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CD発売記念ライヴ 〜Les Freres その5

 行ってきました、CD発売記念ライヴ@クラブ・イクスピアリ

 まさか、ライヴのために舞浜に行くことになろうとは。ディズニー以外の用事で行くことってなかったよ。
 夕方4時に横浜駅から車で出発、1時間弱で舞浜に到着したんであまりの早さにビックリ。やっぱり湾岸線は良い。うむ。

 しかし、イクスピアリってなんであんなに分かりづらいかね。クラブ・イクスピアリを見つけるまでにちょっと時間がかかったけど、17時ちょっとすぎには中へ入ることができました。想像していた以上にゆったりとした客席で、ステージも近くて雰囲気もすごくいい。ライヴが始まるのを楽しみに、まずはビールで乾杯。軽く食事をしました。

 今日発売のCD『Boogie on Quatre-Mains』に収録されている曲を中心に、プログラムが構成されてました。前半はちょっと高音がきつかったけど、後半はそれが押さえられたのか、かなり聴きやすくなっていた。演奏はすばらしかったなあ。2人のテンションがいい具合で、しゃべりが……(笑)。でも、そんな斎藤兄弟も好きなので、全然気になりませんでしたけど! 彼らのライヴは聴きに行くたびにいろんな表情を見ることができて、ほんと楽しい。
 それだけではなく、観客を煽るのがなかなかにして上手い。演奏が始まるまでは、今日はどんなことをやってくれるんだろう、っていうワクワク感に引っ張られて、こちらのテンションがますますあがるし、そういった緊張感を与えてくれるのも楽しくてうれしい。もちろんライヴは楽しいし、終わったあともかなり長い時間余韻に浸ってしまう。ライヴの醍醐味が全部詰まって、それを「はいどうぞ」と差し出されるだけじゃなくて、何も構えることなく気軽にこちらが受け取ることができるから、彼らのライヴに行くことをやめられないんだよなー。

 今日は入口で斎藤兄弟のブロマイド(笑)を配ってました。何種類かあったらしく、確認できたのは、守也くん、圭土くんそれぞれのピン写真、CDジャケットと同じ写真(加工なし)、ピアノに座っている写真かな。ライヴ終了後にサイン会があったのでそれに並び、いただいたジャケットと同じ写真にサインをしてもらいました。

 帰りは車の中でさっそく購入したCDを聴きました。もうLes Freresの音楽で頭がいっぱいになってしまって、ヘロヘロになりながら自宅へ到着。余韻に浸りまくりながら布団に入りました。またライヴ行きたい。

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旅を共にした友

 その友は、昨年のアメリカ、今年のフィンランドだけでなく、数多くの旅、日常生活を共にし、ボロボロになってもいつもわたしの仲間としてそばにいてくれた。

 その友がフィンランドから帰ってきてすぐに、壊れてしまったのだ。

 もう大ショック。しかも、何をやってもまったく直る気配がなかった。
 でも、たとえどんな状態になっても見捨てることはできず、元通りになることを期待しては試行錯誤していた。しかし、状況は変わらず、ちょっと冷却期間が必要かもしれないと、しばらく放っておいた。

 あるとき、これが最後のチャンスになるかもと回復への手助けをしてみたら、2時間以上の格闘のすえ、やっと直ってくれたのだ!!
 もううれしさで踊りましたさ。

 よかった! これでまた一緒に旅ができるねと、それはそれは汚い布製リュックに話しかけてしまったのであった。

 DIYバンザイ。

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エストニアのFolk Music Festival

 エストニアで毎年行われているViljandi Folk Music Festivalが、現地時間今日の13時からスタート(−31日)。今回で8回目みたい。このフェスティヴァル、実は最近知ったのであまり詳しいことはよく分からない。でも、過去にはMaria Karaniemi(1999)、Troka(2000)、Väsen(2001)、Gjallarhorn(2002)、JPP(2004)が出演しているのだ! しかも過去ライヴは映像がアップされてるので、ファンにはうれしい限り。ブロードバンドが整備されはじめた2003年ごろからの映像はなかなかきれいで、JPPのライヴ映像は一体何度見たことか。
 公演数も多くてすごく楽しそう。しかもコンサートの値段が超安いのが魅力的。15EEKとか見て、「マジ!?」と自分の目を疑ってしまったですよ。山手線の初乗り運賃かよ……(笑)。高いものでも120EEK。これはすごく良くないかい?
 今回もウェブにアップする映像をたくさん撮影するようなので、今からワクワクしてしまうよ。
 ちょっと多いけど、全公演をアップしてみる。北欧に近い国なので、今の時期はやっぱり白夜らしい。だから2時スタートのコンサートとかあるのか(笑)。

XIII Viljandi Folk Music Festival

Thursday, July 28
13:00 Kaevumägi OPENING
14:00 Kirsimägi Estonian ETNO
15:00 Suur Tuba Astrid, Janne, Juss and the Hiiu People
16:00 Kaevumägi Indrek Kalda and Tiit Kikas
16:00 Aura Telk Zetos
18:00 Kirsimägi Henrik Jansberg Quartet (Denmark)
18:00 Kultrahoov Kratt
19:00 Suur Tuba Labajalgsed (The Flatfooted)
19:00 Jaani church Atlas
20:00 Kaevumägi Valkyrien Allstars (Norway)
20:00 Aura Telk Esztenás (Hungary)
22:00 Kirsimägi Oort
22:00 Kultrahoov Them Eastport Oyster Boys (USA)
23:00 Suur Tuba Fiddleduo Visla & Varblane
24:00 Kaevumägi Brolum (Scotland)
24:00 Aura Telk (Ööklubi) Virre

Friday, July 29
10:00 Suur Tuba Sildoja, Taul and Noormaa "School Concert"
12:00 Suur Tuba Sildoja, Taul and Noormaa "School Concert"
13:00 Jaani church Triskele
14:00 Kirsimägi AveNue and Suprjadki (Estonia / Russia)
14:00 Kultrahoov Virumaa Youth Orchestra
15:00 Suur Tuba Jouhikko-orchestra (Finland)
16:00 Kaevumägi Fiddlesong (Canada)
16:00 Aura Telk Kapela Drewutnia (Poland)
17:00 Ugala hall Anu Taul and Friends
18:00 Kirsimägi Osimira (Belarus)
18:00 Kultrahoov Pelle Björnlert & Johan Hedin (Sweden)
18:00 Jaani church Cecilia
19:00 Suur Tuba Helen Saarniit and Sulev Reisberg
20:00 Kaevumägi Trio Fata (Sweden)
20:00 Aura Telk Oliver & Pariselle (France)
21:00 Ugala hall Duo Marianne Maans & Lauri Antila (Finland)
22:00 Kirsimägi Brolum (Scotland)
22:00 Kultrahoov Pööningubarokk
23:00 Suur Tuba Tiit Kikas
24:00 Kaevumägi Trostan (Ireland)
24:00 Aura Telk (Ööklubi) VLÜ
02:00 Kultrahoov Zorbas

Saturday, July 30
13:00 Jaani church Astrid, Janne, Juss and the Hiiu People
14:00 Kirsimägi Kukerpillid
14:00 Kultrahoov Sild (Bridge) (Wales)
15:00 Suur Tuba Valkyrien Allstars (Norway)
16:00 Kaevumägi Esztenás (Hungary)
16:00 Aura Telk Them Eastport Oyster Boys (USA)
17:00 Ugala hall Jan Yrgagy (Kyrgystan)
18:00 Kirsimägi Vägilased
18:00 Kultrahoov Jouhikko-orchestra (Finland)
18:00 Jaani church Aimla, Arder, Agan, Mälgand "Praise My Soul!"
19:00 Suur Tuba Hurtopravci (Ukraine)
20:00 Kaevumägi Virre
20:00 Aura Telk Raud-Ants
21:00 Ugala hall Fiddlesong (Canada)
22:00 Kirsimägi Stefanet Folk Band (Moldova)
22:00 Kultrahoov Kapela Drewutnia (Poland)
23:00 Suur Tuba Suprjadki (Estonia / Russia)
24:00 Kaevumägi Henrik Jansberg Quartet (Denmark)
24:00 Aura Telk (Ööklubi) Osimira (Belarus)
02:00 Kultrahoov Etnocans - DJ Pickney Tiger

Sunday, July 31
13:00 Jaani church Trio Fata (Sweden)
14:00 Kirsimägi Trostan (Ireland)
14:00 Kultrahoov Oliver & Pariselle (France)
15:00 Suur Tuba Duo Marianne Maans & Lauri Antila (Finland)
16:00 Kaevumägi Untsakad
16:00 Aura Telk Zetos
17:00 Jaani church Proseuhe
18:00 Kirsimägi Stefanet Folk Band (Moldova)
18:00 Kultrahoov Kihnu Boys
19:00 Aura Telk Hurtopravci (Ukraine)
19:00 Suur Tuba Pelle Björnlert & Johan Hedin (Sweden)
20:00 Kaevumägi Ando and Friends
22:00 Aura Telk (Ööklubi) Vivid Violins

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Les Freres その4

 またまた行ってきたよ、Les Freres@横須賀Younger than Yesterday

 この日、震度5弱の地震があり、JRは軒並み運転見合わせ。遅れないよう、余裕を持って地元駅に向かったら電車ストップしてるじゃないですか。もうどうしようかと。今日は行けないかなーと一瞬考えたけど、やっぱり行きたくて。調べてみると、利用する京浜急行は動いているとのこと。結局バスで上大岡駅まで出て、そこから京急に乗って横須賀中央へ行きました。

 そんなこんなで、30分も遅刻……(泣)。入ったときは、ちょうど守也くんがソロで即興演奏をしようとしていたところでした。今回もセットリスト書けない……。
 子どもたちは夏休み中、しかも土曜日(23日)ということもあって、ほぼ満員状態。すごい人気だー。彼らの演奏にあわせて踊りだす小さな男の子がいたりして、楽しいコンサートでした(その子は最後、はしゃぎすぎて疲れたのか、お父さんの腕の中ですやすやと眠ってた 笑)。座席がちょうどピアノのまん前だったので、そこからではステージが近すぎて演奏がよく見えなかったので、席には座らず、ほとんど立って見てました。
 コンサートは勢いもあってよかったんだけど、2人ともかなり疲れてたような……。もし違ったら申し訳ないけど、ファンとしてはちょっと心配。
 彼らの曲には民謡を絡めた曲が多いのがうれしい。その中でもとくに「ジョーカー」が好き。たぶん日本のスケールを使っているからだと思うんだけど、耳なじみもいいし、ノリもいい。彼らは伝統音楽や民謡が好きだというので、こういう曲をこれからもたくさん作ってほしいと思います。そして、いつかぜひ北欧のも取り上げていただきたい(笑)。

 自宅に戻り、出演するというラジオ番組をお風呂に入りながら聴きました。まとめて録ったのから、抜き出して放送してたらしく、それはちょっと不満。まあ、番組側でそういう作り方なんだろうからしょうがないんだろうけど。
 このとき、2人のキャラの違いがよく現れていたシーンが最後にあって、申し訳なく思いながらも爆笑。やっぱり守也くんはお兄さんで、圭土くんは弟なんだなーと。

 ところで、Les Freresの事務所がブログ「キャトルマンな日々」を始めてらっしゃいます。同じココログつながりだー。しかも、配色に見覚えあり(笑)。いい色ですよね、このグリーン。

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Javier Ruibal

 フィンランドから帰ってきて、翌日(21日)に行きましたJavier Ruibal@青山CAY

 フラメンコというくくりで語られることが多いようですが、そこにはアフリカっぽいリズムやら(調べてみると、アラブっぽいテイストもあるそうだ)が含まれていて、「フラメンコ」という中では語りつくせないのでは? フラメンコであって、フラメンコじゃないという感じがしたので。
 不勉強なのでたくさん書くことはできないけど、彼らの音楽を心から堪能させてもらいました。編成はアコースティックのギター兼ヴォーカル、フラメンコ・ギター、パーカッション。歌はスペインらしく、男らしく、力強く「かっこいい!」の一言。ちょっとかすれも入った歌声がなんとも言えず、聴き惚れてしまいました。パーカッションがすごくユニークで、スティックはほとんど使わずに、手や指を使ってやってました。このせいで、ギターの邪魔をしない程度の音量に抑えられているもんだから、そのバランスが絶妙でものすごくよかった。フラメンコ・ギターもテクニックは最高。
 もうすべてがあまりにもよすぎるもんで、「これ、ほんとにタダでいいのかい!」と思ってしまったですよ。彼らが演奏したのは、Spanish Hot Summerというイヴェント中に行われたコンサートのひとつで、この期間中に行われるコンサートは、全部入場無料だっていう話。すごくいい企画だっ!(笑)

 結局このイヴェントではこのコンサートしか行けなかったけど、ほかにももう少し見てみたかった。

 それよりなにより、もっとこういうイヴェントこそ、いろんなところで宣伝すればいいのに、と思うのだけど……。わたしが知らなかっただけ?

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セットリスト

 Kaustinen Folk Music Festival 2005で聴いたコンサートのセットリストを書いてみた。もちろん全部をカヴァーすることはできなかったので、JPPとFriggだけ。
 でも、15日にあったJPPのコンサートでは、新曲も演奏していたのでタイトルがわからない曲が多かった。
 Friggにも、1曲どうしても分からない曲があってくやしい。

 まあ、いいや。見方はアーティスト名 - コンサート会場、日付と時間、(......)はタイトルが分からない曲、-(ハイフン)のあとにあるタイトルはアンコール。
 間違えてたらごめんなさいです。

Frigg - Cafe Mondo (12/7/2005 23:00-23:45)
 Jokijenkka
 Daavid Ja Minä
 Hasse
 Keidas
 Meltaus
 Solberg
 Toulpagorni
 Mäenpään Heikin Valssi
 (......)
 Eräänä kauniina pälvänä
 Kotkanpää
 - Fantomen
 - Takomistanssi / Ruunankummi

Frigg - Klubi (13/7/2005 21:00- )
 Nuorten miesten speli
 Jokijenkka
 Daavid Ja Minä
 Toulpagorni
 Eräänä kauniina pälvänä
 Halling
 Meltaus
 Solberg
 Keidas
 Mäenpään Heikin Valssi
 Kotkanpää
 Särö
 - Fantomen
 - Cross-country

JPP - Klubi (15/7/2005 21:00- )
 (......)
 Pöhölö
 Vanha Paimenen Soitto
 (......)
 Kalevalainen Polkka
 Pykälä
 Siltatanssit - Tango
 Stuffologie
 Murhe
 (......)
 (......)
 Hale-Bopp
 Sininen Valssi
 Engel
 - Speedy Slam
 - Antin Mikko

JPP "Yökatrilli" - Festivaaliareena (16/7/2005 0:00-1:00)
 Ruotsinkatrilli
 Prins oskar
 Toinen ott
 Lönnruutin katrilli
 Ruuneperin katrilli
 Kalmari special
 Emeli
 Puikkoristikko
 Karjalan yleiskatrilli
 Speedy slam
 Karjalan yleiskatrilli
--
 (......ワルツを1曲)

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ヘルシンキ観光

 17日は早朝にカウスティネンを出発。14時にはヘルシンキに到着。荷物をホテルに置いて、とりあえず街に出る。日曜日だったので目当てのお店はやっていないだろうと、適当にぶらつき、デザイン博物館に行く。帰りにヘルシンキ中央駅にあるスタンドで晩ご飯を買い、キオスクでビールを買って、早めにホテルに戻り食事をして就寝。

 18日は元気よく朝から観光。ホテルから歩いて3分くらいのところに、港のマーケット広場があったので、お店をひやかして歩く。ここではおみやげ物のほかにイチゴやブルーベリー、えんどう豆などが大量に売られている。イチゴが食べたくなったけど、1リットル単位で売っているところがほとんどだったためあきらめる。
 10時ごろトラムに乗り、目当てのお店へ。メモしてきた住所と観光案内所でもらった地図を照らし合わせながら、ここだろうと思われる場所の近くでトラムから降りる。Church
地図片手にしばらく歩き回っていると見覚えのある店構えが。近づいてみるとそこが目当てのお店だった。でもオープンは11時からだったので、再びトラムに乗り移動。港に戻って海を眺めたり、ぶらぶらと歩き時間をつぶす。この港のすぐ近くにヘルシンキ大聖堂があったので、長い階段を上り中へ。ここはルーテル派の本山らしい。あまりくわしくないので、よくわからないけど、とにかくものすごく大きな教会だった。

 時計を見ると11時を回っていたので、再度トラムに乗る。やっとお店に入ることができた。その目的のお店とは、連絡してもなかなか返事をくれなかったDigelius Music。フィンランドへ行ったときは絶対に行ってやろうと思っていたので、その目的が果たせた。気の良い店員さんが迎えてくれ、中にはジャズが流れていた。ここではスカンディナヴィアの音楽だけでなく、各国の民族音楽、クラシック、ジャズ、他に中古のCDとアナログも扱っていた。ここでまっすぐにフィンランドの棚に向かい、一心不乱(笑)にCDを探す。途中で店員さんが「何か聴きたいCDがあれば、言ってくれたらかけるよ」と言ってくれたので、JPPのString Teaseをお願いする。再び棚を探していると、欲しいCDが出るわ出るわ。あっという間に手にはたくさんのCDを持っていた。面白そうなのでアナログを見てみると、絶対手に入れることはできないだろうと思っていたJPP最初期のアルバムや、あると知らなかったアルバムのLP盤とシングル盤を発見。他に楽譜を見たりして、手にしていたもの全部をレジに持っていったら、いつの間にかString Teaseの曲が全部終わっていた。

 ホクホクした気分でお店を出て、トラムに乗車。一旦ホテルに戻り、購入したCDとアナログ、楽譜を部屋に置き、20分ほど休憩して、また外へ。今度は中心地を一周しているという環状線のトラムに乗り、とりあえずはシベリウス公園を目標に散策。途中で川を渡ると港のマーケット広場のようなお店がずらりと並んでいる場所が中から見え、おもしろそうだったので飛び降りる。Strawberryそこを見て回っていると、港のマーケット広場と同じく、シャベルのようなものでザクッとすくって入れてくれるイチゴが、真っ赤でものすごくおいしそうだったので、やっぱり買うことに。値段を見てみると、港のマーケット広場より50セント安かった。1リットル分買い、再びトラムに乗り込む。シベリウス公園近くの駅で降り、そのままテクテクと公園まで歩く。公園に到着し、手ごろな岩に座り込み、パクパクとイチゴを頬張る。甘酸っぱくておいしくて手が止まらない。気づくとパックにいっぱい入っていたイチゴを全部食べてしまっていた。
 公園内を散策。パイプを集めた不思議なモニュメントとシベリウスの肖像のオブジェをサッと眺め、海側へ出る。そこには綺麗な景色が広がっていた。気持ちのよい海風をいっぱい浴びて、再び移動。どうでもいいんだけど、この公園ではあとからあとから観光バスが到着しては観光客を下ろし、また観光客を乗せてどこかへ行ってしまう、というのの繰り返しばかりを見た気がする。

 トラムに乗って中心街へ移動。ショップがたくさん立ち並ぶ適当な場所で降り、お土産選びに専念。見繕ったあと、たまたま目に入ったお店に入る。そこは中央駅前の雑居ビルのようなところで、お店では化粧品や洗剤などが売っており、欲しかったデザインパッケージのハンドソープを見つけ、ここぞとばかりに大量に購入。ここは見てるだけで楽しかった。
 外は明るいけど、そろそろ8時になろうかという時間、ちょっと小腹も空いてきた。ホテルの近くにあった地下鉄駅につながる場所に、大きなスーパーマーケットを発見。かなりの大きさだったので、買い物をすることに。ウキウキしながらお土産のお菓子やら自分の食料やらいろいろと買い込み、いそいそとホテルへ戻る。すっきりしていた荷物がこの日一日だけで満杯に。食事をして荷物の整理をして、早めに就寝。

 19日は早朝4時に起床。時間に余裕を持って移動することを考えていたので、4時30分にはホテルをチェックアウト。フィン・エアーバスの乗り場まで、重い荷物を引きずりながら歩く。バスは時間通りに発車、思ったよりも早い時間に空港へ到着。無事チェックインを済ませ、8時にヘルシンキを離れる。カウスティネンを離れるときほど、感傷的にはならなかった。そして、ウィーンでトランジットののち、日本には20日朝8時20分に着陸。自宅へは11時30分ころに到着した。

 これで今回の旅行はすべて終了。わたしの夏も終了。

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Kaustinen Folk Music Festival 2005 その5(つづき)

(つづき)
 Saliからフェスティヴァル・エリア内へ入り、アリーナの楽屋付近で次に始まるプログラムの様子を見ようと立っていると、Artoが1人でいるのを発見。なんとなくだけど、これまで何度か見かけた雰囲気ではすごくクールな感じがしていたので、もし怖い人だったらどうしようかと思ったんだけど、「今日は最後の日だ! ここまできたらあとは野となれ山となれ!」という気持ちに後押しされ話かける。想像とは正反対の、ものすごくやさしくて気さくな人だったんで感激。出演直前だったというのに、話をさせてもらう。しばらく話をしたあと彼は、今やってるこのコンサートで演奏しなきゃならないから、と言って楽屋へと入っていった。それじゃステージを見ようと座席へ移動。彼はさっきと変わらない、Tシャツに膝丈短パン、ビーチサンダルという超カジュアルな格好そのままでステージに乗って演奏してたもんだから大爆笑。ものすごい才能の持ち主なのに、全然飾らない人なんだなーと、ちょっとあったかい気持ちに。

 待ち合わせの時間には少し早かったけど、席を立ちみんなとの待ち合わせ場所へ。これから始まるのはナイト・カドリーユ。これは、観客が参加することができるプログラムで、JPPの演奏にあわせてカドリーユを踊るのだ。最初に誘われたときは「踊れないよー」なんて言ってたんだけど、踊り方なら教えてくれるから大丈夫!と言われ、せっかくなので参加することにしたのだ。普段はダンスを教えている人だという、フェスティヴァル中何度も見かけた司会者の男性が、参加者(たぶん200人くらいは軽くいたんでは)全員をリードし、基本を指導。そして、JPPが呼ばれ、メンバーがステージに登場。Anttiが結婚式に行くために帰ってしまっていたので、誰がベースやるのか気になっていたんだけど、なんとJPPの元メンバー、Timo Myllykangasがステージに現れた。これはこれでいいんじゃないか!?と大興奮。

 ステージ上のJPPにポーッとなっていたら、練習なんてする間もなく、ぶっつけ本番であのミニアルバムHuutokatrilli!に収録されているのとまったく同じ構成で演奏がスタート。踊り始めると、そこにはあまりにも人が多すぎたため、たくさんの人とぶつかってしまうのに、みんな全然気にしてなくて楽しそうに踊っている。こちらも少しずつ楽しくなってきた。このアルバムを愛聴していたわたしは「もしかして、だんだん早くなっていって、最後には猛スピードで踊らなきゃならないんじゃないの?」と一緒に踊っていた彼女たちに聞くと「その通り!」との返事。最初は演奏に耳を傾ける余裕があったのに、後半は踊るのに必死。そして予想通りだんだんテンポが早くなり、もうみんなでわやくちゃになって踊り、最後にはステージにみんなで波のように押し寄せ、演奏者へ大きな拍手とともに演奏終了。
 ……この気持ちは言葉で上手く表現できない。とにかくひたすら感動。JPPの演奏にあわせて踊っちゃったよーー!という気持ちが一番大きかったかも(笑)。ものすごくものすごく楽しくって、30分が一瞬のようだった。
 大勢でカドリーユを踊ったあとは、続けてJPPの演奏によってワルツが始まり、慣れないながらもワルツのステップを踏み、踊る。ここでもたくさんの人にぶつかるけど、もうまったく誰も何も気にしていない。途中、肩をたたかれたので振り向くと、ステイ先のご主人と奥さんが仲よさそうにワルツを踊っており、手を振ってくれた。

 ワルツの演奏が終わると、ここでJPPのライヴも終わり。この時点で1時すぎ。楽しいようなうれしいような、悲しいような寂しいような複雑な気持ち。あまりの楽しさにすっかり忘れていた、ここへ来るまで大変だった準備と道中を突然思い出したり、次にJPPのライヴを見るのはいつごろになるかな、とか、Friggのライヴは今度どこで見ることができるかな、とか、いろんな思いや考えが頭の中をグルグル回りはじめ、しばらく黙ってしまう。ボケッとしていたところ話かけられ、解散することに。コンサートは朝方4時まで続く。
 一緒に踊った彼女たちが車で送ってくれるというので、アリーナを離れる。すると会場出口近くにMaunoが! Maunoの教え子だったというWさんの娘さんが声をかけてくれて、ほんの少しだけ話をさせてもらう。Maunoは「ごめん、もうすごく眠いんで、帰るね」と言って帰っていった。関係ないけど、Maunoの声は耳に心地よい綺麗なバリトンだった……。
 車から降りる際に「来年もまた来たいなー」と言うと、「それはぜひ来なきゃだめですよ!」と言われ、また会うことを約束して別れる。お家までの道をトボトボと歩いていると、またもや今までのことがフラッシュバック。頭がパンクしそうだった。

 そうして、わたしにとってのフェスティヴァルが、すべて終了。
 
 
 
 
 

 ……とキレイには終わらないのだ!!
 ステイ先に帰ってシャワーを浴びたあと、今日撮った写真を確認しようとカメラを取り出すと、2枚あったはずのメモリーカードが1枚しかない。持ち歩いていたカバンから洋服のポケットから床から、すべてを探してもどうしても見つからない。何度ももう一度、と思って見てみても、まったく見あたらない。実はそのメモリーカードにはものすごく大切な写真が入っていたので、顔面蒼白。落としたとなると一体どこで?と考えたとき、浮かんだのはMaunoと話をしたとき。このときカメラを取り出し、メモリーカードを入れ替えたので、そこで落としたに違いないと断定。
 急いで洋服に着替え、誰もいなかったので、昼間使わせてもらった自転車を勝手に拝借、猛スピードで会場へ。アリーナではのん気にコンサートが開かれていたけど、それには目も耳もくれず、Maunoと話をした場所の周りを探す。目を凝らしていると2mくらい先に見覚えのある色が。近づいてみると、砂にまみれたメモリーカードを発見! 砂を払い、念のためにと思って持参したカメラに差込み、カードの中を見てみると、そこには大切な写真が写し出され、ほっと胸をなでおろす。このときの安堵感といったらなかった。この時点で、2時前後。寝る前にもう一度写真を確認して、安心して眠った。


 これでやっと、本当に、長かった一日、長かったフェスティヴァルが終了。
 そして、長かった文章も終了。

 
 

 ここまで読んでくださった方がいらしたら、大変お疲れ様でした。自分の覚え書きなもんで、いろんなことを書きすぎたかなと。あと、慌てて書いたので、文章が汚くて申し訳ないです。写真のアップはいずれ。
 後日談も載せますが、めんどくさいなら読まない方が。

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Kaustinen Folk Music Festival 2005 その5

16日 良い天気で風も穏やか。夜には20分ほど大雨、少し蒸し暑い。

 Perhonjoki昨日自転車散策から帰ってきたときに、奥さんがここにはトナカイを飼育してる場所もあるのよと場所を教えてくれていたので、Maunoの学校と併せて見学しようと、朝食を食べてすぐに出発。昨日とまったく同じ道順を通り、橋を渡る。渡ってすぐに馬を飼育している場所があり、今日はそこに馬がいたので(昨日はいなかった)、自転車を降りて近づいてみる。2頭いたうちの1頭がじーーっとこちらを見ている。こちらも負けじとじーーっと見つめ返す。にらみ合い(?)がしばらく続き、日本語で話しかけてみる。さして反応もなかったので(当たり前だ)自転車に乗りその場を離れたけど、それでもずーっとこちらを見てる馬がおもしろかわいかった。

 ちょっと走るとMaunoの学校に到着。昨日見た芝生の場所だった。自転車で走っているとちょうど見えない場所に看板が立っていたので、これじゃあ気づかないのは当たり前かと。Fritti Sali
人がいなさそうだったので、ちょっとぶらぶらしていたら、音楽が聞こえてくるので、そちらへ行ってみる。そこには人が結構いて、どうやらちょっとしたコンサートをやっているよう。遠くから少しずつ近づき、音楽を少しだけ聴く。
 綺麗な芝生を見てから学校を出発しT字路へ。左へ行けば昨日と同じコース、右へ行けばJPPの地元でもあるJärvelä。ここでは、地名がそこの住人のファミリー・ネームになっているんだよ、とステイ先のご主人が言っていたのを思い出す。ということは、JärveläにはJärveläさんが多く住んでいるということか。ちょっとおもしろそうなので右へ曲がってJärveläへ。ところどころにある郵便受けの前で自転車を止めては、名前を確認すると、確かにJärveläさんだらけ。おもしろい。
 まったく車とすれ違わないけっこう大きな道路を、外装の綺麗なお家をしばし眺めながらスイスイと自転車で走るのは気持ちがいい。天気もよかったのでなおさら。地図で現在地を確認したら、持っていた地図上から大幅に過ぎてしまっていたので、これ以上進むのはやめておこうと途中でUターン。次はトナカイの飼育場所を目指す。一応それらしき場所は見つかったので自転車を降りて中へ入ってみたけど、残念ながらトナカイはいなかった。

 ステイ先に戻ると、ちょうどご主人と奥さん、娘さんが車でフェスティヴァル・エリアに行くというので、一緒に乗せてもらう。ご主人はフェスティヴァルのお手伝いがあったので、会場の入口で別れる。1時からアリーナで行われる、女性だけで構成されている演目がとってもいいわよ、と奥さんに薦められていたので一緒に見る。そこでフィドルを演奏している女性たちを指し、奥さんが「あの子とあの子、それからあの子も、あの子もMaunoの娘たちなのよ」と教えてくれた。みんなMaunoにソックリ。
 この演目ではたくさんのフィンランド民謡が演奏され、みんながダンスを踊り、歌い、それを聴くことができて、見ることができてすごく楽しい気分に。こういうのがずーっと続くと幸せだろうな、と漠然と考える。

 このあと、Wさんたちと待ち合わせをしていたので、その場所へ。すぐに車で彼女たちのお家へ移動し、お邪魔させていただく。到着してすぐにJPPのHistoryをかけてくれ、しばしJPPの話をする。すると娘さんがごそごそと始めたのでどうしたのかと思っていたら、「JPPのドキュメンタリー映像、見たことありますか?」と聞かれた。これはどうしても見たくてネット上で探し続けていたモノ(英語タイトル:JPP - The incredible Finn band)。そういうのがあるのは知っていたけど、見たことはなくって、すごく見たいと思っていたんだと言うと、いまそのビデオを探してるので、ちょっと待っててくださいとのこと。しばらくして見つかり、上映会。この番組はフィンランドの放送局YLEが制作したものなので、本国では当然フィンランド語(ヨーロッパ各国で放送されたときは、英語字幕と英語ナレーションになっている)。言っている内容は分からないけど、映像を見るのがとても楽しく、食い入るように見てしまう。昨日今日と自転車で通った橋を、Artoがフィドルケースを背負いながら自転車で通っている映像があったり、レッスン風景、彼らの若い頃の映像、もちろんライヴの映像もあり、彼らの普段を知ることができて、かなり興味深い内容。その中で小学生のAnttiとEskoが大人に混じって一緒に演奏している映像があり、思わず「かわいいーー!」と叫ぶ。
 上映会のあと、地図を見せながらサイクリングの話をしていたら、わたしが馬と見つめあっていたその場所は、Anttiの実家なんだと聞かされた。なんだかローカルな話題だ。それにしても、知らないって怖い。馬に話しかけていたところでAnttiに出くわさなくてよかった(笑)。

 これからWさんの妹さんと娘さんが出演するミニ・コンサートがあるというので、再びフェスティヴァル・エリアへ移動。中へ入るとちょうど向こうからご飯を食べながらAnttiが歩いてきたので、手を振り、ちょっとだけ話をする。夜にまたSaliでシベリウス・アカデミーのコンサートがあるけど、これもAntti?と聞くと、今日はEskoと2人でやるんだよ、というので見に行く約束をして別れる。そしてミニ・コンサートが開かれる会場へ。ここでも素朴なフィンランド民謡を聴くことができてシアワセな気分に。
 今日の夜中に行われれるナイト・カドリーユにWさんの娘さんに誘われていたので、待ち合わせ時間を確認。ここで一旦みんなと別れる。
 しばらくしてからAnttiのコンサート開始直前にSaliへ移動。中をのぞいてみると、スタッフの人らしき女の子とAnttiしかいない。おかしいとは思いつつ中へ入る。するとその女の子が「今日のプログラムは終了したので、このホール閉めたいんですけど」と言うので「え!? コンサートってもう終わっちゃったの?」と聞くと、「7時から8時までだったので終わりましたよ」と言われた。このときすでに8時を5分ほど過ぎていた。……ああ。時間を間違えてしまったのだ。なんでプログラムをちゃんと確認しなかったのかと。もうアホかと、バカかと。急いで外に出るとAnttiがEskoと話をしていたので声をかけ、時間を間違えちゃって演奏を聴くことができなくって、本当に残念、ごめんなさい、と謝る。Anttiは「気にすることないよ、また次の機会にね」と言ってくれたので、ますます申し訳ない気持ちに。残念なことに、このあと彼はいとこの結婚式に出るために、Kaustinenを離れなければならなかったので、ナイト・カドリーユは出演できないと話を聞いていたのに! 時間を間違えたことを激しく激しく激しく(以下略)後悔。10〜15分くらい話しをしたあと、またね、と別れた。
 すごく疲れていただろうに、いつもにこやかに対応してくれてほんとにありがとう、Antti。(つづく)

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Kaustinen Folk Music Festival 2005 その4

15日 快晴。どこまでも青い空。暑いけど風は涼しく快適。

 朝食を食べたあと、すばらしいことを思いつく。ご主人に、この辺を散策したいので自転車を貸して欲しいと話し、借りることに。自転車の乗り方の説明を受け(ハンドルにブレーキがあるのではなく、ペダルを後ろに回そうとするとブレーキがかかる仕組みになっている)、地図を見せてもらいながら、小さくてきれいな橋があるから、そこを渡ってぐるっとまわってくるといいよ、と道順を教わり、さっそく出発。娘さんが途中まで自転車でついてきてくれて「Hei hei!!」と言って別れた。
 朝が早かったせいか(それでも10時はまわっていたけど)車が少ない。いや、もともと車は少ないんだけど、さらに少なく、すれ違ったり追い抜かれたりすることがほとんどない。大きい通りに出るとさすがにそんなことはなかったけど。しばらく走っていたら「ここで曲がるんだよ」と教えてくれた道の標識が見えたので曲がり、少し進むと小さくてかわいい橋が見えてきた。Bridge橋の上で自転車を降り、しばし休憩。すごく気持ちのよい風が吹いていたので、そこから動きたくなくなってしまった。川を眺めていると、ボートに引かれて馬が泳いでいるのを発見。めったに見られない光景だなーと思い、しばらく見ていた。
 再び自転車に乗って走ると、やがて林の中。途中にあった、太陽に照らされてさらに青さを増していて綺麗に光っている広い芝生を横目に、そのまま道を進むとT字路に到着。やっと舗装された道路に出る。ここを左に曲がる。木と木の隙間から見える川を見ながら走っていると、大きな道路に出た。そこをまた左に曲がると見覚えのある道路に出て、やがてフェスティヴァル・エリアに到着。エリア内から聴こえてくる音楽を耳にしながら、いつも歩いている会場とステイ先までの道を自転車で走り、出発してから1時間後、ステイ先のお家に戻った。
 お家に到着すると、ご主人と奥さん、娘さんと一番下の男の子(1歳)が家先で遊んでいたのでしばらく一緒に遊ぶ。そのとき、散策でのことをいろいろと話していたら、ご主人が地図を指して、ここにMaunoの学校があるよと教えてくれた。それとはまったく気づかずに通り過ぎていた場所だったので、明日また自転車を貸してもら約束をした。奥さんが娘さんをアイスで釣り(笑)、一緒に写真を撮る。娘さんがわたしの分のアイスも持ってきてくれて一緒に食べた。甘くておいしかった。

 今日はJPPのライヴがあるので、なんとなく気合いもはいる。準備万端で出かける。
 Pelimannitaloでのプログラムがいいよとの話だったので、それを見に行くことに。しかし、小さなスペースでのコンサートだったので、時間ギリギリに行ったためか、すでに超満員。中には入れないし、どこからも見ることができず、しょうがないので会場入口すぐのところにあったテーブルに腰かけて、音楽だけを耳にしていた。すると、隣に座っていたフィンランド人の女性に「日本人ですか?」と話かけられ、ほんのちょっとの警戒心を持ちながら「そうです」と言うと、その人はいきなり日本語を話し始めたので驚く。日本に何年か住んでいたことがあるとのこと。「しばらく日本語を話していなかったので、もうだいぶ忘れちゃってますが……」とは言うものの、そんなことはまったくなく、英語を交えながらいろいろと話しをさせてもらう。彼女(Wさん)の娘さんがこのコンサートに出演しており、このプログラムが終わったら「娘にも会ってほしい」と言われ、終演後に娘さんにご挨拶。途中で合流したWさんの妹さんにもお会いする。3人に「もし時間があるなら、すぐ近くに家があるので、ぜひ遊びに来て欲しい」と言われ、見る予定にしているコンサートのスケジュールを確認してから返事をすると言って、夜CLUBで会う約束をして別れる。

 Cafe Mondoでビールを飲んでいると、スウェーデンのグループ、Falu Spelmanslagによる演奏が始まった。ここしばらくずーっとフィンランドの伝統音楽を聴き続けていたためか、スウェーデンの伝統音楽とスウェーデン語がとても新鮮に聴こえた。フィンランドとスウェーデンは隣同士の国だけど、音楽は全然違う(言葉も全然違う)。スウェーデンは洗練されていて、フィンランドは素朴そのもの。スウェーデンのももちろん音楽的にはかなり素朴なんだろうけど、フィンランドの方が素朴度が高い。そんなことは置いといて。やっぱりスウェーデンの伝統音楽、大好きだ!と改めて思いながら聴いていた。

 Anttiが昨日言っていたシベリウス・アカデミーの学生によるコンサートを見に行く。昨日と同じ場所に座り、コンサートが始まる前に会場を見渡していると、MaunoとTimoが客席にいるのを発見。なんだか幸せだ……。SIBA今日のコンサートは、昨日会ったギター(アコーディオン持ち替え)の子と、Esko、Anttiの三人でやっていた。EskoがピアノでAnttiがフィドルと、2人で演奏した曲が、大好きな"Triolipolska"(Oloneuvosというアルバムに収録されている)だったので、うっとりとした心持ちで聴く。途中からTimoもピアノで参加し、2曲ほどピアノで一緒に演奏。Maunoは途中で出ていってしまい、Timoも演奏が終わるとすぐに出て行ってしまった。

 コンサート終了後、急いでCLUBへ移動。会場はすでに満員状態。昨日のSnekkaのときに2階からの眺めが気に入ってしまったので移動してみると、ちょうど位置的にTimoとAnttiの背中をみる格好になってしまうことに気づく。これはわたし的に全然良くない!と、結局1階で見ることに。前から2列目くらいの場所を見つけ座り込む。この位置なら全員をよく見ることができる。すごくステージが近い。
 JPPが呼ばれメンバーがステージに登場すると、これまで見てきたコンサートとは比べ物にならないくらいの歓声があがり、人気の度合いがほかのバンドとは違うこと一瞬にして分かる。ああ、ほんとに目の前にJPPがいる!JPP (Klubi)
 最初から飛ばし気味に音楽がスタート。ステージから緊張感が漂ってくることはなく(悪い意味ではない!)、演奏中はみんな余裕で、しかもなんだかMaunoやArtoは表情を崩すこともあまりなく、飄々としてる。もちろん演奏は本当に最高。Anttiは曲の途中でボウをハーモニウムの上に投げるし(笑 これはそういう演出なのだ)。噂によると今日はリハーサルをやらなかったとか。それでコレかー。信じられない!! でもそれがJPPっぽいのではないかと思えて笑える。ペリマンニという言葉の概念がいまいちよく分かってなかったけど(ただ単に「音楽家」と訳すのはちょっと違うだろうと思っていたので)、彼らのライヴで少し分かったような気がする。
 それにしてもみんな上手すぎ。ほんと上手すぎ。MaunoとArtoがそれぞれソロでやった即興が、あまりにもすごくてかっこよくて。どんどん彼らの演奏に惹きつけられて、真剣に見入ってしまう。すると、いつの間にか時間が経っていたらしくもう最後の曲。アンコールは"Speedy Slam"と"Antin Mikko"を演奏。ほんとにあっという間の1時間30分。この時間は短すぎ。いつまででも聴いてたかった。

 会場でWさんの妹さんと娘さんに会う。明日お家へ遊びに行くという約束して、話をしていたら次のバンドの演奏が始まったので見ることに。コンサートが終わったあと彼らと別れ、フェスティヴァル・エリア内をぶらつく。今日はMahala rai bandaのステージがあったんだけど、それはすでに23時で終了しており、アリーナでは次のバンドのコンサートが始まっていた。せっかくこの時間までいたんだから、とCLUBで3番目に出演するバンドのライヴでも見ようかと、もう一度CLUBへ移動。その入口でAnttiに会い、挨拶。そのあと話ができればよかったんだけど、向こうは友達が一緒だったのでわたしはそのまま中へ入ってしまった。でも、やっぱり話せばよかったんじゃないかと大後悔。結局そのバンドのライヴは興味がそそられるものではなく、1曲聴いただけでCLUBを出た。もうそこにはAnttiはいなく、帰り道は相当激しく落ち込んで帰った。

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Kaustinen Folk Music Festival 2005 その3

14日 晴れ。昼間暑さときどき涼しさ、夜は涼しすぎ。

 今日も娘さんがダンスをするというので、場所と時間を聞いてから、みんなよりちょっと先に出発。会場には12時ごろに到着し、娘さんの出番が12時30分だったので、簡単に昼食をすませ、プログラムが行われるチルドレン・テントへ。Children's folkdanceここはアリーナほど大きくはない、ほんとに小さなテントで、壁には子どもたちが書いた絵が飾られていて、さながら幼稚園のような雰囲気。テント横には公園があり、そこで遊ぶ子どもたちもたくさんいた。テントへ行くとすでにプログラムは始まっており、娘さんがステージに立って、これまたかわいらしいダンスを披露していた。あまりにもかわいいので写真を撮ろうと前に出たら、彼女がわたしに気づき手を振ったので振り返す。その後も、わたしをチラチラ見てはニコッと笑い手を振るので、自然とにへらとしてしまう。民族衣装を着た彼女は本当に素敵でかわいかった。プログラム終了後、家族の集合写真を撮る。

 フェスティヴァル・エリアの外にある学校のホール(Lukion Sali)で、シベリウス・アカデミーの学生によるコンサートがあることに気づき、興味引かれて見に行く。中へ入るとすでに演奏は始まっており、用意されていたイスではなく、ホール後ろの階段状になっていたところへ座る。ステージではAnttiとEsko、他2人の男の子、合計4人がフィンランドの伝統音楽を演奏していた。うーん、我ながらいい勘してる(笑)。SIBAAnttiはコントラバスと何かの楽器の持ち替え、Eskoはヴィオラとピアノ、あとの2人はギターとアコーディオンの持ち替え、フィドルという編成。フィンランドのほかにスウェーデンやスコットランドなど、いろんな伝統音楽を演奏。4人ともほんと上手くて、あっけに取られていると、あっという間にコンサートが終了。ホール自体は天井が高く、広さもキャパ100人くらいで(その割にはイスの置き方が贅沢だった)ちょうどいい感じ。終わって会場を出ると、そこにTimoがいた。よく見かけるなあ。

 コンサート終了後、フェスティヴァル・エリア内に移動。会場あちこちで目にしていたポスターの通り、今日のメインはヨーロピアン・ダンス・キャラヴァン。やはり人気のプログラムだったためか、アリーナにはすでにたくさんの人。座れる場所がなくなってしまっていたので、立って見ることに。ステージには演奏をする楽団が乗りはじめたので眺めていると、Eskoが登場しハーモニウムのところに座り、ちょっとして演奏が始まった。European dance caravan各国(スペイン、イタリア、ポーランド、ルーマニア、ギリシャ、もちろんフィンランドなどなど)が民族衣装を着て、その国のダンスを披露。このダンスが本当にすばらしくって感動。特に男性のダンスは力強くって、ちょっとアクロバットなところもあって、すごくかっこよかった。人垣の隙間から、女性が着ている民族衣装にポーッとなりながらダンスを見ていると、途中、1人のおじさんが何やらフィンランド語でわたしの前に立っていたおじさんたちに、こちらを見ながら話をしはじめた。「japanilainen」という単語が聞こえてきたので、たぶん「この日本人にもっとよくダンスを見せてやれよ」とか何とか言ってくれたのかも。言われたおじさんたちは心よく場所を譲ってくれて、プログラムの後半は一番前の立ち見位置で見ることができた。おじさんたちに感謝!

 ダンス・キャラヴァンが終わり、次のSnekkaのライヴまでほんのちょっとだけご飯を食べる。Snekkaのライヴ会場であるKlubiへ向かう途中、寄り道をしてフェスティヴァルのオフィスへ行こうと歩いていたら、そこでばったりAnttiと会う。少し話をしていると、さっきのSaliで一緒に演奏していたギターの子がティン・ホイッスルを演奏しながらやってきて、Lúnasaに教えてもらったんだ!と言いながらずーっと吹いていた。その子がいろんな格好でホイッスルを吹くもんだから、それがおかしくってAnttiと2人で大笑い。その後すぐにフィドルの子もやってきて、買ったCDをみんなで見ながら、話を少し(2人ともAnttiが紹介してくれたんだけど、すみません、名前忘れた……)。別れ際にAnttiが明日も同じ場所で8時からコンサートやるからと教えてくれたので、行くと返事をして別れた。

 Snekka (Klubi)Snekkaのライヴ会場に到着すると、すでにコンサートは始まっており、人がビッシリ入っている。その隙間を縫って、なんとか2階へ移動。上からの眺めは結構よかった。次の曲が始まるときに、ステージ横から見覚えのある坊主頭が出てきたと思ったら、Eskoだった。Snekkaではフィドルとキーボードを演奏していた。今日何度目だ、ステージで君をみたのは(笑)。
 SnekkaはKaustinen出身のフォーク・ロックを演奏する若手バンド。ステイ先の奥さんが、メンバーはみんな20代前半で、1人は学校で1年間音楽を教えていたのよ、と言っていた。フォーク・ロックだというので、スウェーデンのHarvみたいなものを想像していたんだけど、ちょっと違った。Harvよりもっともっとさらにロックっぽい。ライヴを聴いたときには、音楽からフォークっぽさが全然聴こえてこなかった(CDを聴いてみるとそうでもないんだけど)。アコーディオン、フィドル、ドラム、ギター(エレキ、フォーク)、ベース(エレキ、ウッド・ベース)という編成。正直、あまり好みの音楽ではなかったけど、こういうものアリだなーといろんなことを考えながら聴いた。

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Kaustinen Folk Music Festival 2005 その2

13日 朝ちょっとだけ雨。一日曇り、ときどき雨。かなり肌寒い。

 ステイ先の娘さん(4歳)が今日もダンスをするというので、時間と場所を教えてもらう。必ず見に行こうと場所を確認し、家を出る。会場までの道を歩きながら、ここはほんとに何もないところだな、と思った。でもそれがいい。まったく手を加えられることなくそこに自然がそのまま存在しているのがすばらしい。会場までの1kmの距離は、長いようで短い。道中がとても楽しい。会場にはお昼過ぎに到着。
 教えられた場所へ移動し、娘さんのダンスを見る。小さい男の子、女の子が民族衣装を着てのダンスは、すごくほほえましかった。みんなかわいすぎ! 年齢別のグループに分けられており、娘さんは一番小さなグループで、かわいらしいダンスを披露。次のグループでは男の子が女の子にぎこちなく挨拶をし、手を取ってダンスをしていたのがほんとにかわいかった。
 今日はアリーナでLúnasaのライヴ。時間までまだたっぷりあったので、フェスティヴァル・エリア内をうろうろ。ある場所では小さな子どもたちが、別の場所では年配のおじいちゃんが楽器を演奏しており、どこへ行っても音楽が聴こえてくるという環境だった。どこで何をしていても楽しい。

 Lúnasaのライヴは19時からだったけど、友人に前の方で見ろ!とのアドヴァイスをもらっていたので、18時ごろから場所取り。すると、リハが始まりメンバーがステージに(写真はリハ中のLúnasaと、それを見ている親子)。Lunasaステージ前に広がるダンスフロアでは、子どもたちがかけっこに興じている。でも、それを気にすることもなくリハが進み、時間が近づいてくると人がどんどん集まってきて、始まる直前には超満員。ダンスフロアにも人が溢れていて人気が伺える。
 Lúnasaのライヴはすごくかっこよくって、鳥肌が立ってしまった。なんであんなに上手いんだ……。とにかくすごい。Lúnasaの演奏に熱狂してしまった。彼らのアイリッシュらしい陽気さが、フィンランドの白夜に合っている感じがして楽しいライヴだった。ダンスフロアに座っていた人たちも立ち上がってダンスを始め、中にはアイリッシュ・ダンスを踊る人もいたりして、それを座席から眺めるのも楽しかった。ただ、途中小さい子どもがアイスを食べながらステージ前を横切っていったのには爆笑。

 ライヴが終了したらすぐにアリーナを離れ、急いでFriggのライヴ会場であるCLUBへ移動。到着してみると中ではリハ中だったようで、開場していなかった。外に並んでいる人が20人弱。待つこと約20分。コンサート開始予定時刻21時の5分前に開場。このCLUBとは、学校の体育館を利用してのライヴハウスで、近い位置でコンサートを見ることができるし、会場の後ろ半分はアルコールが飲めるエリアになっていた。前には中途半端にイスが置いてあったので、そこへ座って見ることに。場所的にはそんなに悪い角度ではなかった。Anttiが言っていたけど、DVDのための映像収録があるとのことだったので、カメラが何台か入っていた。気づくとすごい人が入ってて、Friggの人気が伺い知れる。特に若い子に人気があるみたいだった。
 Frigg (Klubi)昨日のライヴとはまた違い、メンバーみんなに気合が入ってたような感じ。ちょっと力が入りすぎかな、と思われるところもあったけど、全体的には文句なし。やっぱり好きだ、Frigg。ただ、気になったのが演出過剰なところ。スモーク炊きすぎでしょ、あれは。途中メンバーの顔が見えなくなるし(笑)。ライティングもおもしろかったけど、やっぱり過剰な気がして、目にはちょっとうるさかった。DVDのためってことでしょうがないのかなあ。でも演奏がよかったので良しとする。このライヴで、初めてノルウェーのLarsen兄弟がしゃべったのを聞く。Einar-Olav(写真一番左)が弟のことを「そこにいる黒いの」と言ったのには爆笑。それに照れるGjermund(写真右から3人目)。2人ともかわいすぎ。

 ライヴ終了後、Anttiに話しかけられないか様子を伺ってみてたけど、他の人と話をしていて、どうも話が終わらなさそう。楽器撤収に出てくるだろうと待っていると、話を終えて楽屋へ入ってしまった。しばらくすると、Anttiが楽屋から何やら急ぎらしく外へ飛び出して行ってしまった。話すのはもう無理かもと思い、帰ろうとトボトボ歩いて外へ出てみると、出口のすぐ近くに置いてあった車にAnttiが一人でいるのを発見。しばし心の中で葛藤するも、ここでもう迷ってられない!と思い切って「Hei!」と声をかけ、次の言葉を続けようと口を開いたそのとき、「You must be Yuka?」と向こうが気づいてくれた。出発前からずーっと、Anttiに会って話ができたら、あれを言ってこれを言ってと考えていたのに、Anttiのその一言でそれがきれいさっぱり飛んでしまった。何を言っていいのかわからなくなっちゃって、言葉はぶつ切りにしか出てこないし、Anttiがすごくやさしくて、いろいろと言ってくれてるのにうまく返事ができなかったり。最終的にはここに書くのも嫌になってしまうようなことをやらかしてしまい、激しく落ち込んだ。一体、こういうことを何度繰り返したら学習できるのかね、わたしは。ほんとに。自分に嫌気が差す。
 23:00でも、気を取り直すのも早く(笑)、人がいないことをいいことに、帰り道はにやけっぱなしだった。

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Kaustinen Folk Music Festival 2005 その1

 フィンランド現地時間11日23時10分、定刻どおりヘルシンキのヴァンター空港に到着。信じられないくらいの明るさ。まだ夕方?ってくらい。
 バスでヘルシンキ市内へ移動し、宿泊するホテルへ。次の日の移動時間を考えて、体力温存のため、わりとすぐに就寝。


12日 快晴。すこし蒸し暑い。

 ホテルを9時すぎに出て、ヘルシンキ中央駅に移動。Helsinki Central Railway Station旧型と思われる列車に乗り込み、定刻の10時04分に出発。天気がいいので、景色が目にまぶしい。ずーっと続く森林から突如として現れる湖がすごく綺麗で、5時間弱ボケーっと景色を見たり、眠ったり。ほどなくしてKokkolaに到着。ここからの移動は1時間くらいかかるという情報だったのに、30分強しかかからず、15時40分にはKaustinenに到着。降りてみると外はすごく暑い! あまりの暑さに汗が吹き出る。
 やっとの思いでフェスティヴァルのオフィスに到着、ステイ先を教えてもらう。「こんなに暑い日に、そんな大きなカバンを持って1kmも移動するのは、大変よ! 車で送ってあげるわ」とスタッフの人が言ってくれたので、送ってもらうことに。到着した先は、ブルーの壁のすごくかわいいお家。ご主人が出迎えてくれて、奥さん、小さな娘さんに挨拶。娘さんはダンスをやっているらしく、今日出演するので、家族みんなもうすぐ出かけてしまうという。ぜひ見たかったんだけど、その日のチケットは18時から入場できるナイトパスだったので、残念ながら見ることができず。
 18時まで仮眠を取り、いざ会場へ。中へ入ろうしたとき、JPPとFrigg(あと、Trokaね)のベーシスト、Anttiらしき人とすれ違う。「あの人、Anttiによく似てる……つか、Anttiじゃん!」とは思ったけど、向こうも急いでる風だったので、話しかけることはせず、そのまま入場。たくさんの人が大きなテントの下、アリーナにいる。どうやら19時から始まるア・カペラグループClub For Five!を待っているらしい。とりあえずCafe Mondoというスペースで演奏をしていたグループDuna art Ensemble's Musiciansのライヴをみる。
 会場のあちこちから聞こえてくる音楽を耳にしていたら、やっと「ああ、いまわたしはKaustinenにいるんだ!」と実感。
 演奏が終わったのでCafe Mondoから離れると、アリーナでClub for Five!のライヴが始まった。人気のグループらしく、観客も多く、歓声と拍手の大喝采だった。途中抜けて、エリア内をうろうろしていたら、フォークショップなるものを発見。中へ入ってみると、出演アーティストのCDだけではなく、フォーク関連のCDがかなりの量おいてあったので目をきらきらさせながら物色。すると、Anttiが事前に教えてくれていたように、Friggの新譜を発見。即手に取る。その後さらにうろうろしていたら、JPPのアルバムがいくつか置いてあったので、何かないかチェックしていたら、なんと、入手不可能だと思っていたデビューEPをCDに復刻したアイテムを発見! こんなのがあるとは知らなかった! もちろん迷わず即ゲット。ほかにもいろいろと手にし、最終的には8枚も買ってしまった。

 20時を過ぎてアリーナに戻ってみると、Club for Five!のライヴが続いているので、それをみる。続いてCafe MondoではHiskias Möttö Ja Mojakkaのライヴが始まる。彼らの演奏はいわゆる民謡が多かったこともあってか、年輩の方たちに人気があったようだった。演奏が始まると、踊り出すおじさんおばさん、歌い出す人さまざま。ここでは音楽がこうも自然に人々の中に流れているんだということが、このライヴでよく分かる。
 23時から始まるFriggのライヴのために、場所取りもかねてカフェ中央前方の席を陣取る。アリーナではErik Hokkanen & Lumisudetのライヴが始まったので、Cafe Mondoからも見える大型ビジョンでぼーっと見ていた。すると、そこに映し出されたのがJPPのArtoだったもんでびっくり! すぐにでもアリーナへ移動したかったけど、アルコールを手にしているとカフェから出ることはできず、しょうがないのでじっとしていると、さらにJPPのリーダー、Maunoと、フィンランド伝統音楽界?の大ボス(笑)Timoまでもが登場。Friggのライヴ開始を待ちながら、ひたすら大型ビジョンを見続けていた。

 ライヴ開始時間が近づくと、Friggのメンバーが続々と集まってきた。最初にやってきたのはAnttiで、次にGjermund、Esko、Einar Olav……。
 ライヴが始まると、新譜をものすごく期待させるような演奏に、目も耳も釘付け。Frigg (Cafe mond)もう、うれしくてニヤニヤしちゃってかなりあやしかったと思われ。ライヴでは新しいアルバムからの曲と、最初のアルバムからの曲のほかに、なんとVäsenのHasseを演奏したんで、ものすごくびっくりしてしまう(これはセカンド・アルバムに収録されている)。ただ、フィドル4台、ヴィオラ、ギター、マンドリン、ベースと弦が全部で8本あっても、たった3台の弦楽器で演奏するVäsenのほうが音の厚みが断然あった。でも、もちろんそれは悪いことではなくって、Friggなりの音楽がそこから聴こえてきていたので、個人的には大満足。若いし、ほんと先が楽しみでしょうがないバンドなんで、これからも彼らの活動は要チェックかな。
 ほぼ時間通りにFriggのライヴが終了。0時からCLUBでLúnasaのライヴがあったんだけど、さすがに長時間の移動で体力が落ちていたため、それはやっぱり明日アリーナでのライヴを見ることにして、今日はこれで帰ることに。カフェの外にでたら、そこにTimoが!! 他の人と話をしていたので、残念ながら話かけることは出来なかったけど、なんとも幸せな気分に。

 ステイ先までの帰り道、まわりに誰もいないことをいいことに、「すごい幸せー!!」と叫びながら帰った。外はまだ明るく、白夜を改めて実感。これから続く4日間に多いに期待。

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ただいま。

 フィンランドより、無事帰還。
 とりあえず、これから寝る。その前に買ってきた音源だけアップしてみる。書き出すだけで大変だ、こりゃ(笑)。

Johanneksen Poikain Sotiisi / Järvelän Pikkupelimannit / TJJCD0007
Keidas / Frigg / FRIGG00002
Risteys / TSUUMI / HJHCD0001
Rajaton Tapaus (original soundtrack) / TSUUMI / TSUUMICD002
Live 8.6.2005 / Näppärit & Erik Hokkanen / NÄKCD05
Master of Folk Accordion / Maria Kalaniemi / 3984-23224-2
Pelimannimusiikkia Ruuhka-Suomesta / Duo Rosendahl / MAUNO50
Häävalssi / Ottoset / KNSCD02
J.Alfred Tanner - Kuolemattomat Kupletit / Hannu Ilmolahti ja Järvelän Pelimannit / OMCD62
Helsinki Mandoliners / Helsinki Mandoliners / KICD38
Kaustinen, Texas / Erik Hokkanen & Lumisudet / OMCD65
Soolojen Yö / KICD26
Juhlalaulu / Erkki Rankaviita & Pinnin Pojat / KICD54
Tötterssön / Tötterssön / TJJCD0006
Tulikulkku / Tulikulkku / KICD30
Pinnin Pojat / Pinnin Pojat / AMFCD2002-2
Auomen Miesorkesteri : Alle villivaahteran, Laulut 1993-2005 / OMCD103
Finnish Tango / Tango -orkesteri unto - featuring M.Kalaniemi / EUCD1830
Järvelän Näppärit / Trokalla koriasti / OMCD41
Henrik / Kansanmusikaali / KICD48
Kaustinsen Korialla Tyylillä / Kaustisen Parhaat 4 / KAUSPCD4
Mikä oli todistettava. / Snekka / KICD91
《おまけ》
Laitisen mankeliska / Mauno Järvelä ja Järvelän Pikkupelimannit / OMLP9
I've found a new tango / JPP / OMLP32
I've found a new baby / JPP / OMS1017

 JPPに関連してないのは今回は買ってない! 気合入れて探したからね。主なものだけ簡単に。

 Keidas / Frigg一番上のJohanneksen Poikain Sotiisiは、なんとJPPデビューEPの復刻CD(8インチ)ですよ。当然真っ先にゲット。ラッキー!
 待ってました!という声を思わず上げてしまったのがFriggのKeidas。CDを聴く前にライヴを見たけど、期待度大。ライヴのことなど、くわしいことは後日にでも。このアルバムでVäsenのHasseをカヴァーしてる。Frittiというフィンランドで出版されている雑誌にもこのアルバムのことが取り上げられてた。
 TSUUMIはあともう1枚アルバムがあるはずなんだけど、それは見つからず、無念。AnttiはRisteysに参加。Eskoは両方とも参加。
 Pelimannimusiikkia Ruuhka-Suomestaは、MaunoとEskoの親子デュオ。Eskoはハーモニウムを演奏。
 ネットでどこを探しても見つからなかった、Helsinki Mandolinersの1枚目のアルバムをゲット。発見したときはうれしかったー!
 Järvelän Näppäritは、Maunoの学校のホールで録音したもの。1993年。写真を見ると、Maunoの子どもたちのほか、もちろんAnttiもいる。みんなすごくかわいい。
 Snekkaはカウスティネン出身のバンド。ライヴを見たけどすごく人気があるみたい。Eskoがフィドルとキーボードで参加。
 《おまけ》の3枚は、Digelius Musicにて見つけたLPとEP。「超レアだよ、このアルバムは」とお店の人にも言われた。もちろん、だからこそ手に取ったのさ!!
 JPPの音源で手に入れてないものは、これでJPPというアルバムだけになったゾーー!

 このほかに、JPPの楽譜を2冊買ってきた。
 お店の人にも「JPP関連ばっかりだな!」と言われた。
 買いすぎだ。そういう自覚ありあり。
 でもいいんだもーん。

 これらだけじゃない。
 今回の旅での最大の収穫は"JPP - The incredible Finn Band"という、YLE制作のJPPドキュメンタリーを見たことだっ!(ただし、フィン語でだけど)

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フィンランド

 明日からちょいとフィンランドへ行ってきます。目的はもっちろんKaustinen Folk Music Festival。まあ、つまりだね……なんていうか。JPPの追っかけ?(笑)
 フェス自体は9日から始まってるけど、12日にKaustinenに到着、そこから16日まで丸々5日間ライヴを見る予定。

 何が何でも見る!と心に誓っているライヴは、もちろん今回の旅の第一目的でもある15日のJPPのライヴと16日のナイト・カドリーユ(JPPが演奏するのだ)。それから12日の夜中と13日にライヴがあるLúnasa。12日は見に行けるか分からないけど、13日は必ず。そしてFriggですよ! ひと月前はプログラムに名前すらなかったのに、いつの間にか出演が決まってて、あまりのうれしさにニヤニヤ。12日はライヴに行けるか微妙だけど、13日は絶対! しかも、新譜がフェス中にリリースされると教えてもらい、楽しみ倍増。あーー、Anttiに「カウスティネンで会えるのを楽しみにしてるよ」と言ってもらえてすごくうれしい……。いえ、間近で見られれば、もうそれだけで本望。

 さすが白夜の国、今の時期は23時ごろにならないと暗くならないらしい。ワークショップを除いてほとんどのコンサートは午後から始まる。20時スタートは当たり前、22時、23時、0時始まりのコンサートまである。体力勝負の5日間になりそうな予感。

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ルーヴル美術館展

 今しか行けるときはないっ!と思い立って行ってきたよ@横浜美術館
 ルーヴル美術館展、すごい人気でビックリした。そりゃちょっとは覚悟してたけど。11時ごろ到着してみると、すごい長蛇の列……。入場まで1時間待ち。どっかのアトラクションですか。一瞬帰ろうかと思ったんだけど、フランスに行くことは(今のところ)きっとないだろうから、そうなるとルーヴルに行く機会もないだろうと、思いなおして並んだ。着物を着ていたので、暑くて大変かなと思ったけど、風は涼しく日照りもなかったので暑すぎず寒すぎずで快適だった。
 並んでよかった。フランス革命近辺を扱った文献によく出てくる絵画がどどーんと飾られているのを見て、しばし惚ける。ピコの手による「アモルとプシュケ」はあまりにも美しい絵で目がくらんだ。ナポレオンの肖像画はやっぱりかっこよかった。ミレーの作品はやっぱり画面全体が薄暗く「ミレーはこうじゃなきゃね」と思った。
 こういった音楽以外の芸術鑑賞をするのは、音楽とはまた違った形で五感への刺激が与えられるので、それまでたとえばクサクサしてても、気持ちが前向きに変わっていくから不思議だ。
 ルーヴル美術館展は今月の18日(月)までらしい。

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本バトン

 前回のMusical Batonに続き、今度は本のバトンが回ってきました。
 わたしはマンガも結構買っているけど、ここではマンガ以外の本で選びました。つか、それが当たり前か。

■持っている本の冊数
 数えたことないです。本って捨てられないので増える一方。

■今読みかけの本 or 読もうと思っている本
《読みかけ》
「モンテ・クリスト伯」第3巻(アレクサンドル・デュマ著/岩波文庫)
 アホ子アルベールが本領発揮中(笑)。そして、とうとう伯爵がパリ進出ですよっ! これからの展開にドキドキ。「待て、しかして希望せよ」なのだ!
「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」巻ノニ(夢枕獏著/徳間書店)
 長編だけど、おもしろいのでどんどん読める。空海と逸勢、2人の漢っぷりは最高。
「予言の守護者―ベルガリアード物語」(デイヴィッド・エディングス著/早川書房)
 店頭で思わず表紙買いしたもの。わたし的にアタリ。これって有名なアメリカ流ファンタジーみたいっすね。残りあと数ページってところ。続きの「蛇神の女王」も買ってあるので、早く読むゾ。

《読もうと思っている本》
「モンテ・クリスト伯」の続き、「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」の続き、「ベルガリアード物語」の続き、「南総里見八犬伝」(滝沢馬琴著)の続き、「陰陽師」(夢枕獏著)の続きなどなどのほかに、
「甲賀忍法帖」(山田風太郎著/角川書店)
 アニメやってますね(見たことないけど)。
「ビギナーズ・クラシックス 今昔物語集」(角川書店編/角川ソフィア文庫)
 岩波から出ている原文の文庫本も持ってるけど、こちらも。
「巌窟王」(アレクサンドル・デュマ原作/神山修一著/MF文庫J)
 昨年の秋から今年の春にかけて放送されていたアニメ「巌窟王」のノベライズ。本編にハマっている最中なので、買ってあるのにまだ読んでない。でも読むつもり。
「旅の終わりの音楽」上巻・下巻(エリック・フォスネス・ハンセン著/新潮文庫)
 友人に借りた。おもしろそうなので絶対に読む。
「陰陽師 鉄輪(かなわ)」(夢枕獏著/文藝春秋)
 陰陽師絵本シリーズの第3弾。新刊。「鉄輪」は大好きな話なので本編で何度も読んでるけど、村上豊さんのイラストが好きなので、買うつもり。

■最後に買った本(既読、未読問わず)
「モンテ・クリスト伯」第3巻
 なかなか置いてないので、探すのにいつも苦労する。けど、この本は簡単に手に入った。

■特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)
「ロードス島戦記」(水野良著/角川スニーカー文庫)
 シリーズ第1巻のこの本は、はっきり言って文章がお粗末。だけど、妙に惹かれるものがあり、今も読み続けてる。高校時代に見たこの作品のOVAがきっかけで好きになった。
「陰陽師 生成り姫」(夢枕獏著/文藝春秋)
 この物語での源博雅は本当に漢らしく、「最近俺は思うのだよ。朽ちてゆく草花は、いとおしいものだなあと」というセリフにホレる。そのあとに続くのは、女性とともに過ごした時間にできた女性の顔の皺も自分にはいとおしいというのだ。くーっ! いい漢だ、博雅! 大好きで何度も読んでる。
「着物がくれるとびきりの毎日」(きくちいま著/リヨン社)
 日常に着物を着る、というきっかけをくれた本。
「スーパーマーケット・マニア〜EUROPE編〜」(森井ユカ著/講談社)
 ヨーロッパのスーパーマーケットに売っている、かわいい小物を紹介している。ごてごてした商品デザインばかりを目にしているので、こういったシンプルな商品デザインは目の保養。
「ブラームス回想録集」全3巻(天崎浩二、関根裕子訳/音楽之友社)
 ブラームス好きにはたまらない、幻とも言われていた各著書を翻訳・編集したもの。日本にはこれ以上のブラームス本はありません(キッパリ)。

■バトンを渡す人(5名)
 もう、すでに回っている人がいたらすみません。次の5名の方へバトン渡します。もし、この記事に気づいたら、ぜひ書いてみてくださいませ。
 beeswingさん
 iioさん
 matsuさん
 Taddさん
 カナヰさん

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Les Freres その3

 またまたLes Freresのライヴに行ってきましたよ@横須賀 Younger than Yesterday
 今回は仕事も兼ねていたので、本番の前に食事をしながらちょっとしたインタヴューをさせていただく。NHKの取材が入っていて、相当バタバタしてたと思うのに、2人をはじめスタッフの方々のお気遣いに多謝。あとで文字起こしをしようとインタヴューテープを聴いたら、自分のあまりの舞い上がりっぷりに赤面。もう、そのときの自分が恥ずかしい! テープ聴いてられん! 守也くんと圭土くんに不快な思いをさせてしまったのではないかと、激しく落ち込む。
 _| ̄|○||| ←まさにこんな感じで。

 まあ、そんなことは置いておきましょうや。とりあえず。

 またまたすばらしいステージ、心を捕らえて離さない音楽には感嘆のため息。今回はファースト・ステージでもセカンド・ステージでも2人のソロ演奏があって、聴きごたえはもちろん十二分以上。セカンド・ステージで守也くんが弾いた曲がすごくよかったなあ。
 ファースト・ステージの演奏中に酔っ払って自分語りして騒いでいたおっさんがセカンド・ステージ前の休憩中に帰ったので、後半はおかげで集中して演奏を聴くことができてよかった。結構ファースト・ステージ中、辛かったんで。
 演奏にあわせて、観客のおばさま方が踊りだしたのにはビックリ。みんな楽しそうだった。いや、もちろんわたしもすっごくすっごくすごーく楽しかった(わたしは踊ってないゾ)。
 彼らのライヴは雰囲気がとても良い。

 もう、頭の中は、Les Freresでいっぱい。

 おっと、セットリスト。
 ……セットリストは……。
 今日はメモする暇なし、でした。
 くっ……不覚なり。

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FriggのAnttiくん

 Antti Järveläという人にハマってそろそろ1年。若くてかわいくて(ゴツイが 笑)彼の作り出す音楽が大好きで、彼の仕事を追いつづけてもう1年か。早いのう。アメリカでFriggの演奏を見たのが、まるで昨日のようだ。それくらい鮮明に覚えているし、みんなかわいかったなあ(遠い目)。
 そのときに言っていて、昨年から待ちに待っていたFriggのニュー・アルバムは、Kaustinenのフェス中に発売される予定らしい! うひょーっ! ということは、早ければ今月にゲットできる可能性大? これだけ待たされたんだから、いいアルバムをかーなーり期待。Anttiくんのことだから、きっと裏切られることはないと信じて。楽しみ楽しみ楽しみ!

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Lúnasa

 今まで「すごくいいよっ!」とススメられながらも、なかなか聴くチャンスがなかったLúnasa。友人からCDを借り、初めてちゃんと聴いた。
 ……彼らの音楽を知らなかったことを、恥じましたよ、ええ。なんというカッコよさ! 演奏は抜群! 聴いていて自然と体が動き出してしまう。もう、すごく幸せ。友人には「いまさら何言ってるんだっ!」と怒られた……。
 ずーっとThe Kinnitty SessionsのBallyoganという曲を延々リピートして聴いてます。かっこよすぎ、この曲。半音階進行がめちゃくちゃツボだ。

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歌うピアノ、踊るピアノ 〜Les Freres その2

 Les Freres(男性ピアノデュオ)と、FUTABA(女性ピアノデュオ)が共演したライヴへ行ってきました@原宿Blue Jay Way
 前半はLes Freres、後半はFUTABA、最後は4人でセッションというプログラム。

 「Les Freresって、すっごくすっごくいいんですよ!!!!」と職場でいろんな人に宣伝しまくっていたら、ピアノ好きな同僚が興味を持ってくれ、その同僚が作曲家のHさんを誘ってくれたので、3人で聴きに行ってきました。
 会場は小奇麗で落ち着いた雰囲気。座席が全部埋まると100人くらいのキャパだろうか。ライヴが始まるまで食事をしたんだけど、結構おいしかった。
 ライヴ中、同僚とHさんがLes Freresを気に入ってくれるかどうかちょっと心配だったけど、まったくいらぬ心配でした。

 セットリストのメモ。

ウーシーブギ
オーシャン
クロス 第1番
クロス 第2番
ジョーカー
ブギウギ 即興(演奏:斎藤圭土)
変歩長調(演奏:斎藤守也)
イーグル
For Kids'
ブギウギ 連弾
On Y Va!
フラワーダンス
ブギー・バック・トゥ・横須賀

 初めて聴いたときから思っていたのは、2人ともピアノとか音楽に対してすごく素直でいいな、ということ。今回のライヴでもそれは全開で、そんな2人を見ているとこちらもうれしくなってしまい、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 ただPAがなあ……。高音が微かに割れてた。最後の4曲は特に高音をガンガン使っていたので、余計気になってしまい「あーもったいない!」と思ったのでした。
 細かいことを気にしすぎかなとは思うけど、これも気になった。これも2人のせいじゃない。ピアノの側面!手の油跡で汚かったの(笑)。ちょうどライトがあたって見えるもんだから、さ……。せっかく綺麗なスペースなのに、場にそぐわないピアノの汚れ。会場的にこれはもったいなかったと思うゾ。いや、細かい指摘だって自分でわかってます、ハイ。

 FUTABAの2人は、かわいかったです。彼女らは電子ピアノでの演奏。手の交差を見せるためか。
 でも、すみません、個人的に電子ピアノの音は苦手で……。

 最後は4人でセッション。曲はイン・ザ・ムード。プリモがお互い入れ替わったりしながらの演奏に、いろんなやり方があって、可能性もあって、音楽的にも視覚的にも人を楽しませることができる連弾っていいなと思いました。ライヴのキャッチでもあった「歌うピアノ、踊るピアノ」とは、まさに言い得て妙。

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