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最近行ったコンサート

●5月19日 スヴェング@晴れたら空に豆まいて(代官山)

 フィンランドのハーモニカ・カルテット、スヴェング。実はリーダー格であり、ライヴでも「ハーモニカ・マスター」と紹介されていたJouko Kyhäläしか知りませんでした(弦楽器ばっかり聴きすぎだからか?)。彼はフィンランド初、ハーモニカでドクターを取った人(フィンランドどころかヨーロッパ初かもしれない、とも言われてる)で、そのテクニックをぜひぜひ見てみたかったので、代官山へゴー。
 会場はなかなか楽しいつくりになっていて、客席より一段高いお座敷に上ると、ステージがものすごくよく見える! ビールを飲みつつコンサートが始まるのを待っていると、4人がステージに登場。彼らの顔を見て“ああ、フィンランド人だー……”と、胸がキュンとなり、何か知らないけど望郷の念にも駆られました(笑)。
 4人が手に持つさまざまな形をしたハーモニカが、これから始まるコンサートの期待を膨らませてくれる。あの4つのハーモニカからどんな音がするんだろうと、一気に気分はハイ。そしてコンサートがスタート。
 音に演奏に音楽に感動。4人のキャラクターもステキ。自分はステージに立って演奏してるミュージシャンなのに、写真撮りまくりなGEeroがめちゃくちゃ可愛かった。Joukoのすばらしいハーモニカテクニックもめちゃくちゃ堪能。幸せ。
 それにしても、ハーモニカっていう楽器は不思議だ。ハーモニカ固有の音は結構いろんな音に聴こえるんだと、これは自分的発見だった。目を閉じて聴いていると、ハーモニカがハーモニカの音に聴こえないんだもん。あれはなんだったんだろう。
 コンサート終了後、サイン会があったんだけど、参加すればよかったなあ……。来年も来日するらしいので、そのときこそ!


●6月2日 冒険する舞曲~バロックからラグタイム、そしてブギウギへ~@紀尾井ホール

 久しぶりにレ・フレールが演奏するコンサートに行ってきました。
 この日のコンセプトは、『ダンス音楽』。バロック時代に宮廷などのダンス音楽として演奏されていたサラバンドなどから、ワルツ、ラグ・タイムを経て、ブルース、ブギー……と、ダンス音楽の変遷を追うものでした。
 普段、局地的ではありますがダンス音楽をよく聴いているので(笑)、その時代時代で流行したダンス音楽を順に聴くことができるというのが、すごく楽しみでした。
 第1部は中野振一郎さんによるチェンバロでの演奏で、バロックからラグ・ライムまで。チェンバロの生演奏ってなかなか接する機会がなかったので、これはめちゃくちゃうれしかった。映像を使ってチェンバロの構造を紹介してくれたのもラッキー。チェンバロなんて触るチャンスなんてそうそうないし、ましてや楽器の中身を見ることも普通に生活してたらないし。中野さんのトークもおもしろくって、そしてチェンバロについてはサービス満点で、とても楽しめました。チェンバロの音ってすごく繊細で、大好きだ。
 第2部は時代がより現代に近づき、ブギーへ。ステージ中央にはベーゼンのインペリアルが置かれ、レ・フレールの登場。ブギーの紹介だからか、圭土くんのソロが充実してました。1930年代(だったかな?)に録音された曲と圭土くんの即興演奏の2曲が披露され、着実に進歩してる圭土くんに感動。ピート・ジョンソンとアルバート・アモンズが録音してる連弾曲を、守也くんと圭土くんで再現。これがめちゃくちゃすばらしかった! 二人の音バランスはすごい。
 服部良一さんの東京ブギ・ウギも演奏。元の曲にレ・フレールアレンジが加わって、ソプラノ歌手の腰越満美さんがマイクで歌い(歌声が最高にカッコよかった)、何年も前の曲がさらに輝きを増してました。服部克久さん(わたしが座っていた席の、通路挟んですぐ後ろにいらしてビックリ)を前に演奏するのはかなり緊張してたみたいだけど、演奏たるや堂々としたもので、演奏中の客席は手拍子の嵐でした。
 この日は、ライヴで聴くのは久しぶりとなるクロス第1番の演奏があって、これはうれしかったなー。初めて行ったレ・フレールのライヴで、この曲を聴いたときの感動を思い出しちゃった。
 コンサートが終わって、いろんなことについて考えていたら、同じく初めて行ったライヴの1番最初の曲だった「海へ行こう」が頭の中を流れはじめ、そうすると、そのときのライヴで演奏した曲が次から次へと出てくる出てくる。帰り道の頭の中はいろんな曲が入り混じって、まったく整理できずに大変だった。

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