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ドイツ、フィンランドの旅 1

※先にカウスティネン(フィンランド)の記事をエントリーしていましたが、いったんはずしました。『個人の旅記録なんて誰も読まないかなー』なんて思っていたのですべてを書くことは躊躇していましたが、何人かの方に「旅行の話、全部書かないの?」と言われ、たしかにこのブログは個人のメモも兼ねているのだから、と思い切って全部の行程を最初から書いてみることにしたためです。ご了承ください。そのときがきたら、アップしなおします。
※旅を思いついたところから書き始めるので、長いです。

では。


あっという間に決まったドイツ周遊

 今年も夏にフィンランドへ行こうと決心したのは、昨年の夏、カウスティネンを去るときでした。ほかに行きたい国もあったので、そこと組み合わせる予定だったのが、なぜかその国をやめてドイツに決定。
 そのきっかけは、Väsen。
 そうだ、7月7日にドイツでコンサートの予定があるんだった!
 しかもカウスティネンのフェスティヴァルの時期ともそんなに離れてないじゃないか!
 これはチャーンス!
 じゃあ、もう決定! 今年はドイツに行こう!

 単純だけど、本当にコレだけで決定。最初は、はじめに考えてた国にもまだ行こうと思っていたので、ちょろっとドイツに立ち寄るだけのつもりが、せっかくドイツに行くのだから、ブラームスの生まれ故郷ハンブルクは見て周りたい、写真で見たときから行ってみたかったケルン大聖堂もはずせないし、ライン川見たい、ノイシュヴァインシュタイン見たい、あっちにもこっちにも行きたい、と思い始めてしまったので「今回はじっくりと周ろう」ということにしました。
 最終的には、もともと行きたかった国を今回はあきらめ、今年はドイツとフィンランドを周る旅となったのでした。

スケジュール立て 難航

 初めて一人旅をしたときから、ツアーではなく、往復の航空券のみ旅行代理店から購入して、あとは全部自分で手配する、という方法を取ってきたので、もちろん今年もそのつもりで準備をしはじめました。が……昨年から急激に高騰していたユーロが、とうとう160円を越え、あっという間に165円。ホテルを手配するにも、ドイツ―フィンランド間の飛行機を手配するにも、かなりのお金がかかってしまうことになり、どうも「決定」ボタンを押すのに躊躇(自分の稼ぎが少ないのが、こんなに恨めしいと思ったことはない 笑)。ちょうど出発前に片付けていかなければいけない仕事がちょっとキツかったこととも重なり、なかなか安宿・安チケットをゆっくりじっくり探すことができず、すべての予約が終了したのは出発の2日前。
 手配がこんな状態だったので、どう周るか、20日間の行程が確定したのもこのときでした。
 ちなみに、前もって日本で用意していった交通手段関係のチケットは、コレ。

●日本―アムステルダム―フランクフルトの往復航空券
 これがないとドイツに行けないし。KLM航空。
●ジャーマンレイルパス(10日間フレキシータイプ)
 10日間であれば、自分の好きな日を選んでDB(ドイツ鉄道)乗り放題チケット。
●ハンブルク―ヘルシンキの片道航空券
 Blue1というフィンランドのLCC(ロー・コスト・キャリア)。
●ヘルシンキ―ケルンの片道航空券
 GermanwingsというドイツのLCC。

 VR(フィンランド鉄道)のチケットは、飛行機が遅れるかもしれないと思い、現地の窓口で買うことにしたので、今回は日本で手配しませんでした。

こんな予定を立てました

6日 日本出発→アムステルダム(オランダ)→フランクフルト(ドイツ)到着。DB(ドイツ鉄道)でデュッセルドルフに移動(デュッセルドルフ泊)
7日 デュッセルドルフからDBでデュイスブルクに移動して、Väsenのコンサートを聞く(デュッセルドルフ泊)
8日 デュッセルドルフからDBでケルンに移動して観光。その後ボンに移動して観光(デュッセルドルフ泊)
9日 デュッセルドルフからDBでハンブルクに移動(ハンブルク泊)
10日 ハンブルク市内にあるブラームス博物館、ブラームス関連の場所を一通り周るなど、観光(ハンブルク泊)
11日 ハンブルク→ヘルシンキ到着。VR(フィンランド鉄道)とバスでカウスティネンに移動。23時から始まるナイトカドリーユを見る(カウスティネン泊)
12-14日 カウスティネン・フォーク・ミュージック・フェスティヴァル
15日 カウスティネンからバスとVRでヘルシンキに移動(ヘルシンキ泊)
16日 スオメリンナと市内観光(ヘルシンキ泊)
17日 お昼まで市内観光。ヘルシンキ―ケルン到着。DBでトリアーに移動(トリアー泊)
18日 ルクセンブルクまで足をのばし観光。トリアーに戻って観光。
19日 トリアーからDBでミュンヘンまで移動(ミュンヘン泊)
20日 ミュンヘン市内観光。知り合いと会う約束(ミュンヘン泊)
21日 ミュンヘンからDBでフュッセンに移動。ノイシュヴァインシュタインを見る(ミュンヘン泊)
22日 ミュンヘンからDBでフランクフルトに移動(フランクフルト泊)
23日 フランクフルト→アムステルダム到着。アムステルダム観光(機内泊)
24日 日本帰国

ルクセンブルクとアムステルダム(オランダ)について

 どちらも行く気は全然なかったのですが、結果的には両方とも行ってきました(と言えるほど、時間はそんなにとれなかったけど)。
 トリアーというドイツの西南にある町に行くことを決めたとき、地図をみたらすぐ横がルクセンブルク。調べてみると、電車で1時間もかからない距離ということがわかり、じゃあせっかくだから世界遺産の町を見に行くかー!と決めました。
 ドイツまでの往復航空券を購入の際、帰りのフランクフルト発アムステルダム行きが(普段からすると)超朝早いもので、8時すぎにはアムステルダム着。その上日本へ出発する飛行機が午後3時ときたもんだ。6時間も無駄に空港にいたくない。旅行代理店の人に「この時間、もったいないんで、アムステルダム観光したいんですけど、可能ですか?」と聞くと、可能との返事! じゃあ、観光しようと、決めました。
 どちらもドイツとは国境が接している国。それなのに陸続きでこんなに言葉が変わるのか、と感動。特にドイツとルクセンブルクはドイツ語からフランス語だからね。国境を越えて言葉が変わった瞬間は、妙にエキサイトしてしまいました。

通信手段はどうしよう

 今回立てた旅は、自分でもなんでこうなったのか分からない、20日間。ひと月の半分以上も日本にいない。さすがにこんなに長く旅でいないとなると、仕事のことが気になる。
 ラップトップを持っていこうと考えてたけど、実際にかばんに入れて持ってみると、数年前の製品に比べれば格段に軽くなったとはいえ、やっぱり重い。
 それならば、と海外で使える携帯電話を空港で手配するか、と調べてみると、普段からあんまり使わない身からすると、結構値が張る。向こうで緊急に連絡する必要が出てしまった場合に困るかと思ったけど、カウスティネンのような田舎ならともかく(カウスティネンの住民に公衆電話のありかを聞いたら、この辺にはないと言われ、大変困った昨年の夏……)、ドイツには公衆電話が結構あることを知ったのでそれを使えばいいし、どうしても電話機を見つけられなかったら通りすがりの人に助けてもらえばいいや、と思いそれもやめに。
 じゃあ向こうのネットカフェを利用するか、とも思ったけど、仕事で使っているメールが受信できないことと、日本語可(読むだけでなく、書き込みもできる)PCが入ってるネットカフェを探すのは一苦労だろうと、それもやめに。
 じゃあ、どうするか。結局一番いいのは自分が持ってるラップトップを持っていくことかな、という結論に達しました。自分が重いのを我慢するだけなんだから!と言い聞かせ、最後の最後まで迷いながらも、最終的にはラップトップを持っていくことを決断したのでした。

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