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Kaustinen Folk Music Festival 2006 その4

11日 空の青が見える快晴。でも少しだけ涼しい。

 バタバタと人がやってきた音で、目が覚めた朝。どうやら新しい宿泊者が到着したらしく、このお家でのルールをいろいろと説明しているようだった。
 朝食の時間になりテーブルにつくと、MOがMAとなにやら話をしている。「さっき来た人、Nordik Treeのメンバーなんじゃないかと思って」というので、「わたしCD持ってる!」と先日買ったCDを見せると、それを見たMAとMOが興奮したように「この人、この人!」と、Hans Kennemarkを指して言うので、こちらまで大興奮! ミュージシャンは会場近くに泊まるもんだとばかり思っていたので、まさかこのお家でミュージシャンと一緒になるとは! 姿は見えないけど、自分の部屋の下にいるのかと思うと、何だか不思議な気持ち。
 朝食後部屋でのんびりしていたら、ちょうど出かけるHansと玄関で会い、お互いの自己紹介。「明日のコンサート、見に行きます」というと、すてきな笑顔で「ありがとう!」と言い、Hansはフェスティヴァルエリアへと出かけていった。

Napparipelimannit 今日はFamily Dayと銘打っているだけあって、エリア内は右を見ても左を見ても家族連ればかり。プログラムも子ども向け・家族向けのものが多い。
 その筆頭が、Mauno率いるNäppäripelimannit。Maunoが学校で教えている子どもたちが総勢100人アリーナのステージ、フロアに並び、みんなで合奏、合唱をするという、(たしか)恒例のプログラム。下はおそらく3歳くらいから、上は30代までの生徒たちが集合。落ち着きなくフロアをウロウロしている子どももいるというのに、だれも注意しないところがのんきでいい。
Mauno Jarvela Maunoによる統率、何人かの大人たちによる子どもたちへのフォローもよく、カウスティネンでの音楽教育というものにますます興味が湧く。そして、フロアやステージにいる子どもたちは一人前の演奏者らしい楽器の構え方、そして達者に演奏をするもんだから、拍手喝采を浴びて満足そう。こういうのに小さなころから参加できたら楽しいだろうなあ。同じくアリーナでOttostenの演奏でフォークダンスがはじまったので、Lが踊っているところを探しては写真を撮る。小さな子どもたちによるダンスは始終かわいく、みんな絵本の中から飛び出したみたい。

 会場近くにあるスーパーで買い物。スーパー駐車場すぐ横で馬が飼われているのが何ともアンバランスでいい。そのあといつも使うのとは反対にある入り口からはいり、すぐ横のテントの中に入る。ここは本当のテントで、ステージを囲むように出店がいくつか出ているところで、ステージでちょうどアコーディオン4台とフィドル、ギター、ベースのバンドが演奏をしていたので、それを聴きつつ売られているものを一通り見て、テントを出る。Juhlapihaに行くと、小さなステージで先日アリーナで見たWongawilli Bush Bandの演奏にあわせて、ダンスをしている人たちがいたので眺める。そこの裏手にある小さなテントでも、何か演奏しているような音が聴こえてきたので移動。Jarvela familyすると、Artoのお父さんを初めとする何人かのJärveläさんたちがカウスティネンのトラッドを演奏しているので、しばらく聴き入る。
 会場をぐるりと回っていると、あちこちから音楽が聴こえてくるので、こうやってとくに目的もなくのんびり歩き回るのも楽しい。民族衣装を身にまとった小学生くらいの女の子たちが木の下でフィドルを演奏していたり、ミュージシャンとしてステージに立っていた人たちが友達と楽しくおしゃべりしながら歩いていくのが見えたり、芝生の上に寝転がり昼寝をしているおじさんがいたり、ピクニックのようにシートの上に座り家族で食事をしているのが見えたり。ここだけゆっくりとした時間が流れているよう。

 Cafe Mondoでフランスのブルターニュ地方出身のIanoùが演奏しているのを外からしばらく見て、Lukion saliに移動。いくつかのバンドの演奏を聴いたのち、今度はJordを聴こうとKansansoitinmuseoへ移動。しかしすでに人がたくさんいたので、開いていた扉から背伸びをしたりかがんだりしながら何とかステージに立つ4人を見る。Jordはスウェーデン最北部のTornedalen出身のバンドで、彼らの音楽はいつも聴いているウップランド地方の音楽(まあ、つまり、Väsenなわけだが)とは全然違うので、同じスウェーデンの音楽には聴こえなかったところが興味深い。ただ、メロディの美しさは共通。スウェーデンの伝統音楽っておもしろい。
 Jordのコンサート終了後、となりにあるKansantaiteenkeskus(フォーク・アーツ・センター)にあるFolk Shopへ。一通りCDやグッズを見たあと、98年の古いフェスティヴァルのカタログ(だと思う……)が置いてあるのを見つけたので、もらうことに。ほかにもカウスティネンを紹介するフリーペーパー(Mr. Nordgrenの顔写真入りだった)や、2006年フィンランド国内で行われる音楽のフェスティヴァルが紹介されているフリーペーパーなどが置いてあったので、それらをもらう。そして、せっかくなので明日来る予定であるKaustinen-saliまわりを見学。同じ建物の中にあるので場所はすぐわかる。ホールへ入るための入り口が開いていたので、中をのぞくと、Tsuumiがリハやっている。必要以上に近づくと怒られるのではないかと思い、そのまま退散。明日のコンサートが楽しみ。
 KlubiにてTrad'an'Roll 2006というタイトルで、なんだかおもしろそうなコンサートがあるようだったので、そのままKlubiへ直行。うーん。うーん……。多くは語るまい。どうしても我慢できなくて2組めのバンドがライヴをやっている途中で出る。

Hyperborea 急いでCafe Mondoへ行き、Hyperboreaのライヴを見る。アコーディオンのAntti Paalanenは本当にうまいなあ。感嘆。バンド自体にも勢いがあって、音楽がとても楽しい。Hyperboreaのステージ写真を撮っていたら、知らないおじさんに「もっと前で撮りなよ」と腕を引っ張られて、気づけば客席中央に立つわたし(笑)。開き直って写真を撮る。今後もこのバンドの動向に注目したい。
 アリーナ付近を歩いていると、Nordik Treeがどこかで演奏をするらしい、という情報をゲット。あちらこちらと歩き回っているとSoittosali前でArtoとHans、Timoが演奏しているのを発見。CDを聴くより先にライヴを体験。
Nordik Tree すごくいい。二人のフィンランド人、一人のスウェーデン人というトリオで、楽器はArtoがフィドルとマンドリン、Hansがフィドルとヴィオラ、Timoがハーモニウムという編成。メロディにはスウェーデンぽさ、フィンランドぽさがそれぞれ現れていて、それでいてトラッドという感じでもなく、音楽が繊細でずっと耳を傾けたくなる曲ばかりで、引き込まれてしょうがない。最初は聴いている人はすごく少なかったのに、終わってみるとたくさんの人垣ができているのに気づく。時計は23時30分すぎを指していて、2時間弱も聴いていたようだ。時間が経つのを忘れるほど熱中してしまうとは。終わったあとにArtoとHansと話を少ししてCafe Mondoへ。Ville Ojanenのライヴを見るつもりだったけど、寒かったし、ライヴももうそろそろ終了かという時間だったし、ものすごくたくさんの人がいたため、聴くことはあきらめて今日はもうこれで帰ることに。
 家に帰ってからもNordik Treeの音楽が耳から離れず、頭の中でずっと鳴っている状態。明日のコンサートがすごく楽しみ。

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Kaustinen Folk Music Festival 2006 その3

10日 晴れてはいるけど、あやしい雲行き。

Lotta, Lastenteltta お世話になっているお家の娘さんLはダンスを続けていて、今日11時30分からLastentelttaでダンスを踊るというのでそれに間に合うように出かける。相変わらず子どもが民族衣装を着て踊るダンスはかわいい。でもLは少し踊っただけですぐ踊るのをやめてしまったのが残念。
 お昼ごはんを食べ、適当にぶらぶら歩き回ったあと、アリーナでオーストラリアのバンド、Wongawilli Bush Bandと、フィンランド人の二人組みPekka Pentikäinen & Perttu Paappanenのコンサートを見る。
 Wongawilli Bush Bandは、シドニーの南に位置するWongawilli出身で、オーストラリアのフォーク・ソングやダンス音楽を演奏するバンド。彼らの音楽は、カウスティネンで周りから聴こえてくる音楽とは全然違うのに、改めて驚く。そして、最初に目に入ったのが、バウロンを演奏する男の子。調べてみたら9歳。リズム感がすごいし、子どもながらにもテクニックもすばらしい。ただ、やっぱりまだ子どもなだけあって、目をぎゅっとつぶって激しいリズムを叩いていたのを見たとき、まだ筋力があまりないんだな、と思う。そりゃそうだ。でもうまい。
 Pekka PentikäinenとPerttu Paappanenのデュオは、基本的には二人ともアコーディオンを演奏するけど、Perttuはフィドルの持ち替えもする。この二人が演奏する音楽は(おそらく)フィンランドのいわゆる伝統音楽に近いものではないか、と。素朴で単純なメロディを奏でるアコーディオンとフィドルは耳に心地よく、ほんわかとした気持ちにさせられる。

 昨日Cafe Mondoで会った友人が、Kahvila Pelimannin Penkkiで歌うというので、行くと約束していたので移動。彼女が歌う歌もめちゃくちゃ素朴なフォーク・ソングで、聴いていてとても楽しい。伴奏はハーモニウムで、弾いていたのは、去年同じくカウスティネンで知り合ったSだった。久しぶりに見る彼女は全然変わってなくて、フィドルの演奏も聴かせてくれた。そういえば、彼女のフィドルソロを聴くのはこれが初めてだ。
 コンサートの途中、突然の夕立(っていうのかな?)。開け放していた窓から風と雨が吹き込んできて、窓を閉めても雨が激しく地面や屋根を叩きつける音が耳に届く。今日はやけに雲が多いし、ちょっとグレーっぽい色をしていると思っていたけど、あれはやっぱり雨雲だったのか。コンサートが終了するころには、雨も小降りになり、ほとんど止んでしまう。

Vissinki Cafe Mondoで、Vissinkiというバンドのライヴを見る。彼らはいわゆるプロとして活動しているバンドではなく、メンバーは全員別に職業を持っているというアマチュアバンド。でもあなどることなかれ。みんなすごくうまい。ちなみにTimo Alakotilaが、彼らのために曲を提供してたりする。音楽はほのぼのとしていて、落ち着いて聴いていることができる。

 実はこのあとはJPPのライヴが控えていたため、ライヴの途中で会場となるLukion Saliに移動。スタートは19時からで、その30分前に行ったのに、すでにたくさんの人が開場を待っている。出遅れた! もちろん座席指定なんてないし、開場するのはほとんどの場合開始予定時刻の5分前とかだから、席は取り合い。開場したのち座ったのは前から6列目。でも目の前には背の高い男性が座ったからか、座高で前が見えず、人の隙間から見るようなかっこう。なんとか座ることができて落ち着いてから周りを見渡すと、150人も入ればいっぱいのホールは、用意された客席はすべて埋まり、ステージ後ろを除く三方の壁は立ち見の人で埋まり、ホール扉が開けられてロビーにまで人が溢れているような状態。さらに最前列のさらに前に地べたに座る列ができている(これはミュージシャンと1mと離れてない)。
JPP, Lukion sali, 10.07.2006 メンバーがステージに登場すると、用意されていたマイクは一人の前に一本立っている。でも、どうやらそれはこのホール用ではなく、放送用に用意されたものらしく、メンバーの楽器にはマイクはついていない。PAで音を拡張するライヴも嫌いじゃないけど、やっぱり弦楽器はアコースティックが一番。JPPのライヴをアコースティックで聴けることに、音も出てないのに気持ちが高ぶる。
 セットリスは下記。

■JPP, Lukion Sali, Kaustinen folk music festival, 10.07.2006
Tomahuta
Pöhölö
Hämmennys
Murhe
Tango de Caro
Yli äyräiden
Sutela
Käyden
En till Sven
Stuffologie
Roudaneristyspolkka
-Rykälä
-Antin Mikko

JPP, encore, Lukion sali, 10.07.2006 最初の何曲かは、アンサンブルにばらつきがあり、聴いていてハラハラしてしまうが、だんだんアンサンブルの統率が取れはじめれば、何も心配することはない。コンサートも後半に差し掛かろうとするところになると、本領発揮。MaunoとArtoがバンドを引っ張っているということが、明らかにわかるようになり、それと同時にメンバー個々の音がものすごくクリアに聴こえはじめ、誰がどんな小技を使っているかが分かったり、どんなリズムを刻んでいるかがはっきりと聴き取れる。こうなってくるとバンドとして俄然おもしろい。バンドのセンスが感じられる。それを存分に楽しむことができ、大満足なライヴだった。アンコールは2曲。それでも客席はメンバーをステージに呼び戻す。時計を見てみれば、終了ギリギリの時間。「もうこれ以上は無理なんだよ」と言ってるかのような、首を切るしぐさを見せるArtoのゼスチャーに客席は笑い、納得。メンバーがステージからいなくなるまで拍手が続いた。来て良かった、そう思えるステージに、しばし放心状態。
 終演後、ロビーには小さなテーブルに広げられた物販に人だかりができ、しばらく近寄れない雰囲気だったので、ひとまず退散。少しして戻ってみると、ちょうどArtoがファンにサインをしているところだったので、それを見て持っているのにArtologyを購入してサインをもらうことに。Artoに声をかけると、驚いたように「Heeeeei!!」と挨拶してくれたので、こちらが驚いていると、わたしの名前を覚えていてくれたことにさらに驚く。去年、フェスティヴァル最終日に「Mr. Arto Järveläですよね?」と話しかけ、新アルバム(今思えば、それがArtologyだった)の発売を楽しみに待っていること、JPPのライヴを見たくて日本から来たということなどを、こちらが一方的に話をしているのをニコニコと聞いてくれて、もう次のステージに出ないといけないからと言わて名前を尋ねられたので、名前をつげて握手をした……ただそれだけだったのに。この間5分もないくらいの短い時間だったのに。Artoと話をしたあとホールの中をのぞくと撤収が始まっていた。Anttiがいるかと思ったけど、すでにベースは撤収したあと……。あぅ。

 適当にぶらぶらとエリア内外をさまよい(こういう書き方が多いんだけど、それはまさにその言葉どおりで、あてもなくウロウロしているのがめちゃくちゃ楽しいのですヨ)、Klubiへ行き、昼間アリーナで見たデュオPekka Pentikäinen & Perttu Paappanenのライヴを見る。アリーナより良かったかも。それにしても二人ともすごくうまいなあ。そのあとTimo Myllikangasのライヴがあるようだったので、再びLukion Saliへ。
 入り口へさしかかろうかというところで、なぜか日本語が聞こえてくる。気のせいかと思いつつ回りを見渡すと、アジア人の男性が一人立っていて「日本からですか?」ともう一度日本語で尋ねられ、その場所から10mは飛ぶかのごとく驚く。まさかこんなところで予期せず日本人に会うとは。お話を聞くと、その方(Kさん)はKihausのフェスティヴァルのあと、カウスティネンへやってきて、明日にはここを離れなければならないとのこと。お話をしていると、途中英語で「僕は台湾出身なんだけど……」と初日に見かけたアジア人男性が話しに加わる(彼はPressとしてこのフェスティヴァルに来ていた)。しばし三人で会話(といっても、ほとんど男性二人の会話を聞いていただけ)。

 10分か15分くらい話をしたあと台湾人の男性は次の取材先に行き、Kさんと話を続ける。KさんはKihausのフェスティヴァルに5年連続通っているらしく、カウスティネンは2004年にいらしたことがあるとのこと。フィンランドのフォーク・ミュージックに詳しく、お話を聞いていると、もっともっといろいろなお話を聞いてみたくなる方で、これからKさんが行くというライヴに同行させていただく。Klubiへ行きFreijaを20分ほど聴き、SpelaritIltalvaへ移動してSpelaritを聴く。どちらも初めてのバンドだったけど、とくにSpelaritは楽器編成に特徴があるわけでもないのに、なんだか耳に入ってくる音楽は新鮮に感じる。メンバーの年齢層もばらつきがあったような。いや、見た目じゃわからないけど。とにかくおもしろいバンドで、まず自分ひとりだけじゃ絶対気づかないバンドだったので、知ることができて幸運だった。
 この日は途中で大雨が降ったせいか、夜になると寒さ!が増し、着ていた服で寒さをしのげるようなものではなかったので、Spelaritのライヴ途中で帰ることに(ただでさえ人が超少なかったのに、本当にごめんなさい……>メンバーのみなさま)。残りの日にあるプログラムでKさんオススメのバンドを聞き、メールアドレスを交換してお別れしたのでした。

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Kaustinen Folk Music Festival 2006 その2

Kaustinen 09/07/20069日 夜の大雨がウソのような晴れ。

 カウスティネンに到着して、すぐに後悔したこと。それは『携帯電話を持ってこなかったこと』……! あーあ。

 今日もまた電話をかける用事があったので、朝食前にホストのMOとMAに「この辺に公衆電話ってある?」と尋ねたら、見たことないとの返事。ま、マジですか……。携帯電話を持ってくるか散々迷ったとき、「隣が学校なんだから、公衆電話くらいあるでしょ!」と思って持ってくるのをやめたのに! するとMOが「事務所に行って電話使いたいって言えば、事務所の電話を貸してくれると思う」というので、とりあえずは行ってみることにして、食事。
 朝食は長男のPを除き、わたしを含めた6人でいただく。このお家に滞在するのはわたしが一番のりで、これから徐々にやってくるらしい。三男で一番下のRは家族・親戚じゃない人が食卓にいることがめずらしいのか、何をしていてもわたしをじっと見つめている。笑いかけてみても真顔、手を振ってみても真顔だったけど。食事のあとMAとMOとしばらく話をしていたら、もういつの間にかお昼の時間。いそいそと支度をして12時30分ごろに家を出て、フェスティヴァルエリアへ。ダメもとでエリア近辺のスーパーなどで公衆電話を探してみたけど、やっぱりない。フェスティヴァルの事務所に行って電話を借りる。

 なぜ電話をかけなければならないのかというと、実は日本で、フィンランドの作曲家Pehr Henrik Nordgrenに仕事でお会いした際、夏にカウスティネンのフェスティヴァルに行くと話しをすると(彼はカウスティネンに住んでいる)、来たら電話をしてきて、とおっしゃってくださったのだ。

 無事にMr. Nordgrenと連絡が取れ、17時にKahvila-terassiで待ち合わせが決まる。そのときMr. Nordgrenに渡さなければならないものがあったことを思い出し、一度家へ帰る。忘れ物を持って、時間に間に合うように急いで会場に向かい、約束の場所へ。しかし、時間になっても現れず、しばらくKahvila-terassi周りをうろうろし、何度もあっちいったりこっちいったりしてたら、いつの間にか約束の時間を30分も過ぎている。おかしいと思い、再び事務所へ行って電話を借りてかけてみても反応がない。3回くらいかけなおしてみても、留守番電話に変わってしまう。どうしたんだろう、と不安になり、もう一度Kahvila-terassiへ。すると、わたしはずーっとお店の中ではなく、外で探していたんだけど、Mr. Nordgrenはお店の中にいるではないですか……。無事会えてよかった。「時間通りに着いてたんですけど、ずっと外で待ってたんです」と言ったら、「電話で、『(Kahvila-terassiの)テントの下で』って言ったでしょ、あれはつまり、お店の中でって意味だったんだよ」とおっしゃってたので、ひたすら待たせてしまったことを謝る。
 しばらく二人でお話したのち、奥様にお電話なさり、わたしに電話に出ろとおっしゃるので、少しお話をする。奥様はカウスティネン唯一の日本人として、Mr. Nordgrenと同じくらい?有名な方。去年カウスティネンに来たときに「ここにたった一人だけ日本人が住んでるんだ」と教えてもらったことがあったのを思い出し、それがMr. Nordgrenの奥様だったのか、と納得。
 奥様がいらっしゃるまでの間に、Mr. Nordgrenと一緒にいたご友人が、りんごの木をくりぬいてご自身で作ったというフィンランドの民族楽器(楽器名がわからない……)でパフォーマンスを見せてくれて、30分ほど楽しい時間を過ごし、奥様との待ち合わせ場所である入り口へMr. Nordgrenと移動。奥様と初対面を果たし、奥様を含めてKahvila-terassiで1時間ほど話をする。

Friiti ja Lauri -1 その奥様と一緒に、アリーナでFriiti ja Lauriという、カウスティネンと関係の深いOjalaファミリー(もしJPPのString Teaseの楽譜を持ってるなら、最後のほうにある解説を見るべし)と、彼らがカウスティネンの音楽シーンに与えた影響がどんなもんだったかを、男性二人が演じるミュージカル仕立てにした演目(Maunoが指揮、もちろんフィドルを弾きながら)を見る。ステージの上には朗読をする初老の男性が一人、ステージの半分にはフィドル奏者たちがところ狭しと並び、フロアも半分くらいまでがフィドル、少数のハーモニウムとベースという、カウスティネン独特の楽器編成を崩さず演奏者たちが並ぶ。プログラムが開始すると同時に、男性の叫び声が聴こえてきたかと思ったら、ステージ下手側横の階段を坂道にして、そりに乗った男性が勢いよく滑り降りてきて、ステージ中央に登場したのには驚く。途中、楽団の中にいたMatti Mäkelä、Arto Järveläも中央へ出てきて、Maunoも含めた三人それぞれのソロ演奏があったり、テーブルが運ばれてきたと思ったら、Friiti ja Lauri -25人のカンテレ奏者たちがフロア中央へ出てきて演奏を行なったり、ステージの残り半分に合唱隊が登場して歌を歌ったり、カウスティネン出身の有名なカンテレ奏者(すでに亡くなっている人で、ものすごく有名なんだとか。名前失念! もしわかる方いらしたら、教えてください……)のために、カンテレ奏者以外の演奏者も客席も全員が立ち上がって歌を歌ったり、と盛りだくさんな内容。セリフは全部フィンランド語なので、完全に内容を理解することは残念ながらできず。でも奥様が途中大まかに話の筋を教えてくださったので、本当に大雑把な内容をなんとか理解。
 このとき、奥様の隣に座っていたのは、元JPPのベーシストTimo Myllykangasで、二人は知り合いだったらしく、にこやかにいろいろと話をしている。ただ、途中でTimoはどこかへ行ってしまう。Timoが元JPPのメンバーだと知ってると奥様にお話すると、「紹介しよっか?」と言ってくださったのに残念(笑)。

 終わったあと奥様と「また会いましょう」と約束をして、カウスティネン出身のフォークロックバンド、Snekkaのライヴを見るためCafe Mondoへ移動。ライブの最中に肩を叩く人がいたので振り向くと、昨年カウスティネンで知り合った友人が。別の人を通して、彼女はカウスティネンにわたしが来ることを知ってはいたけど、「ここにくればいると思ったの!」と言っていたのには笑ってしまう。趣味が似てるんだよね。久しぶりの再会を喜ぶ。
Snekka さて、Snekka。うーん、まだまだ若い。彼らのライヴを聴くと、良くも悪くもロック色が非常に強く全面に出ているので、根底にあるはずのフォーク色を感じることが難しく、ハマるまでにはなかなか至らない。去年はただ「??」と違和感だけが残っただけで深くは考えてなかったんだけど、今年は自分で分析してみた。その結果、ドラムとベースがいるからではないか、という結論。おそらくその辺が、彼らの音楽のジャンルを『フォーク・ロック』と位置づけているのかも。いままで聴いてきたのは、ドラムがあってもベースはいないとか、逆にベースがあってもドラムはいない、という編成ばかりで、ドラムもベースもいるという新しい音に、自分の耳が驚いてしまってるのかもしれない。ライヴではどうしてもドラムの音がよく聴こえてくるきらいがあるので、それとビートを刻むベースの音が合わさって、ロック色が強く出てしまってるのだ、という考えに至り、自分の中でやっと腑に落ちた。両方そろっていることがマイナスだと、まったく思わない。ただ自分が慣れてないだけだということで。演奏は、さすが2004年のカウスティネンのフェスティヴァルでEnsemble of the Yearに選ばれているだけあって、すごくうまい。とくにフィドルのTero Hyväluoma。
 分析はライヴが終わったあとにしたものだったので、今度Snekkaの演奏を聴くことがあれば、また違った聴き方ができるのかも、と実はすごく楽しみ。チャンスがあることを祈る!

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Kaustinen Folk Music Festival 2006 その1

 フェスティヴァルが終わったと同時に「また来年もここに来る! 絶対!」とアリーナのテントの縞模様に誓ってからもう1年が経ったのか。まだ英語の今年のプログラムが発表されておらず、仕方なしにフィンランド語で読んだとき、『今年のテーマはイタリア』と書いてあるのを見て、「イタリアの民族音楽?……カンツォーネ?」などとワケのわからないことをほざき、自己嫌悪に陥ったことなんか忘れたよ。時間が経つのは早い早い(笑)。


8日 つづき

 入り口でチケットのチェックを受け、いざエリア内に入ると、なんだかちょっと閑散としているような。まあ、まだ初日。これから日が経つにつれ、徐々に人が増えていくことを、去年の経験からわたしは知っている。
 受付をすませたときにもらったプログラムで、今日のコンサートを確認するために、ひとまずは一番近くのアリーナのベンチに座る。22時からVärttinäのコンサートがあるのを目にし、一人にんまり。確かに、今年はフェスティヴァル期間中、初日からずっと滞在することは、すでに去年から決めていたけど、事前に発表されたプログラムでVärttinäが初日の夜にコンサートをすることを知り、絶対にはずせない!と、これに間に合うようにカウスティネン到着時刻を決めていたんだし、顔はプログラムで隠したから、ニヤニヤしてもいいじゃなーい。
 でも、実はVärttinäに関する知識はほとんどなく、いくつかのコンピレーションアルバムに入っているのを数曲聴いたことがあるだけ。フィンランドの音楽を知る最初のきっかけがVärttinäだった、という人は多いみたいだけど、わたしの場合はJPPだったので、それ以降弦楽器音楽への熱が加速してしまい、歌が入ったものをほとんど聴いてこなかったから。なので、初ライヴがすごく楽しみ。

 アリーナに目をやると、ちょうどPihalavan Valssiという演目で、フォークダンスをやっていた。天気が良く、朝から移動移動で疲れていたし、喉もカラカラだったので、Cafe Mondoに移動。カウスティネンの空の下、飲むビールは最高。Cafe Mondoでしばらくまったりしていると、どこからともなくドラムを叩く威勢のいい音が聴こえ始め、だんだんそれが大きくなってきたと思ったら、ちょうどCafe Mondoの横をその集団が通りすぎているところ。何となく気持ちが鼓舞されるようなそのリズムと、あまりの音の大きさにみんなが一斉にそちらを見る。みんなに見られていることなどお構いなしに、その集団はアリーナの裏手へと消えていった。プログラムを見てみると、19時からアリーナで始まるItalia Kaustisellaに出演するGruppo Sbandieratori San Quirico d'Orciaだろうという結論になり、いそいそと移動を開始。さっきまで閑散としていたアリーナも、だいぶ人が座り始めている。

Gruppo Sbandieratori San Quirico d'Orcia このGruppo Sbandieratori San Quirico d'Orciaは、ドラムのリズムに合わせて旗でのパフォーマンスをするというイタリア出身の集団で、旗のきれいなオレンジがアリーナのテントに届かんばかりに舞い始めると、ひたすらそれに見入ってしまう。ただ一本の旗を一人で振り回すというだけでなく、人によっては二本三本と操る。ドラム隊のリズムには大きな変化はなく、いくつかのパターンを使っているといった風で、単調とは言わないまでも、少し退屈。ただ、音の強さ・大きさが合わさった威勢のよさ、旗使いが作り出す、一度として同じ動きがない旗を見ている、ただそれだけで充分なコンサートだった。

 1年ぶりだからと、会場をウロウロと歩き回る。とりあえず自分的に行かなくてはならないところは、Folk ShopというCD、DVD、ビデオ、楽譜、書籍、楽器、フェスティヴァルグッズが買えるお店。初日の夜だからか、さほど人はいなかったので、ゆっくりじっくりほしいCDがないか端から端まで丁寧に見る。去年Anttiが言っていたDVDが並んでいたので、まず手に取る。話から若手バンドをいくつかピックアップしたライヴDVDなのかと思っていたら、思いっきりJPPの名前が並んでいるのに驚き、もう買わないわけにはいかない。ほかにもカウスティネンで買えるだろうと思っていたCDをいくつか手にして、お会計。ほくほく。

 いつの間にか1時間は過ぎていて、Värttinäのコンサートのためにアリーナへ移動。一番前の席を陣取り、開始までの時間、明日以降のプログラムを眺める。重要なコンサートを中心に、どうやってまわるか考えていると、気づけばアリーナのベンチはほぼ埋まり、フロアにまで人が座り始めている。
Vartiina ステージのライトがつきはじめ、バンドメンバーがステージに登場すると演奏が始まり、一緒にヴォーカルの3人が登場。すごい歓声があがる。コンピレーションで初めてVärttinäを聴いたとき、めまぐるしく聴こえてくる音楽に頭の中がぐるぐるし、本当に目が回ったような不思議な感覚になったことを覚えているんだけど、初のライヴでもまさしくそんな風になってしまう。バンドのみ、ヴォーカルのみの演奏もあり、最後はフロアでみんなが激しく踊り始め、途中フロアに移動していたわたしはそれに巻き込まれないようベンチ席へ退散。そしてアンコールののち、ライヴが終了。

Kaustinen 08/07/2006 このあとどうしようか、KlubiでGalaxyのライヴを見ようかとか、いろいろと考えたけど、初日だし、移動で疲れてるし、結局は帰ることに。右の画像は23時15分ごろのカウスティネンの風景。家に戻る途中の道で撮影したもの。明るいなあ。
 家でシャワーを浴びたあと、ベッドに寝転がりながらプログラムをパラパラと眺めていたら、いつの間にか眠ってしまっていたらしく、ものすごい大雨の音で目が覚める。1時間ほどはバケツをひっくりかえしたような大雨、しばらくすると音が少しずつ小さくなっていき、それと同時に意識もフェードアウト。

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Kaustinen Folk Music Festival 2006 プロローグ

7日 日本:なんとか晴れ(でも曇りっぽかった)、ロンドン:曇り、ヘルシンキ:曇り気味

Helsinki-Vantaa Airport ロンドンのヒースロー空港を経由して、やっと降り立ったフィンランドはヘルシンキ。思ったよりも早く荷物を受け取ることができ外にでると、ちょうどフィン・エアーのバスが出発しようとしていたので、慌てて乗り込む。飛行機の到着は予定時刻の23時10分で、空港を出たのは30分ごろかな。順調なドライブののち到着した、ヘルシンキ中央駅前。バスから降りてみると、今日は週末だからか、駅前のパブが大賑わいでうるさいくらい。歩いている人もすごく多い。
 去年ヘルシンキ観光の際に泊まったホテルと同じところを予約していたので、道にも迷わずたどり着き、チェックイン(0時ごろ)。ホテルの入り口、ホテルマンの制服、おもしろいエレベータも部屋のしょぼい内装もすべてが懐かしい。設備にしては宿泊費が高いよなー、なんて思いつつも、なぜか居心地がよくてすごく気に入ってて、きっとヘルシンキに来たら、また泊まっちゃうホテル。
 部屋では、翌日の移動に備えて、テレビの音をBGMがわりにさっそく荷物の整理。ちょうど目に留まった番組を見て、ああ、これ去年もヘルシンキに泊まったときテレビで見た気がするーと思いつつも、お店広げも最高潮。そこへ突然テレビから聞こえてきた名前に耳を疑いつつも、「今、Sofia Karlssonっつった?!」と声に出してしまった。
Roger at allsang テレビに背を向けていたので顔を向けると、おお、たしかにSofia Karlssonが映っている! ラッキー! よくわからないけど、Sofia Karlssonの歌を聴くことができそうなことに、ウキウキした気分に。そして目を疑う。横にいたのはVäsenのRoger。ふおーー! こんなところでRogerを見るとは! 一気に興奮度マックス! 証拠に、と思わず写真を撮っちゃった。右の画像一番左にいる男性がRoger。その隣がSofia。ちょっとしたマイクトラブルにも落ち着いて対処していたRogerは、えらくかっこよかったです、ええ。


7月8日 ヘルシンキ:晴れ(ちょっと涼しい) カウスティネン:快晴(暑い)

 長時間の移動の末、やっとの思いでカウスティネンへ。このとき15時ごろ。聴こえてくる音楽にうれしさを隠し切れず、いそいそと事務所へ移動。受付をすませ、去年は車で泊まるお家まで送ってもらったが、今年はてくてくと歩いていくことに。日陰などほとんどなく、陽射しが容赦なく照りつける中、汗だくでトランク引っ張って20分以上歩き、やっと到着。ちょうどかなり大きなトラックが停まっていたので、何か作業中かと近づいていくと、向こうから水を汲んだボトルを手にしたホストファーザーのMAが見え、笑顔を向けてくれる。「久しぶりー!」とがっちりと握手をして、お家に向かって一緒に歩く。停まっていたトラックの横を抜けようとしたら、ホストマザーのMOが。がっちりとハグ。その横に、去年より大きくなった、唯一の女の子で上から3番目のLがこちらを見てニコニコしながら、英語であいさつをしてくれた。MOの横にちまちまと歩くR。おお、君は去年よちよちあるきだったのに、しっかりと歩いているではないか! 子どもの1年って、本当に早い。MA、MO、LとRで歩いていると、おじいちゃん・おばあちゃんのお家にいた長男のPと次男のSもやってきて、家族全員と一緒にお家に入ることに。通された部屋は去年も使わせてもらったところ。さっそく荷物をほどいて、おみやげを渡す。そして、忘れてはならない人との約束があったので、電話を借りて連絡を取り、お互いの予定を確認し、明日また連絡をすることに。
 ホストファミリーが車で買い物へ行くというので一緒に乗せてもらい、フェスティヴァルエリアのすぐ近くで降ろしてもらって、いざフェスティヴァルへ。入り口でチケットのバーコードを読み込む機械の音が耳に入ると、コンサートもまだ見てないのに、それだけで気分はハイ。

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あっつい……

 ただーいまっと!(まんがはじめて物語のモグタンとお姉さん風に)
 いやー、予想はしてましたが、日本は暑い。ただ暑いのではなく、蒸し暑い。

 実は(といっても、実は、ではないのですが)、フィンランドはカウスティネン、スウェーデンはストックホルムへ行ってきました。7日に出発し、8日の昼間にカウスティネンへ到着して、16日の朝まで滞在、同日ヘルシンキより船でストックホルムへ移動して、19日の朝にストックホルムを出発して、20日の昼間に自宅に到着しました。こんなに長く旅行したのは、初めてだ。
 詳しくはまた後日。JPPのライヴはアコースティックで最高だったし、ペリマンニの真髄を見たし、ヴァーサ号博物館はめちゃくちゃおもしろかったし、なんだかもう、いろいろといろいろと楽しかった! ただ、予期していた以上の出費が続き(2国とも物価高だから……)、超貧乏な旅行だったのは、なんだか(笑)。

 では、向こうで買ってきたCDなどをリストアップ。昨年みたいに、はじめてみるCDが少なかったので、購入枚数はめちゃくちゃ少ない。

Nordik TreeArtology / JPP / OArtCD4
Nordik Tree / Nordik Tree / NDTCD006
Semmosta. / Hyperborea / KICD95
Ampron Prunni / Ampron Prunni / AMPRCD06
Näppärikurssi 2006 LIVE / Näppärit / NÄKCD06
Miette / Johanna Juhola / TEXCD070

おまけ
Kaustinen Folk Music Festival 1998 / Kansantaiteenkeskus
Fiddling it all back home / VISI02

 Artologyは持ってるけど、JPPのライヴ終了後CDを販売していた場所にArtoがいるのを見つけ、サインをもらおうとまた買ってしまいました。もちろんサインもらいました。
 カウスティネンですばらしいライヴを3回も見てしまいました、Nordik Tree。音楽も演奏も最高にかっこよくって、VäsenとJPPを除けば、今自分の中ではナンバー1。そしてマイブーム。超マイブーム。思いっきりマイブーム。デジカメで撮った1曲分の動画は、旅行中に何度見返したことか。
 Hyperboreaは、FriggのPetri Praudaが参加しているバンドなので、目はつけていた。ライヴを2回聴くチャンスがあり(本当は3回のはずだったのに……)、音楽もかなりよかった。アコーディオンのAntti Paalanenがめちゃウマでびっくり。
 おまけの2つは、上が1998年のフェスティヴァル映像を収録したビデオ、下が昨年のカウスティネンのフェスティヴァルで行われた5組のライヴ映像(抜粋)が収録されたDVD。JPPとFriggだけとりあえず見たんだけど、2組ともかっこよすぎ。ただ、Friggは今年のライヴの方が段違いによかったな。

 コメントくださったお3方、ありがとうございました。ここまで書いて力尽きたので、後日お返事します。

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I am in Kaustinen!

Hei,

It is cold today but is beautiful weather in Kaustinen, Finland.
I have had a great time at Kaustinen folk music festival.

I will be back to Japan soon.

Kiitos.
Hei hei!

| | Comments (6)

お、終わった……!

 抱えていた仕事が本日無事に終わりました。青焼きを印刷所へ戻せたことがめちゃくちゃうれしくて、顔がニヤニヤしちゃいます。長かった綱渡りな日々もこれでおさらば。ひゃっほー!

 今回は単行本を作りまして、予定通りに行けば、7月下旬には楽譜店、楽器店、書店に並ぶと思います。『ピアノを教えるってこと、習うってこと』というタイトルの本で、編集を担当しました。ピアノを教えている先生方、ピアノを習っているお子さんをお持ち、もしくはこれからピアノを子どもに習わせようとお考えの親御さん方にお読みいただければうれしいです。もし店頭でお見かけになったら、ぜひ手に取ってみてください。よろしく、よろしく。

 それでは、しばらく湖の国々へ行ってきますー。

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不思議なかたちのもの

Pass ツアー中、右の画像にある2003年にアメリカのミネアポリスで行われたコンサートの、VIPカード?をもらいました。なんとまあ、不思議なかたち。

 実はコレ、CDでもあるのです。12インチの中央部分を残して周りをカットしたもので、おそらく、8インチ程度は残されており、そこに音が入っているのではないかと。Mickeが「これは普通のCDプレーヤーでも聴くことができるよ」と言っていたので、家でさっそく聴いてみました。すると、アルバムTrioに収録されているVilse i Betlandet、Kull i Kyrkan/Pedalpolska、Johsefins Dopvalsの3曲が収録されてました。こんな変な形なのに、ちゃんと音が聴けるもんなんだなあ。

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