« アメリカ・ツアー | Main | やっと買えたー »

本屋さん

 自宅の最寄の駅には東口と西口に、それぞれ西武系列と神奈川オリジナルの大型書店が2店あります。どちらへよく行くかと言うと、結果を言えば、東口のお店へよく行きます。ただ、正直言ってこのお店で新刊以外の本の品揃えに、まったく期待してません。既刊を買うなら、わたし的に絶対西口のお店です。それなのになぜ利用しているのかというと、ただ単に自宅と駅との通り道にあるからです。ちょっと惰性もあるかも(あと、西武のポイントつくし)。

 以前東口のお店に、深夜放映されていたアニメで知った、原作マンガを買いに行きました。職場近くにあるお店で、確か2巻くらいまですでに購入済みで、その続きを買おうと入ったのでした。予定していた電車の時間があったので、それに追われるように歩きなれた棚を右から左、左から右、また右から左、左から右と、そりゃもう隅々まで見ました。まあ、結局見つからなかったんです。コミックの棚近くにいたお店の人を捕まえて、タイトルを告げると、コミックの担当さんじゃなかったのか、捜索にえらく時間がかかりました。結構待って言われた言葉は「在庫切らしてますねぇ」。そうその人は言ってましたが、その本が置かれていた形跡はどこにもありませんでした。「在庫を切らしてるんじゃなくて、もともとなかったんちゃうの?」というツッコミを、心の中で入れたことはさておき。そのとき、そのアニメは絶賛放映中で、コミックの売れ行きはそんなに悪くなかったと思います。他店を見てみると、どこのお店でも「アニメ放映中!」というポップとともに全巻が大量に平積み。それなのに、東口のお店には棚にすらなかったわけです。がっくりついでに電車に乗り遅れましたよ、ええ。
 また別のとき。某英語関連本を探していました。この本を支持している人はどうやら多いらしく、ネットで評判を見るとかなりいい。いろんな人がオススメしているのをあちこちで目にしていたので、これは読んでみようと、仕事の帰りに東口のお店へ寄りました。関連棚を見て回りましたが、結局この本を見つけることができませんでした。外国産英語テスト用の問題集は山のようにあるのに、勉強のためのノウハウを紹介するその本がなかったのです。もちろん、この本は他店では話題の英語勉強ノウハウ本として、一番目立つところに大量平積みされてました。
 このお店で一番ムカッと来ているのは、大好きな作家さんのとあるシリーズ既刊本が一冊も棚に入っていないこと。このシリーズは2度も映画化されたりしているし、作家さんも相当有名な方です。一冊もないってどうよ?とツッコミをいつも入れてます。ですが、先日出た新刊はきっちり目立つところに平積みされてるわけです。
 東口のお店に、新刊以外の品揃えは、わたし的に今後もまったく期待できないままでしょう。

 打って変わって西口のお店。こちらは最寄り駅を出てすぐ横にあるというのに、帰る方向と反対だから、という理由で利用頻度はさほど高くはありません。でも、昔からこのお店の大ファンです。こちらのお店は新刊の揃えはもちろんのこと、既刊もうれしいくらい揃ってます。めずらしい本も多く、時間があればこちらのお店で何時間も過ごすことができます。それくらい大好きです。
 休みの日には、目的の本をまず東口で探し、既刊本はほとんどないので(こういうと語弊がありますが、東口のお店は売り場面積を考えると、在庫量はかなり多いのです。ただ、自分が欲しいと思う本がほんとに見つからないのですヨ)、西口へ移動して探すと、買えなかったことはほとんどないように記憶してます。コミックも、東口に比べると量は少ないですが、かゆーいところに手が届くような、そんな品揃えなのです。それに文房具もまんべんなく置かれているところも大好きです。

 まあ、言ってしまえば相性なのでしょうか。東口を利用する頻度が高いのにも関わらず、本の並びがどうもしっくりきません。しょっちゅう棚替えしているような気がします。それとは逆に、西口では探すのが簡単です。これには慣れもあるかもしれません。
 あとは立地的にやってくるお客さんの違いもあるでしょう。東口はとにかくファミリー層がものすごく多く、西口はサラリーマン風や年配者が多い気がします。わたしは東口のファミリーにはそぐわないため、そちらではほしい本が見つからないんだな、と理解しています。そのほうが幸せですから。


暴れん坊本屋さん で、なんでこんな話を書いたのかと言うと、今日東口のお店で平積みされていた『新刊』「暴れん坊本屋さん」(久世番子/新書館)を買ったからです(上に書いたことと本の内容はまったくリンクしてません)。この本は書店員兼マンガ家が、書店員としての本音や裏話を書いたもので、これが超笑える。一つ一つのエピソードに大爆笑しながら読みました。BL(ボーイズラヴ)関連の話がところどころに出てくるのはご愛嬌、なのかな……いや、そういうネタほど大爆笑でした。なんでそんなところで爆笑できるのかは聞かないで……ハッ! BLが好きとかそういう本を読んでるとかじゃないですから! 断じて!
 そんなことは置いといて。ただ、彼女が働いている書店の店長が、読み終わった本をどうしているのか、という事実にはいろんな意味で心底驚愕。この店長エピソードは、マジなんでしょうか……。
 東口のお店では、この本のために作られたポップは、新聞に掲載された書評をコピーしてただ張り付けたものでした。見方を変えれば、一番効率的なやり方なんだと理解してますよ。でも、この本を読んだあと、そのお店はちょっと手を抜いてるんだな、と少し萎えました。

|

« アメリカ・ツアー | Main | やっと買えたー »