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わたしは宇宙人

 ヴァイオリンの名器、ストラディヴァリウスを使って、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを全曲演奏するというコンサートへ行ってきました@日本大学カザルスホール(2月28日)
 ソリストは、ロシア出身の若手イリア・グリンゴルツ
 バッハの無伴奏チェロ組曲は、カザルスの神CDを持っているんですが、あんまり大きい声じゃ言えないんですが、ヴァイオリンの方は今回聴くのが初めてでした。
 あ、もちろんパルティータ2番のシャコンヌも初めて聴きました。
 
 え? だってブラームスが左手ピアノ用に編曲してるんだし、知ってるでしょ?

 たしかに。ブラームス編曲版はね、もちろん知ってますよー。もうずいぶん前ですが、一時期この曲にはまって、聴き続けていたこともありましたから。
 でも。こんなところで書くのも恥ずかしいんですが、編曲は何度も聴いてるのに、原曲を一度も聴いたことなかったんですねー、これが。ってことを知り合いにカミングアウトしたら、「宇宙人」と評されました、あはははは。もう、何も言い返す言葉がありませんでしたね。さすがに有名曲くらいはちゃんと聴いておこう、編曲作品は原曲を聴いておこう、そう心に誓ったしだいです。

 そんなことは置いといて、コンサートのことですが。
 彼が無伴奏パルティータとソナタを全曲演奏したのは、今回で3回目だったそうです。それでも、1番の演奏は音も動きも硬く、どうかな?と思って聴いていたんですが、2番・3番(とくに2番)はすばらしい演奏でした。音もなめらかになり、よく伸びて聴こえ、1番を演奏したのと同一人物とは思えないくらいでした。本当に良い演奏でした。
 ストラディヴァリウスの音って、もっとガシガシしたような硬質な音だったように思っていたんですが、このコンサートで使われたものは、なんともまろやかな音でした。イメージは、薄布が微風に吹かれてふわりとするような感じかな。調べてみたら、1723年製のを使用していたようです。1723年といったら、ヴィヴァルディ、ラモー、バッハ、ヘンデルが普通に息をして生きていた時代。そんな楽器と同じ空間にいたというのは、なんだか感慨深いです。
 演奏会終了後、サイン会があったので、列には並びませんでしたが、間近で彼を見ることができました。ヒゲを蓄えているので、結構モサい感じがしていたんですが、近くでみると、なんとまあかわいい顔してるんでしょうか!(笑) 目がクリクリしていて、髪型もクリクリしていて、「男の子」って感じでした。

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