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Kaustinen Folk Music Festival 2005 その3

14日 晴れ。昼間暑さときどき涼しさ、夜は涼しすぎ。

 今日も娘さんがダンスをするというので、場所と時間を聞いてから、みんなよりちょっと先に出発。会場には12時ごろに到着し、娘さんの出番が12時30分だったので、簡単に昼食をすませ、プログラムが行われるチルドレン・テントへ。Children's folkdanceここはアリーナほど大きくはない、ほんとに小さなテントで、壁には子どもたちが書いた絵が飾られていて、さながら幼稚園のような雰囲気。テント横には公園があり、そこで遊ぶ子どもたちもたくさんいた。テントへ行くとすでにプログラムは始まっており、娘さんがステージに立って、これまたかわいらしいダンスを披露していた。あまりにもかわいいので写真を撮ろうと前に出たら、彼女がわたしに気づき手を振ったので振り返す。その後も、わたしをチラチラ見てはニコッと笑い手を振るので、自然とにへらとしてしまう。民族衣装を着た彼女は本当に素敵でかわいかった。プログラム終了後、家族の集合写真を撮る。

 フェスティヴァル・エリアの外にある学校のホール(Lukion Sali)で、シベリウス・アカデミーの学生によるコンサートがあることに気づき、興味引かれて見に行く。中へ入るとすでに演奏は始まっており、用意されていたイスではなく、ホール後ろの階段状になっていたところへ座る。ステージではAnttiとEsko、他2人の男の子、合計4人がフィンランドの伝統音楽を演奏していた。うーん、我ながらいい勘してる(笑)。SIBAAnttiはコントラバスと何かの楽器の持ち替え、Eskoはヴィオラとピアノ、あとの2人はギターとアコーディオンの持ち替え、フィドルという編成。フィンランドのほかにスウェーデンやスコットランドなど、いろんな伝統音楽を演奏。4人ともほんと上手くて、あっけに取られていると、あっという間にコンサートが終了。ホール自体は天井が高く、広さもキャパ100人くらいで(その割にはイスの置き方が贅沢だった)ちょうどいい感じ。終わって会場を出ると、そこにTimoがいた。よく見かけるなあ。

 コンサート終了後、フェスティヴァル・エリア内に移動。会場あちこちで目にしていたポスターの通り、今日のメインはヨーロピアン・ダンス・キャラヴァン。やはり人気のプログラムだったためか、アリーナにはすでにたくさんの人。座れる場所がなくなってしまっていたので、立って見ることに。ステージには演奏をする楽団が乗りはじめたので眺めていると、Eskoが登場しハーモニウムのところに座り、ちょっとして演奏が始まった。European dance caravan各国(スペイン、イタリア、ポーランド、ルーマニア、ギリシャ、もちろんフィンランドなどなど)が民族衣装を着て、その国のダンスを披露。このダンスが本当にすばらしくって感動。特に男性のダンスは力強くって、ちょっとアクロバットなところもあって、すごくかっこよかった。人垣の隙間から、女性が着ている民族衣装にポーッとなりながらダンスを見ていると、途中、1人のおじさんが何やらフィンランド語でわたしの前に立っていたおじさんたちに、こちらを見ながら話をしはじめた。「japanilainen」という単語が聞こえてきたので、たぶん「この日本人にもっとよくダンスを見せてやれよ」とか何とか言ってくれたのかも。言われたおじさんたちは心よく場所を譲ってくれて、プログラムの後半は一番前の立ち見位置で見ることができた。おじさんたちに感謝!

 ダンス・キャラヴァンが終わり、次のSnekkaのライヴまでほんのちょっとだけご飯を食べる。Snekkaのライヴ会場であるKlubiへ向かう途中、寄り道をしてフェスティヴァルのオフィスへ行こうと歩いていたら、そこでばったりAnttiと会う。少し話をしていると、さっきのSaliで一緒に演奏していたギターの子がティン・ホイッスルを演奏しながらやってきて、Lúnasaに教えてもらったんだ!と言いながらずーっと吹いていた。その子がいろんな格好でホイッスルを吹くもんだから、それがおかしくってAnttiと2人で大笑い。その後すぐにフィドルの子もやってきて、買ったCDをみんなで見ながら、話を少し(2人ともAnttiが紹介してくれたんだけど、すみません、名前忘れた……)。別れ際にAnttiが明日も同じ場所で8時からコンサートやるからと教えてくれたので、行くと返事をして別れた。

 Snekka (Klubi)Snekkaのライヴ会場に到着すると、すでにコンサートは始まっており、人がビッシリ入っている。その隙間を縫って、なんとか2階へ移動。上からの眺めは結構よかった。次の曲が始まるときに、ステージ横から見覚えのある坊主頭が出てきたと思ったら、Eskoだった。Snekkaではフィドルとキーボードを演奏していた。今日何度目だ、ステージで君をみたのは(笑)。
 SnekkaはKaustinen出身のフォーク・ロックを演奏する若手バンド。ステイ先の奥さんが、メンバーはみんな20代前半で、1人は学校で1年間音楽を教えていたのよ、と言っていた。フォーク・ロックだというので、スウェーデンのHarvみたいなものを想像していたんだけど、ちょっと違った。Harvよりもっともっとさらにロックっぽい。ライヴを聴いたときには、音楽からフォークっぽさが全然聴こえてこなかった(CDを聴いてみるとそうでもないんだけど)。アコーディオン、フィドル、ドラム、ギター(エレキ、フォーク)、ベース(エレキ、ウッド・ベース)という編成。正直、あまり好みの音楽ではなかったけど、こういうものアリだなーといろんなことを考えながら聴いた。

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