリオの曲なのに違和感がなかった。
 メンバー同士の掛け合いとかも楽しくって、MickeとRogerは演奏しながら笑ってるし、Olovは弓を使わずにキーだけでメロディを演奏し始めるし、Andréに至っては突然「お願いします!」と日本語で叫ぶし、MickeとOlovは弦の上で弓をぐるぐる回して弦をこすってるし。MCではRogerが「典型的なスウェーデンの伝統楽器」と紹介してるのにMickeが5弦ヴィオラ掲げるわ、「違う」と言われてAndréが立ち上がるわ、演奏以外のことも楽しいライヴでした。

 セットリストです。

En timme i Ungen
Bromanders 100-års polska
Team Väsen street schottes
Börjar du fatta
Yoko
Harcourt hotel
Johsfins Dopvals
Kapten Kapsyl

Maple leaves(Olovソロ)
Trollrikepolska(Olovソロ)
Carl Linnaeus polones
Skumpolska
Linnaeus Långdans
Grevilius pollonaise
Tiliandermenuetter
Nitti pomfritti

Slängpolska efter Byss-Kalle - Grannens Favorit

 やー、もう、大好きなNitti pomfrittiをカルテットで聴けただけで大感激!とか、パーカッションが入ってEn timme i Ungenが聴けるなんて大感激!とか、もう「大感激」の大放出。最初から最後まで大感激してばかりでした。Team Väsen street schottisはトリオで聴いたことがあったけど、パーカッションが入ると音楽が違うように聴こえる不思議。これはきっと今夜も演奏するだろうなー。今から楽しみ。
 後半のステージが始まってOlovだけが登場。ニッケルハルパでのソロ。ニッケルハルパの普及に努めた大家、Eric Sahlströmが1960年代に来日した際、覚えて帰ったという「紅葉(もみじ)」(バリバリなスウェーデン・トラッド風/笑)と、アルバムのVäsenに入ってるTrollrikepolskaを演奏していました。

 ライヴの終了後このCDが発売されるということだったので、さっそく購入。サイン会の列に並ぼうと思ったけど、これは3人で参加したCDだしなあと思い直し、すでにもう持ってるのにVärldens Väsen 2007を買い、列に並びなおしました。RogerがAndréにわたしを紹介してくれて、挨拶をかわして初めて話をしたんだけど、なんだかすごくいい人だ(笑)。Rogerとのやり取りに爆笑させてもらいました。OlovとMickeにも挨拶をして、Mickeとは夏の旅行の話をしたり。話が一段落したので、また明日ねーと言ったら……ぐあー、またMickeに言われちゃったよ! "Oh, last train"ってさ(ちなみにそのとき21時30分ごろだったので、当然終電とかいう時間ではまったくない)。わたしがいつも、終電に乗らなきゃいけないから帰る、と言うもんだから、それをからかわれるようになってしまったのでした。今思い出した、たしかドイツでも別れ際に言われた……。

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待ち遠しくて

 10月22日に,THE MUSIC PLANTの野崎さんが主催のビデオ上映会に行ってきました。
 何のビデオかというと,Väsenに関するお宝映像。これがいろいろと楽しくて笑えておもしろかったです。あとBBCで放送されたアイリッシュの貴重なライヴ映像も見ました。
 どんなのを見たのか,それはコチラ(ごめんなさい,Väsenのみ)。

1.2004年に行われたLotus Festivalのライヴ映像
2.Rogerが編集した映像
3.2004年に行われたNordic Roots Festivalのライヴ映像
4.2004年の初来日最終日,Anomaで行われた打ち上げ映像

 1.の内容は,単独の演奏のほか,アメリカ人のフィドラーとギタリスト2人との共演や,フィンランド・ノルウェーのバンドFriggとの共演も収録されてました。この模様はほんのちょっとだけアメリカ版「Live in Japan」のDVDにも入ってます。実はこのフェスティヴァル,Väsenをアメリカへ追っかけしようと思ったとき,一番最初に行こうと思ったやつでした。結局宿泊のことなど,不明なことが多かったのでやめて,NRFに行くことに決めたのでした。
 2.は,まさにRogerのホームヴィデオ(笑)。でも,キレイに編集されてて,最初なんて英語字幕まであってすごい。Rogerはマメだ。内容は,楽屋映像が多かったかな。主に1995年や96年ごろのものでした。これも一部アメリカ版「Live in Japan」のDVDで見ることができる映像だけど,どれも本当にほんの少しだけってことが分かりました。2.に入ってるVäsen 5の映像が長い長い。Rogerが歌ってたよ。あとNordmanのバックバンド時代のリハ映像とか。
 3.を見たときは興奮。一気に気分がハイになってしまいました。というのも,わたしがアメリカへ追っかけしに行ったときに見たライヴの映像だったから! これはテレビ局が撮影したもので,これもアメリカ版「Live in Japan」のDVDで一部見ることができます。
 4.は,ライターの白石さんが打ち上げの様子を撮影した映像。滞在最終日(たしかこの日はライヴはなく,昼間は鎌倉観光してたんだったな)の公開打ち上げで歌ってくれた,Roger曰く「短いドリンク・ソング」をヴェーセンの3人が歌ってるシーンが入ってました(わたしもチラッと映ってた/笑)。ほんと,3人は歌がうまい。あといろんな民族楽器を弾いて遊んでいるところとか。このときその場にいたので,なんかいろいろと思い出したりして,すごく懐かしかった。

 野崎さん、貴重映像をみせてくださって、ありがとうございますー! お店で食べたオムライスがおいしかった!

※個人的な理由から、最近ちょっとブログ更新を自粛していたので、10月22日のを今頃アップ。

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